海の日の沢登りは、名古屋ASCの計画に便乗して釜川右俣に行ってきました(時間切れ敗退でしたが・・・)。梅雨の末期で水量が多いのでは・・・?この冬の大雪で残雪も多いのでは・・・?と懸念もありましたが、便乗山行ということでロクに下調べもせずにお気楽に臨んだのでありました。
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クソ暑い中、やっと釜川に到達!渓相は奥秩父+上越÷2ってとこか。天気は思ったよりも悪くない。時折日の差す蒸し暑い、まさに沢日和だ。果たして本来の入渓点である取水口までどのくらいかかるのか・・・。いきなりゴルジュの雰囲気。すんなり取水口まで行かせてくれない。結局、取水口までは1時間近くもかかったのでした。
さて、やっとこさ本来の入渓点。気持ち的には仕切りなおしといった感じだ。まずは大岩がゴロゴロとしたところを右から左から越えていく。しばらくで左岸に絶好のテン場を発見!今日はここまで!と冗談で言っていたが、まさか本当に今日ここで泊まることになろうとは、この時点では誰も思ってなかっただろうなあ・・・。次に現るは深くて大きな釜を持った滝。滝の高さは低いが泳いで行っても取り付けない。少し戻って右岸から高巻くが、登りでザイルを出し、沢に戻るのに懸垂。6人所帯なので時間のかかることかかること。このあとも巨岩や釜の通過に時間を食い、二俣まで参考タイム30分のところ、1時間40分もかかってしまった。今日のうちに最低清水沢まで進んでおきたいところだが、この調子だとどうなることやら・・・。この時点で半ば釜川を稜線まで詰めることは難しいなと思っていた。せめて三ツ釜だけでも拝むことができれば・・・。
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二俣から先も難所が続く。釜の先にチョックストーンが・・・。右をへつって右壁を登れそうな気もしたが、巻くほうを選択。少し戻って右岸から巻くが、結構高いところまで追いやられてしまい、懸垂で沢に戻ることに。ここでもしっかり時間を食う。次の釜+チョックストーンも登れない・・・。今度は右から低く巻けた。・・・が、最後の数mは懸垂となり、またしても時間を食う。巻きも多かったが、泳いで取り付いて登れる滝も結構あり、それなりに楽しい。水に浸かっても寒くないし。ただ、時間だけはえらい速さで過ぎていく。
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今朝は何時まで寝ていても良かったが、5時には目を覚ます。そして焚き火を囲んでまったりとしていた。取水口まで下降し、そこから重機用の道を登る。だいぶ登ったところで林道に。林道を歩くこと30分弱で車を止めた場所に到着。行きもこの道を使っていれば・・・。とも思ったが、結果的には時間切れにかわりはなかっただろうなあ・・・。
風呂は温泉おたくのM田君が探した、栄村の百合居温泉。100円也。ここは外観は仮設だが、風呂はそれを感じさせない作りになっていた。営業は12時からとなっていたが、開いていて、料金箱があり、湯も入っていたので、入らせていただくことにした。風呂上りの暑さといったら・・・。本日、関東甲信の梅雨明けでした。入浴後、釜川リベンジを誓って、名古屋組と別れた。
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