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もともと金山沢を計画していたが、出合付近の雪が少なく、しかも栂池のゴンドラが点検中で運休ということで、直前になって白馬沢に変更。そして、当日はT世さんの体調不良で白馬沢も断念することになった。せっかくなので、丸山と杓子岳の間の小ピークからの急斜面を滑ってきた
先週も猿倉に来たが、その時は駐車場までかろうじて雪がつながっており、なんとかずっとスキーで下って来ることができた。1週間たった今日は景色は一変。1週間でかなり雪融けが進んだようだ。今年の春はなにしろ雨が多い。降るたびにまとまった雨になっているので、そのたびに一気に雪融けが進んでいるようだ。金山沢出合もすでに雪はほとんど付いていなかった。徒渉も大変そうだ。
快調に大雪渓の中間あたりまで登っていたが、2回目の休憩後にT世さんが失速。体がだるくなって、とてもまともに登って行けないとのことで、ここで下山することになった。1人で白馬沢を滑ろうかとも思ったが、この時にはモチベーションは下がっていたので、白馬沢は来年に取っておくことにした。それでも、せっかくここまで登って来たので、せめて稜線までは登ってみることにした。
滑降コースは、主稜線からの斜面で一番急なところを選んだ。上から覗き込むが、中間から落ち込んでいて見えないため、結構な威圧感だった。まあ、下から見て雪がつながっているのがわかっていたので、プレッシャーはなかった。実際滑ってみると結構な急斜面で、止まるとそのままずり落ちそうだった。滑り終わった後、シュプールを写真に撮ろうとしたが、滑った際の薄い雪崩で全て掻き消されてしまっていた。1500m登って、約1分の束の間の快感であった。そのあとの大雪渓はただの下山モード。デブリは意外と少なかったが、落石はあちこちにあり、今年買った板にはちょっとむごかった。
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