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三田原山 山スキー

ロケーション、天気、ルート・・・ともに最高でした。雪はイマイチか・・・。
 山域  妙高 三田原山
 山行日時  2005年1月24日(月)
 天気  晴れ
 登山形態  山スキー
 メンバー  T世
 行程  妙高杉ノ原スキー場⇒三田原山〜滑降〜スキー場
 温泉  入らず  参考: 妙高高原観光協会日帰り温泉施設情報 

他の三田原山の記録 ・・・ 2007年1月 2006年3月 2006年1月



全て天気が良かったから言えることだが、ロケーション、滑降ルートともに文句なし。登り始めてから滑り終わるまで、ずっと最高の気分!滑降の方はさておいたとしても、こんな景色と気分を味わえるのがスキーの醍醐味なのかも・・・?前々から来たいと思っていた三田原山だが、こんなことならもっと早く来ていればよかった・・・。迷わず定番に追加です。


スキー場TOP(9:45)⇒三田原山2300mピーク(11:15〜11:45)⇒滑降⇒スキー場(13:00)


三田原山の困ったところは駐車場。ゴンドラの方は無料だが、駐車場に戻るには下山後リフトを乗り継ぐ必要がある。逆に三田原ゾーンに車を止めるとそのまま降りてこれるが、駐車場が有料(600円だったかな?)になる。悩んだ末、下山後はスッと車に戻りたいということで、三田原ゾーンの駐車場に止めることにした。リフト3本(@500円×3)も痛いところだ。まあ、1900m近くまで運んでくれるのだから、文句は言えまい。

スキー場最上部から少し歩くと
リフトでゲレンデ最上部に上がると、月曜日だと言うのにもう既に数人が山に登る支度をしていた。週末のトレースがそのまま残っているので、山頂まではなんの苦労もないだろう。

真っ青な空と、白骨のようなダケカンバのコントラストを楽しみながら登りはじめる。雪崩注意の沢のトラバースだが、あまりそんな雰囲気は感じなかった。沢を渡ってからは、トラバース気味にどんどんと高度を稼ぐ。

遠くに水墨画のような善光寺平、だんだん低くなる黒姫山、ややかすみ気味だが大きい北アルプス、乙妻山の大斜面下見などを楽しみながら登った。

登り付いたところは2300mピークのやや西側。三田原山頂は妙高山の外輪山にある一つのピーで、ここからやや西のほうになる。滑りはじめは2300mピーク付近なので、今回は三田原山山頂はパスすることに。やや風があったので、風下側の斜面で落ち着いた。ここからは妙高山本体が間近に見える。ここと妙高山とは100mそこそこしか標高が変わらない。カルデラに下りてみたい衝動に駆られる。

稜線直下はダケカンバの疎林がきれい
黒姫山が眼下に
北アルプス方面

滑降ルートは南面なので雪質が心配だったが、案外通して悪くはなかった。間違ってもパウダーとは言えないが・・・。滑り出しはダケカンバがポツリポツリと生える、ほぼオープンなバーン。幅は果てしなく広く、斜度もほぼ一定の中斜面。快適この上ない。一気に滑ってしまうのがもったいないくらいだ。下るにつれてダケカンバが増えてくるが、邪魔になるほどではない。

上部は開放的なオープンバーン
少し下るとこんな感じ
さらに下るとブナが大きくなってくる

ダケカンバのうちはよかったが、半分くらい降りた頃だろうか、いきなり針葉樹の密林地帯に突入。少し前までならどうにもならなかっただろうが、多少上達したのか、うまく木をかわしながらターンすることができた。うるさいが結構楽しめる密林地帯というところか(?)。軽いパウダーもごく一部で残っていた。

下部はブナの原生林
最後は平原に滑り降りる
林道より、三田原山を振り返る

もう楽しいところは終わったのかと思ったら、また程よい間隔のブナ林となる。このあたりはわりと雪が良く、縦に縦に気持ちよく滑ることができた。尾根の末端の手前で沢へと下降。ここは尾根から沢まで一気に滑ることができて、今日一番満足できたところだった。平原に下りたところがまた雰囲気の良いところ。林道に出てからスキー場までも、これまた良いところ。通常、林道なんてただの消化試合のようなもんだが、ここは最後までずっと楽しむことができた。この林道はクロカンで来ても良いエリアかもしれない。大満足の1日であった。

下山後は今日の第2の目的が控えている。豊野(合併して現在長野市)にある「北鶴」といううどん屋に行くことだ。牟礼村から長野市に抜ける県道付近あるのだが、その県道沿いにないため、見つけるのに苦労した。苦労して見つけたのに定休日・・・。まあ、ちゃんと調べてから行けってことだわ・・・。


三田原山は安心してスキーできるエリア。悪天になっても、とりあえず下に向かって滑れば、どこかで林道にぶち当たる。

今回は池ノ峰へと伸びる尾根をトレースした。前半は尾根と言うよりもダラーッとした斜面。針葉樹が目立ち始めるあたりから尾根っぽくなる。池ノ峰とのコルの手前から沢に降りるシュプールがあったので、それを辿ると平原に降りることができた。

4人組みがほぼ同時に滑り始めたが、この人たちは沢の対岸の斜面を滑っていた。どっちが面白いかは、どっちも行った人に聞いてください。

登りは適当なところで沢を渡り、あとは尾根を回り込むように高度を上げていく。尾根を回り込めば大斜面なので、あとは好きなようにジグザグを切っていけば良い。・・・はず。


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