全山縦走初日、全装備を背負っての標高差1700mの登りはしびれました
7月23日(木) 天気: くもり 夕方にわか雨 | ||
白沢登山口(6:15発)⇒最後の水場(8:02〜25)⇒大凪山(10:37〜11:00)⇒餓鬼岳小屋(13:55着) | ||
前日は10時頃には床に就いたが、気が高ぶっているのかなかなか寝付けなかった。結局は3時間くらいしか寝れず、起床の時間となってしまった。I渕君という今車がないヤツがいて、縦走中車を貸す変わりに、登山口まで送るように頼んでいた。とは言っても、家から登山口まで40分もかからなので、たいしたアルバイトにはならない。
登山口に着くとタクシーで乗り付けた先客がいた。どれくらいの人が入っているのだろう。天気はくもりで、ところどとろ青い部分がのぞいている。はじめは沢沿いに道がついており、なかなか高度が上がらない。登山口の標高が900m台というのも精神的にきつい。しかも、高巻きが多く、せっかく登ってもまた下ってしまう。 初日ということもあり、荷も足も重い。30分続けて歩けない状態が続いた。沢筋の道から開放されると、今度は急登の連続。1800mくらいから雲の中に入った。標高でみると、この辺が今日の中間点だ。初めてのコースタイムのチェックポピントである大凪山に着く。コースタタイム4時間のところ、4時間32分。これだけ休んでいる割には健闘している。 百曲がりの起点でタクシーの人が休んでいた。あと1時間という看板があり、やっと先が見えた感じだ。だんだんと高い山の雰囲気になってきて、ちょっとしたお花畑もあった。なんとか2時くらいには着きそうだ。 小屋に着くと、意外にも裏銀が見えた。ガスは東側だけのようだ。テン場は少し燕方面に行った所にある。テントを張ったとたんに雷雨。あわてて荷物を取りこんだ。雨の音がうるさい中、ラジオを聞いていた。3時過ぎに雨は上がり、外に出ると安曇野が広がっていた。雨がガスを消したのか・・・。 サンダルで山頂へ向かう。小屋のベンチからはブロッケンが見えた。山頂近くには少しだけコマクサが咲いており、それを保護するように、まわりを石で囲んであった。展望はなし。今日のテント泊はボク1人のようだ。 |
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