28日目 家⇒扇沢⇒針ノ木峠

  天気はイマイチだったが、これ以上家にいるとダメになりそうだったので再び山へ・・・。

8月19日(水) 天気: くもり にわか雨
扇沢(8:10発)⇒大沢小屋(9:21〜35)⇒高巻き終了(11:00)⇒針ノ木峠(12:28)

朝起きると小雨だが降っていた。くじけそうになるが、ここは気を引き締める。ラッキーなことに、家を出る少し前に雨は止んだ。思いザックを背負い、片手にゴミをぶら下げて、自転車で出発。駅までの下り坂は、ほとんど漕がずにすんだ。6時35分の電車で大町へ。そして、ほとんど乗り換え時間なしで、扇沢行きのバスに乗る。

とりあえず雨が降ってなくてホッとした。針ノ木峠方面に向かう人は少なそうだ。雨続きのせいか鳴沢、赤沢とも増水していた。ストックを持っていたので、こういう石ころの徒渉には役に立つ。大沢小屋は静かだった。掲示板を見ていたら突然「オハヨ〜ウ!」と小屋番が現れた。「上泊まりか?」聞かれた。

小屋から30分くらいで雪渓歩きとなる。今年は雪が少ないが、ここはさすが日本三大雪渓。まだしっかり残っていた。ルートはしばらくは雪渓上だったが、途中で左岸の高巻き道に入る。この高巻きが結構大変だった。きわどい急な登りが続く。登った分また下るのではと心配していたが、下ることなく雪渓に戻った。このあたりは雪渓の崩壊が激しく、パックリと口を開いていた。

峠に着くと、反対側の山々が見渡せた。でも、蓮華から烏帽子の間の山々はあまりなじみがないので、どれがどの山なのかさっぱりわからない。地図を見ながら勉強。まあ、今日カッパなしでここまで来れるとは思わなかった。今日はこんなもので十分。明日からの尾根歩きの時にちゃんと晴れてくれれば言うこと無しだ。悪くても今日みたいな感じだったらいいのだが。

5時半前、山の天気をやっていた。なんと!明日は晴れ時々くもりか霧!「晴れ」というのが頭に来たのは、ほんと何日ぶりだろう。朝晩一時雨とは言っていたが、朝と晩に降るくらいなら、「どうぞ」という心境だった。なんだかワクワクしてしまう。ここのところ天気予報を聞くたびにお先真っ暗だったので、マジでうれしかった。まずは明日の蓮華岳山頂に期待だ。


⇒ 針ノ木峠〜蓮華岳〜船窪
1、白沢登山口〜餓鬼岳
2、餓鬼岳〜唐沢岳〜餓鬼岳
3、餓鬼岳〜燕岳〜大天井岳
4、大天井岳〜殺生ヒュッテ
5、殺生ヒュッテ〜槍ヶ岳〜北穂高岳
6、停滞
7、北穂高岳〜奥穂高岳⇔前穂高岳
8、奥穂高岳〜前穂高岳〜上高地
9、上高地〜西穂高岳〜焼岳〜上高地
10、上高地〜徳本峠⇔霞沢岳
11、徳本峠〜大滝山〜蝶ヶ岳
12、蝶ヶ岳〜常念乗越
13、常念乗越〜大天井岳〜西岳
14、西岳〜槍ヶ岳〜双六岳
15、双六〜笠ヶ岳〜双六
16、双六〜黒部平
17、黒部平〜薬師峠
18、薬師峠〜スゴ乗越〜五色ヶ原
19、五色ヶ原〜雷鳥平
20、雷鳥平〜大日岳〜称名平
21、称名平〜上市駅〜立山駅
22、立山駅〜室堂〜剣沢
23、剣沢〜剣岳〜剣沢
24、剣沢〜立山〜タンボ平
25、タンボ平〜黒部ダム〜家
26、家で待機
27、家で待機
28、家〜扇沢〜針ノ木峠
29、針ノ木峠〜蓮華岳〜船窪
30、船窪〜烏帽子岳
31、烏帽子岳〜野口五郎岳〜雲ノ平
32、雲ノ平〜高天原〜三俣
33、三俣〜水晶岳〜赤牛岳〜平
34、平〜黒部ダム〜扇沢
35、扇沢〜針ノ木峠
36、針ノ木峠〜種池〜冷池
37、冷池〜鹿島槍〜五竜岳〜白岳
38、白岳〜唐松岳〜白馬岳
39、白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳
40、朝日岳〜黒岩山〜栂海山荘
41、栂海山荘〜白鳥山〜親不知の海岸
42、親不知の海岸〜親不知駅