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テレマークスキー奮闘記(2006〜07)




今年でテレマークも3シーズン目。もう“奮闘記”なんて言っていられないが、わざわざ題名を変えることもないので、今シーズンも”テレマーク奮闘記”で通します。上手下手は別として、たいがいのところには行けるようになった。今年は上手に滑りたいなあ。悪い雪での安定感を高めたい。

今シーズンは小谷村、糸魚川あたりを集中的に攻めたいなと考えている。知名度はなくても、そこそこ楽しめる山はたくさんありそう。あとは定番化しているところには、今年も足を運ぶでしょう。また、恒例の上越・越後遠征、東北遠征も組み込みたい。2年連続流れてしまった、飛騨・北陸エリアの山も実現させたいなあ。まだまだ行きたいところだらけ。

  

過去のテレマーク奮闘記  ■2006年度版  ■2005年度版

 ■5月27日(日) 乗鞍岳 これでホントにシーズン終了
この週末は今シーズンの沢初めになるはずだった。K子さんから南アルプスの沢へお誘いを受けたものの、車の都合がつかずに、やむなくキャンセル。電車で3時間半もかけて飯田まで行っていられない。行きはまだしも、帰りはかなり辛いものがある。そんなわけで、土曜日はマツキンのハイキングに参加し、本日日曜日は乗鞍へスキーに行くことになった。

メンバーはU田君とT世さん。テレマーク3人衆だ。三本滝から位ヶ原山荘までのバスは3台の大盛況!この時期もう滑れるところが限られているから、集中するんだろう。位ヶ原山荘からみんな方々に散って行った。われわれは剣が峰を目指す。U田君ご希望の、山頂直下の沢筋滑降だ。稜線は風がビュービューで、シールをはがすのに精一杯。即効滑り。ガリガリだ・・・。派手に転んでしまった。

高いところはダメっぽいので、位ヶ原山荘の上の斜面に行ってみた。するとナイスザラメ!低下していたモチベーションが一気に高まった。昨年も今年も春先に雪が多く、まともなザラメを滑れていない。極上ザラメに“ザラメってこんなに気持ちよかったんだ・・・”と感じてしまった。すぐにシールで登り返し、富士見岳南の鞍部まで上がって滑った。この斜面が斜度、雪質ともに申し分なし!一気(正確には3分割)に位ヶ原山荘まで滑り込んだ。来てよかった。

終わりよければ全てヨシ!早く雪降らないかなぁ〜
 ■5月19日(土)  2007年シーズン終了?
だいぶサボってしまったが、あまり意味のないコーナーなので・・・。

行くとしたら今日が最後だったかも・・・?でも、天気も悪いし、モチベーションもすでに低い。雪不足に悩まされたシーズンだったけど、ゴールデンウィークと次の蓮華大沢がよかったので、終わりよければ全てヨシ!まあまあのシーズンだった・・・としよう。

雪がないために行く場所に困った3月以降。いつもなら谷川方面へ繰り出すが、今年は谷が埋まってないみたいで一度もいってないし、飛騨・北陸にも行くつもりが行ってない。滑れないことはないだろうけど、わざわざ遠くまで行く価値はなしとみた。白馬に行けば雪があるのはわかっていたが、なぜか敬遠した。妙高周辺が今年のパウダーシーズンのホームだった。わざわざヤブに捕まりに・・・。

2007シーズン 総集編

ベストツアー・・・GWの朝日岳周辺
まあ、これはイベントの規模からいっても当然か。ロケーションは抜群だし、周辺は無限の可能性を感じるエリアだが、アプローチが悪いのが難点。逆にそれが静けさを残しているってことだが・・・。

ロングツアー・・・小谷温泉から天狗原山越えで妙高杉の原
あまり意味はないツアーだが、それなりに楽しかった。最後の林道(ほぼ平坦)のシール歩き4時間はこたえた。

ヤブ大賞・・・妙高山から赤倉
妙高の山頂から赤倉スキー場までの間、大半がヤブ。しかもトラバース中心だったので、ルート取りが限られ難渋した。このツアーを経験したのあとのヤブは可愛いもんだった。

ベストパウダー・・・
ちょっと重かったけど、深さでいえば天狗原山の東面。軽さでいえば三田原山から黒沢に滑り込む沢。雪が少ない割りに、意外とパウダー滑れた今シーズンだった。雪の量と質は必ずしも連動しないのだ。

急斜面・・・三田原山山頂から大正池への斜面
立っているだけで怖かった・・・。もちろん最初のターンはもっと怖かった。数ターンはアルペンなので、テレマークで滑る意味はなし。

ベストビュー・・・天狗原山南東尾根
滑ってきた天狗原山の真っ白な東斜面、金山谷越しの焼山と火打山・・・。高さの割りに奥深さが感じられるところだった。あとは放山からの景色も毎度毎度素晴らしいし、妙高外輪山をぐるりと周ったときの景色もよかったなあ・・・。


テレマークの技術的にはどんなもんやら・・・。上手くはなっているが、たいして上手くはなってないかな・・・?腰が引けることが少なくなったし、太ももの疲れも減った。スピードもついてきたかな?あとはターンの滑らかさがないのが課題。シュプールを見るときれいな弧を描いてなくて、トゲトゲしているのだ。来シーズンの課題はそこらへんかな。しっかりと雪面をとらえた滑りを心がけよう。それが悪雪での安定につながり、スムーズなスピードコントロールができるのではないか。来年になったら忘れているかも・・・?
 ■3月18日(日)  ハクノリノーマルルート

天気:くもり時々晴れ時々小雪 寒かった
メンバー:5名(Dr.Y、K野家、T野家)

今日は会山行でハクノリ定番ルート。ここ数ヶ月、会山行というと人数が集まっていたが、何故だか今回は5名どまり。メンバーも変わり映えせず。天気予報もパッとしない。弱い冬型が続いている。寒さだけはイッチョ前。朝はウチあたりで−8度。真冬並みだ。山の中も風が強くて寒かった。もしかしたら今シーズン一番の寒さだったかも・・・?今シーズン一番の厚着で臨んだ。

スキー場はガスで視界が悪かったけど、ゴンドラ山頂手前でガスから抜けた。しめしめ・・・。ただ、主稜線には雪雲がかかっていて、時々風に乗って小雪が舞って来る。ロープウェイは動いているが、乗らずに歩くことに。自然園に着くが、そんなに人が多くない。ヘリは飛んでいたが、天狗原も多くはない。天気がイマイチなので少ないのか・・・?ハクノリ斜面に取付いている人も少なかった。昨年の平標で会った人(は平標沢)がいた。


天狗原を見下ろす
ハクノリ滑ったあと
天狗原の斜面

滑ったところも極ノーマルルート。風が強くて、風当たりのきついところは固かったので、無難に・・・。吹き溜まりは軟らかいが、風のおかげで雪は密密。滑り出しこそまあまあだったが、すぐに重ったるくなる。重い雪を調子に乗って飛ばしていたら、真ん中くらいから引っ掛かるようになり、危うく大クラッシュしそうになった。まあ、なんにしてもこの斜面は一瞬にして終わってしまう。ものの数十秒。

いつもなら生コン系かモナカ系の、手に負えない天狗原の斜面。今日はかなりマシなほうだった。快適とは言い難いが・・・。トレースで埋め尽くされていたのが、かえって幸いしたかもしれない。最悪は林道ショートカットだったかな。

今年はどこに行っても雪が少ないが、白馬あたりの標高の高いところはかなりマシ。最悪なのは、豪雪地帯の低山だ。
 ■3月15日(木)  鵯峰〜親沢横断〜ハクノリスキー場
詳しい日記はこちら
鵯峰からの滑降ライン
テレマークを始めてホヤホヤの時に、同じコースを滑った。かなりのパウダーだったと思うが、結局一度もまともなテレマークターンすることもなく終わってしまった。無念・・・。あれから2年、手も足もでなかった同じ斜面を、どのくらい滑ることができるのだろう・・・?まあ、ホヤホヤの時より上手に滑ったのは当たり前のお話。今日も同じくらいパウダーだったらよかったけど、今日は雪が古かった。

前回は快晴でスッゴイいい感じだった親沢中流部。今回も期待して出掛けたが、お天気が高曇りで白黒の世界。なんだか平凡でパッとしない景色だったなあ・・・。雪質も重要だけど、やっぱり山はお天気が一番だ!

 ■3月13日(火)  コルチナで重重パウダー
1月以来ゲレンデを滑っていない。毎年そうなんだが、山に行きだすとゲレンデはほとんど滑らない。そんなことだから、なかなかスキーが上手にならないのだ。そういうわけで、今日は久々にスキー場に行ってきた。行く目的は練習だったんだが、ちょうど寒波がやってきた。2月にはなかった寒波。どうせならパウダーを滑りたいということでコルチナへ。

仕事が終わって白馬へ向かう。白馬は雪少ないが、小谷に入るとしっかり積もっていた。コルチナも新雪たっぷり。9時過ぎにリフトに乗ると、ちょうど上にいくリフトが動くところだった。ラッキー!3番手で稗田なんとかコースのパウダーに突入。新雪たっぷりだが、ちょっと重い・・・。まだ降ってる最中なのに。2本くらい滑ったらほぼ斜面は荒らされて、パウダーあさりは終わり。しばらくで雪はやみ、晴れてきた。みるみるうちに手に負えないほどの重い雪に変わる。結局練習できなかった・・・・・・・・。
 ■3月10日(土)  妙高外輪山スキーツアー
詳しい記録はこちら
滑り好きの人にはビミョーだが、歩き好きには楽しめるツアー。妙高の本峰を見ながら周るという、ツアーの美しさもあるし。実際のところ本峰の景色よりも、刻々と変わっていく外側の景色の方が楽しいんだが。思わぬパウダーにも巡りあえたし、ルート取りも上手く行ったと思うし。ただ、藤巻尾根末端からの下りは、ヤブはまだしも雪がつながってなかったりで大変だった。ま、これは雪が少ないんだからしょーがない。

また同じルートをトレースしてみようとは思わないが、あちこちに雰囲気の良い場所、斜面があったので、次回は泊まりでゆっくりそれらをつなぎながら楽しみたいなと思った。
 ■3月9日(金)  大渚山もやっぱりヤブだった
詳しい記録はこちら
どうせヤブヤブだろうなあ・・・と思いながらも、今年も大渚山へとやってきた。本当なら北面を滑るつもりだったけど、小谷温泉の手前で通行止めになっていたため、今回も大草連からの往復となった。

ヤブは上の方はひどいが、中間から下は意外と滑れるところがあった。今年にしてはまずまずなほう。それよりも、大草連の集落の雪の少なさのほうが驚きだった。予想はしていたものの、地肌の見える大草連は初めてだったので、なんだか違うところに来てしまったみたいな感じだった。
 ■3月5日(月)  最悪の週末
この土日は中央アルプスの千畳敷で、県連のレスキュー訓練に参加してくる予定だった。土日とも晴れ予報!天気がいいのに訓練か・・・。訓練よりも山で遊んでいた方がいい・・・というのが正直なところだが、山で遊ばせてもらう以上はある程度の訓練もやっておかねばならない。今年は雪も少なく、どこに行ってもヤブヤブなので、こんな年に訓練系に参加しておくのもいいだろう。

水曜日の夜、風呂から上がって頭を拭いていたら、肩甲骨あたりに“ピキッ!”と痛みが・・・。筋でも違えてしまったか?いてててて・・・くらいの感じでその夜は経過したが、翌朝は激痛が。起きられない、寝返りも打てない。仕事があるので頑張って起き上がったものの、あまりの痛みに吐き気をもよおす。こりゃダメだ・・・。仕事はお休み。翌日もアウト。で、その翌日がレスキュー訓練の日。前日の午後には少しマシにはなったが、スコップで穴掘ったりなんて到底ムリ。やむなく訓練はドタキャンすることに。あ〜あ。

予報どおり土日ともまずまずのお天気。しかもポカポカ陽気。この陽気はスキーにとってはどうだか微妙だが、部屋に閉じこもっていなければいけない身にとっては毒。そこそこウロウロできるまでに回復しているだけに、余計にヒマを持て余してしまう。いっそのこと寝込むくらいのほうが割り切れるかもしれない。土曜のうちに治りきれば、日曜軽いところにでもスキーへ・・・なんて考えていたが、車に乗ろうにも首が回らないし、ハンドルも回せない。あきらめて日曜日もおとなしくしておくことにした。

日曜日は久しぶりに松本の町へ。T世さんのアイゼンを見に行った。テレ靴に合うアイゼンってのがなかなか無い。ICIにはめぼしいものはなかったが、さすがブンリン!値段も使い勝手も手頃なヤツをゲットすることができた。
 ■2月25日(日)  放山 笹倉温泉より往復
なんといっても放山のウリは景色。さほど周囲の山々は標高が高いわけでもないのに、豊富な積雪と特異な山容が日本離れした景観を造りだしている。2年連続となる2月の放山、2年連続いー天気に恵まれて、この日本離れした景観を満喫することができた。逆に言うと、タラーッとした山なので、滑降系の人たちには向いてない。

烏帽子&阿弥陀
放山の頂稜直下
山頂からの焼山

この早川流域の山域、放山には2度来たものの、他は焼山や火打山くらいしか来たことがない。山頂から見ているだけで、スキーで行ってみたい山が目白押し。お隣の空沢山、昼闇、鉢山、高松山、阿弥陀&烏帽子(山頂滑降は厳しそうだが・・・)、鉾ヶ岳も可能性はあるのか・・・?まあ、じっくりと攻めたい山域だ。

詳しい放山の記録は⇒こちら
 ■2月24日(土)  三田原山 山スキーその2   
■今日の三田原山

天気:雪(時々太陽が・・・)
メンバー:Ha〜Chang TmChang
タイム:出発(8:55)〜三田原山(10:30〜11:10)〜スキー場帰還(12:05)

スキー場に着くと、大雪になったかと思うと太陽の気配が感じられたり・・・の繰り返しで忙しい空模様。きのう雨が降ったのかカチカチの下地の上に約20センチ前後新雪が積もっていた。おかげでズルズル滑って登りにくい。先客(結構いた)のトレースを盗んだり、都合が悪くなると自分でトレースを作ったりしながら山頂へ。展望はほとんどなし。残念・・・。

雪降りの中の登り
今日はカンバも映えない
中間の針葉樹林の中で

さて滑り。新しい雪は文句なしのパウダーなんだが、如何せん浅すぎる。しかも、下地がカチカチなので、隠れたギャップに跳ね飛ばされながら滑っていた。中間から下は古いシュプールがそのままの形で凍って、その上にそれを隠すように新雪が乗っていて、とっても滑りにくかった。それでも新雪が降っただけまだマシ。降ってなかったらもっと苦労したこと間違いなしだ。ヤブも相変わらずで、1月に来た時から雪が増えたような気はしない。でも、今年行ったどの山よりも快適に滑れる斜面が多いのが三田原山だった。他がひどすぎるということなんだけど・・・。まあ、よっぽど極悪でない限り楽しいのが山スキー。とはいっても、雪がたくさん降ってくれるにこしたことはなし!

■三田原山というところは・・・
スキー場のリフトが1850mまで運んでくれ、足で登るのは残りの450mのみ。約1時間半のハイクで滑り出し点に。・・・でもって、滑れる標高差は約1000mという、とってもおいしいコースなのだ。あまり山ヤ的エリアではないのだが、生えてる木の雰囲気や景色の良さがあって、ついつい何度も足を運んでしまうのである。斜面は通して中斜面。滑り出しはカンバの疎林、そしてだんだんと木が濃くなり針葉樹林帯に突入し、ブナ林を経て林道に滑り込む。南斜面のため、天気が良いと雪がすぐに腐るのが難点。

■杉ノ原スキー場の早割り前売りリフト券
三田原山に登るには、ゴンドラ(1000円)+高速リフト(500円)に乗ってスキー場のてっぺんへ。そして、下山後にも高速リフト(500円)に乗らないと駐車場に戻れない。合計2000円と、結構な金額になってしまう。そこでたつの家はシーズン前に売り出される8枚綴りの半日券(10000円)を買っておいた。1枚当たり1250円。半日券の時間内(13時)に下山すれば、750円のお得になるわけだ。とはいえ、リフト券を消化しないといけないという義務が生じ、無理矢理行かなきゃ行けなくなるという事態に陥ると、得なような、そうでないような・・・?

■困った時の三田原山
三田原山は南に滑っていくと、必ず林道にぶち当たる。万が一林道を見過ごして通り過ぎたとしても、関川のガケで進退窮まる。もしホワイトアウトになったとしても、迷子になってしまう心配がない。登りも上へ上へと登って行けば、たいていは2300mピークに登り付くことになる。三田原山は悪天時でも安心して入れるのだ。今日がまさにそんな感じ。悪天覚悟での三田原山。猛吹雪だったら、前売り半日券でゲレンデでも滑ってりゃいいや・・・となる。

■三田原山のルート取り
これまで三田原山の南斜面は5度滑った。毎度毎度微妙に違うルートを滑っている。ルート取りは大きく分けて3つ。@池ノ峰へと続く尾根を滑る A2300mから続く斜面を滑る B2300mから続く斜面を途中から東側の斜面に乗り換える  他にもあるかとは思うけど、3つの中ではAが一番スッキリと降りれるかな。ちなみに今日はBで降りた。というか、Aのつもりが、いつの間にかBになってしまった。いい加減だ・・・。

■過去の三田原山

  三田原山の南斜面  2007年1月   2006年3月  2006年1月  2005年1月
  三田原山〜火打山〜焼山北面台地〜笹倉温泉  2006年4月
  三田原山〜妙高本山〜赤倉  2007年1月

 ■2月17日(土)  五地蔵山南東面
詳しい記録はこちら
五地蔵山は戸隠から高妻山へと伸びる尾根の途中にある目立たない山。しかし、戸隠牧場あたりから眺めると、わりと存在感がある。スキーで滑るにしても、今回滑った疎林の南東面の沢あり、昨年滑ったブナ林の北東面ありと、バラエティーい富んでいる。登りに使った尾根や山頂からの景色も申し分なし。

しかしながら、五地蔵山はあまり記録が見当たらない。もっと奥深いところにある乙妻山はとってもメジャーなのに、余裕で日帰りできる高妻山は脚光を浴びていない。なんでだろう・・・・?まあ、スケール的には乙妻山の北東斜面にはかなわないのだけど。ボク的には定番に加えてもいいかなと思った。
 ■2月12日(日)  平湯温泉スキー場〜金山岩
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岳人で紹介されたり、メーリングリストの投稿が多かったりと、今シーズン脚光を浴びている平湯周辺のスキーエリア。この3連休にトマの風御一行様が定着で楽しんでいるので、便乗させてもらう形で行ってきた。

平湯周辺は内陸に位置しているだけあって、中腹は黒々とした針葉樹に覆われている。ドーンと滑るような斜面は見当たらないが、木に覆われているぶん雪質は良いかもしれない。滑りはチマチマしてしまいそうだが・・・。天気の悪い日向けのエリアかな。今回は天気が悪かったが、天気が良ければ針葉樹林帯を抜けてからの景色はかなり良さそうだ。
 ■2月10日(土)  高妻山〜乙妻山北東斜面
高妻山の東面

詳しい日記はこちら
“高妻山に登って、山頂から東面を滑る”が今回の目論見だったが、残念ながらあと少しのところで高妻山登頂ならず・・・。かわりに、有名な乙妻山の北東面を滑って降りてきた。

 ☆高妻山東面
谷底を滑って降りれればいいが、今年のこの雪の少なさでは厳しい。東面を滑ってもすぐに尾根に乗らなければいけないようでは、東面を無理して滑る意味はなさそう。

 ☆乙妻山北東斜面
いろんな雑誌に紹介されている超有名ルート。適度な斜度の斜面が長く続いて、パウダーだったら極楽度満点!しかし、ここでも雪の少なさは否めない。極楽には程遠い。けど、ヤブはあるものの、今シーズンの中ではわりと滑れたほうかもしれない。ただ、乙妻山までの長い道のりを考えると、労ほどの滑りは期待できないかな・・・?
 ■2月3日(土)  天狗原山越え  小谷温泉〜妙高
詳しい日記はこちら

小谷温泉から天狗原山を越えて、妙高杉ノ原スキー場まで通り抜けるという、総延長20キロ、13時間行動の長丁場。朝3時から車の回送に走り、笹ヶ峰で日没をむかえ、スキー場に着いたのは夜8時前だった。疲れたけど、申し分なしの登山だったなあ・・・。

今回の山、もともと今年の計画には入ってなかった。2週間前に妙高山に登った時、天狗原山と金山があまりにも白く、滑降意欲をそそる斜面だった。単純にあそこを滑って見たい・・・から始まったのだった。話はすぐに具体化し、実現することになったのだった。

天狗原山はスキーで滑るのには向いてない。でも、スキーを使っての登山としては魅力。とにかく展望が良いのだ。前半は北アルプスの展望、中盤は刻々と形を変えていく雨飾山の展望。さらに山頂に着いてからは、こんなにも近いのか・・・と思えてしまう焼山と火打山の展望が素晴らしすぎる。この火打山と焼山は、長丁場を耐え抜き、山頂に登ったものにしかみることができない。けっこう大変な山だが、一度は登っておくといいだろうなあ。
 ■1月27日(土)  八方尾根スキー場
今日はT世さんの古い友達が八方に来ているので便乗。普段の年ならこの時期もうゲレンデにはほとんど行かないが、今年はなにしろ雪が少なく、ヤブとの格闘が目に見えている。そんなわけで、山へのこだわりもそれほど強くなく、ゲレンデでもいっか・・・ということに。

この日は白馬のみ大雪。終日湿り気味の大雪だった。そんな天気にもかかわらず、八方のお客さんの多さはすごい!ガスで視界が悪いのも相まって、滑りにくいことこの上なし。リーゼンなんかは飛ばせたもんじゃない。それでも十数年前のスキーブームの時に比べれば屁のようなものか?当時は苗場の大斜面は“1人1コブ”と形容されたくらいだった。

今日はエネミーで臨んだ。チューンアップにも出してないし、もうエッジの効きがよくないみたいだ。固い斜面では
ずれてしまう。それでも短くて細いので、ゲレンデではマントラよりも滑りやすい。リーゼンはいやだったが、兎平下のパノラマ?は端っこやリフト下に重いパウダーが残っていた。それを楽しみながらなんとか夕方まで滑ることができた。
 ■1月21日(日)  妙高山 本山スキー滑降  ヤブヤブ・・・
詳しい日記は⇒こちら
メインは妙高山への登頂と三田原山の裏側を滑ること。

ピークまでは登ってないけど、北峰の肩までは登ったのでOK!火打、焼山の眺めも最高!ただ、本山の斜面は勢いのよいヤブに登りも下りも悩まされた。三田原の裏側はかなりの急斜面。滑り出しはビビッた。2300Mから滑ると楽みたい。

メインはこの2つだったが、核心はこのあと。前山のトラバースで地獄を見た。ヤブさえなければ苦労はなかったと思うが、トラバースでのヤブは厄介極まりない。赤倉のスキー場に着いた時はヨレヨレだった。結局この日は三田原山からの滑りでテレマークターンをした以外は、赤倉のゲレンデを含めてずっとアルペンターンともいえないターンでしのいだだけだった。。
 ■1月20日(土)  白馬乗鞍岳
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先週の三田原山、雨飾山ともまだヤブがお元気。あれから1週間、まともに雪は降っていない。低い山はまだダメなのかなあ・・・と、白馬乗鞍岳に行ってきた。新鮮味はないが・・・。

普通の年よりも雪は少ないものの、スキーをするには十分な量。おまけにハクノリ東斜面ではパウダーを頂けた。ややパックされて重めだったが。ここは何度か滑っているが、パウダーだったことは少ない。雪はあまり降らなかったけど、気温はずっと低かったからな。ちなみに天狗原の斜面は重重雪・・・。
 ■1月14日(日)  雨飾山  P3で熊に遭遇⇒撤退・・・
詳しい日記は⇒こちら
昨日の三田原で山スキーのモチベーションが上がり、続いて今日も山へ。とはいっても、雪が少ないことに変わりはなく、どこでも行けるというわけではない。今日も雨飾山のP3から下はヤブに苦しめられた。

P3下で熊発見!その熊は、これからボクらが向かうP3・P2のコルに向かって登ってきていた。真冬に熊・・・。秋に餌を食べられず、冬眠できなかったのか・・・?だとしたら、おなかはペコペコのはず。普段なら避ける人間でも、空腹に耐えられずに襲ってきたらやばい。撤退しよう・・・。
 ■1月13日(土)  妙高 三田原山  今シーズン初山滑り!
詳しい日記は⇒こちら
雪不足のシーズン・・・。偵察がてら三田原へ。

上半分は多少ヤブはあるものの、気になるほどではない。今日は小雪が舞う天気で、逆に普段にはない三田原パウダーを味わうことができた。下はヤブが密生。ヘルメットとゴーグルの威力の絶大さを感じながらのスキー。まあ、このヤブ斜面は雪が多い時でもたいして面白いところではないので、もう三田原は解禁とってもいいのでは・・・?

そうそう、この日はつっちーの山スキーデビュー戦。登りはてこずっていたが、これは回数が解決してくれる。滑りはゲレンデ同様果敢に攻めていた。木を攻めて撃沈する場面もあったが・・・。でも、この突っ込み精神は将来性抜群だ。
 ■1月8日(祝)  コルチナスキー場
いい加減ゲレンデもつまらないので、ヤブ覚悟で山に入ってみようかと思っていた。しかし、降ると思っていた前日に意外と降らなかったみたいだし、荒れ模様の天気なのでやっぱりやめた。どこのゲレンデに行こうか散々迷った挙句、コルチナに行くことに。決め手は値段。貧乏たつの家にとっては、1日券、風呂、メシ付き2800円=前売り(通常のクーポンでも3420円)は神様、仏様、稲尾様的(古い・・・)スキー場なのだ。前日に一番雪が降ったのは白馬方面だっというのがホントのところだが。

    一緒に行った方々: A野キャプテン、かっ飛びT屋、修行中N畑、定番T世

コルチナは狙い通りのパウダー!運良く稗田山の急斜面2コースが今日からOPEN!(まだまだブッシュ有)。きれいなバーンを滑れたのは朝の2本くらいだけだったが、今年一番のパウダーを満喫。まあ、これまで青木湖ばっかりだったので当然といえば当然。時間とともに斜面は荒れて抵抗が増し、中年の太ももには酷な状況に。だんだんと滑るペースは落ちるものの、なんとかリタイアせずに滑り切った。

特筆すべきは、クーポン券に付いてくる食事券と入浴券。1000円分の食事券にプラス300円でホテルのバイキングにありつける。メニュー的にはボチボチ程度だが、日帰りなのにリゾート気分満点だ。風呂は通常1000円。1000円払って入る気はしないが、おまけなら大歓迎。風呂のキャパは大きいし、タオル付きなのもありがたい。風呂を出てから車まで吹雪の中を歩かなくてはならないのが難点・・・。

今週の新潟の週間予報は雪マークがずらり。しっかり降ってもらって、来週からは山滑りだ!
 ■1月7日(日)  サンアルピナ青木湖&佐野坂
きのうはカミ雪で安曇野でも雪が積もった。夜からは冬型に。依然として積雪量は少ないが、目立っていた石やブッシュを覆うには十分。スキー場に行ってみると、想像したよりもたくさんの雪が積もっていた。新雪が残っていたが、雪質は重いし、斜度がないので板が走らない。それでも午前中は新雪を滑っていた。

午後からはA野氏テレマーク体験。“新しいことをやるのは楽しい!”と面白そうだった。板と靴を貸したボクは、クロカンでゲレンデを滑っていた。クロカンとはいっても一応エッジ付き。しかし、靴がヘニャヘニャなので板に体重が伝わらない。加えて前後左右のバランスが悪いので、バランスをとるのに全神経を集中させる。おかげで体中に力が入って、筋トレ状態になってしまった。クロカンはごまかしが効かない。プラブーツの偉大さを再確認するとともに、良い練習になったような気がする。
 ■1月4日(木)  サンアルピナゲレンデスキー
3連続の青木湖。さらにゲレンデはえらいこっちゃになっていた。石やブッシュの切り株は3日前より激増。圧雪もかけられないので、ゲレンデは荒れ放題だ。ホントなら標高の高い八方や五竜に行くといいけど、2×1日券では1万円仕事になってしまい、出費がでかすぎ。今日一緒に滑ったA山君にはとっても申し訳なかったが、前売り券を持っている青木湖に行くしかなかった。落石地獄の白馬沢を思わせるゲレンデは、裏が穴だらけでチューンアップにも出していないエネミーが活躍した。

滑っていても楽しくもなんともないので、今日は割り切って練習に専念。デジカメの動画を撮って滑りを検証。コマ送りやスローで再生すると、自分の悪いところが良くわかる。しかし、悪いところは良くわかるが、それをどうすれば良くなるのかは謎だ。

年末の雪はもう風前の灯火。成人の日の3連休の寒波に期待!
 ■1月1日(月)  サンアルピナゲレンデスキー
鹿島槍の眺めがいい!
サンアルピナの3つのスキー場がつながったということで、今日も前売り券で青木湖に行く。1500円の青木湖単独1日券に1000円プラスすれば、サンアルピナ共通券にすることができる。2500円で鹿島槍から佐野坂まで滑れれば、リーズナブルといえるでしょう。

ゲレンデもアプローチも鹿島槍が一番いいんだが、青木湖の券を買っているので、まずは青木湖にいかなくてはいけない。一番しょぼいスキー場から入らなければいけないのはウザイ。年末の雪から3日降ってなくて、雪はだいぶ荒れてきた。マントラで練習したかったのでマントラを持っていった。でも、荒れて滑りにくいゲレンデ、ブッシュや石が出てたことを考えると、既にボロボロのエネミーで滑った方が良かったなあ・・・。
 ■12月30日(土)  青木湖ゲレンデスキー
ロケーションは良い!
やっと待望の雪が降った。これで白馬方面のスキー場はほとんどオープン。でも、思ったほどの雪は降らず、スキー場下部では20〜30センチ程度止まり。山を滑るには大雪があと2発くらいは必要だ。

今年は青木湖の前売り券(1500円/1日券)を買っている。やっと青木湖もオープンはしたが、佐野坂や鹿島槍とはまだ接続していない。青木湖だけではとても1日滑っていられないが、今日はN畑さんのテレデビュー。タラタラの斜面でほぼ1日滑っていた。
 ■12月24日(日)  栂池から天狗原  訓練系(7名編成)
去年の今頃は大雪で大変なことになっていたが、今年は平地ではどこも積雪なし。なんとも寂しいシーズンはじめ。山はもちろんのこと、ゲレンデもまだ全面オープンしているところはない。まだまだ下手クソなテレマーク、この時期にゲレンデで練習したいけど、今年はうまくいかないようだ。

クリスマスイブで日曜日のこの日、狭いゲレンデにお客さんが押し寄せてダダ混みになると思い、山へ逃げることにした。山に行くといっても雪は少ない。ここ1週間もほとんど降雪ナシ。山に行ってもまともには滑れないだろうということで、シーズンはじめに訓練的なことをやっておこうということになった。

晴れ予報だが、白馬はどんよりとした曇り空。ゴンドラは意外とガラ空き。スキー場のてっぺんまで登って、林道を歩き始めると雲の中へ。林道入口でトマさん3人衆と遭遇。毎年毎年、よく会うもんだ。雪の少ない栂池自然園は別世界で、見慣れない景色だった。ガスガスで視界が悪かったのもあるが・・・。自然園あたりで積雪1.2m。まだまだヤブっぽい尾根を登る。最近雪が降ってない割には、樹林の中はパウダーが残っていた。気温は低かったからな。天狗原の直下で雲海を抜けた。同時に白馬三山が!雲を突き抜けて聳えていた。見慣れた景色ではあるが、急に見えたのでインパクトが強かった。

雲海を抜けると白馬三山が
天狗原の直下を登る
こちらも白馬三山

雲海の上に出ると、白馬乗鞍岳も見えてきた。まだまだ雪は薄いものの、あの真っ白な大斜面はそそられた。でも、今日のテーマは“年に一度は訓練訓練”。時間もないし・・・。ハクノリの斜面は雪がたっぷり降ってからまた滑りに来ればよい。

■弱層テスト
ポカポカ陽気の中、まずは天狗原直下の斜面で弱層テスト(シャベルぽんぽんで)の練習。ノルマは1人3個。潅木の枝が出てきたりで大変だったが、まあしっかり掘れるだけの雪はあった。昨晩降った雪が弱層の上に乗っていて、ハッキリした弱層が確認できたのも収穫大。たくさんピットを掘って、自分なりの尺度を持つことかな。また、要領よく短時間で掘るのも大事。

弱層テストの練習を終え、今シーズン初めての山滑り。・・・は散々だった。潅木帯の日当たりの良いところは重い雪で滑れない。針葉樹の密林は木がモジャモジャで滑れない。ただ、樹林の中は雪が良かったので、思ったほどは苦労しなかった。まあ、なんにしても山を滑るという爽快感はゼロ。雪と戯れているだけだった。

■ビーコン訓練
自然園に降りて平らなところでビーコン訓練。デジタルありアナログあり、直角法あり電波誘導法ありと、捜索方法は1つではないが、これも自分なりにやりやすい方法で習熟することが肝要か。普段から時間のある時にチョコチョコと練習すればいいのだが、なかなかやる気にならないのがビーコン練習。今シーズンはマメにやるぞ!(ホントかなあ・・・)

ひと通りやることだけはやったので下山。今日は林道下りが一番快適だったなあ。ゲレンデもカリカリ・ボコボコだったし。栂池スキー場も雪不足の例にもれず、下りもゴンドラに乗らなければいけない。滑れない上に金がかかるという、なんともアホらしい状況。まあ今日は仕方ないとあきらめて、早めの大雪に期待!・・・といか、祈願!

 ■12月23日(祝)  野麦峠スキー場
11日にスキーを履いて山に登っているが、その時はスキーで滑ったって感じではないので、事実上は今日が初滑り。メンバーはずくなしさん、A山君、T世さんの4人。天気はまあまあだけど、寒く感じたなあ。

クリスマス連休ということで、人気のあるスキー場は混むし、かといって、広い範囲滑れるスキー場はまだない。空いててそこそこ滑れるということで野麦峠に白羽の矢が当たった。実際リフト待ちはなかったが、如何せん人工雪。感触はよくなかった。それでも練習と割り切って、午前券をフルに滑ることができた。

そうそう、ホントなら今日はさかえ倶楽部に行く予定だった。オープンイベントでリフト券タダ&レストラン半額!昨年も行ってよかったので、今年もと思っていたが、雪不足でオープンできなかったのだ。昨年の今頃は豪雪で、滑っても滑っても降る量の方が多く、夕方までパウダーが楽しめたのに・・・。なんじゃ今年は・・・。
 ■12月22日  雪が降らん
だいたいが滑った時の感想なんかを書くはずのこの奮闘記。今のところ、関係ないことばかりがネタになっている。そうはいっても、雪が降らないことにはどうしようもない。白馬の高いところはオープンしているものの、高い一日券を買ってまで滑る気はない。早く青木湖がオープンしてくれないことには。今は腰が悪くて滑れないからいいものの、このままだと年末年始も危うい状態だ。

昨年は暖冬予想であのドカ雪。スキー場は早くから全面滑走可となり、シーズンイン割引でおいしい思いをさせてもらった。今シーズンも予想は暖冬。今のところは悲しいかな大当たり・・・。12月のうちにゲレンデで練習して腕を上げ、年が明けたら山に入るというのがベストだが、今年は一昨年と同じパターンだ。ゲレンデでの練習はまだいいとして、年が明けても山に雪がないという状態だけは避けて欲しいもんだ。

未だ長野県北部の週間予報に雪マークはない・・・。
 ■12月17日  ぎっくり腰  
先週の五竜で痛めた腰・・・。なかなか治らない。きのう土曜日はゲレンデスキー、今日日曜は労山の雪崩講習会の机上という予定だった。スキーはちょっと無理だったが、机上の講習会にも出れないとは・・・。情けない。

現場は遠見尾根の大遠見付近。雪質はモナカ。数日前の降雪が前日の好天で表面だけ固くなって、なかはスカスカのまま。モナカの皮が破れたら、板が中に埋まって前転すること数回。埋まった板を抜く時に、変な格好で力を入れてしまって腰がグキッ!やってしまった・・・と、その時すぐにぎっくり腰を認識したものの、行動中で温まっていたため、動けないほどの苦痛ではなかった。とはいうものの、泊まりの荷物を背負って歩くのは拷問。とにかく腰がまっすぐにならないので、ゴリラのように前かがみで歩くことになる。必然的にザックの重みが全て背中へ。もう5分続けて歩くことができなかった。なんとか下山し、その日はたいしたことなし。

翌日も軽いぎっくり腰程度の症状。しかし、その翌日になって痛みが増す。起き上がれなくなり、2日間ほとんど布団で寝る。そのあと快方に向かった。ぎっくり腰は過去数十回やっているが、だいたい3日目までがヤマで、それ以降は急速に回復していた。しかし、今回は快方に向かったものの、なかなか全快とはならない。そして今日、朝からまた動けなくなってしまった。雪崩講習会はパス。午後になって歩けるようになったものの、今回のぎっくり腰の回復パターンは、いつものとちょっと違う。あまり長引くのもまずい。今シーズンは雪が少ないので、今のところは諦めがつくが・・・。
 ■12月15日  今年のゲレンデ作戦
テレ1年目は集中的に練習するために、栂池のシーズン券を買って通う。しかし、後半には栂池では物足りなくなって、つまらなくなってしまった。2年目の昨年は白馬ハッピー7に応募し、妻のみ当選。おかげで、白馬村のスキー場はわりあいリーズナブルな値段で滑ることができた。

さて、今シーズン。ハッピー7は2人ともはずれ、1ヶ所のみのシーズン券など買う気にはなれない。ということで、早割りの前売り券に注目。今までこの早割り前売りというのは良く知らなかったが、かなりの破格値で出回っていた。通常料金の半額以下というのもザラ。確実に何度かは訪れる三田原のベースである妙高杉ノ原、家から近いサンアルピナ青木湖、あとはおまけでコルチナのパック券を買った。今年の練習は青木湖が中心になりそうだ。1000円プラスでサンアルピナ三山共通券になるのもありがたい。

行きたいと思いつつ一度も行けなかったARAIが倒産したのはショック。それに代わるのはシャルマンということになるのか。ここもまだ行ったことがない。放山のベースにもなるし、一度行ってみたいスキー場の現時点ナンバー1かな。
 ■12月11日(月)〜12日(火)  五竜岳を目指すも、西遠見山までしか行けず・・・
詳しい日記はこちら
この山行は山スキーに入れていいのか微妙なところ。最近は山スキーといえば滑ることに重きが置かれている風潮だけに、ラッセルの手段としてのスキーはカテゴリーが違ってきそうだ。でも、スキーを使ったことには変わりないので、ここに載せよう。まだネタがないってのも大きな理由・・・。気持ち的には、山スキーシーズンを前に、今シーズンの登山の締めくくりの気持ちで臨んだのだった。

雪不足、寝坊、悪天・・・などなどのために、五竜岳登頂はならず。西遠見で引き返すという残念な結果となってしまった。ま、これは仕方ないことだが、腰を痛めたのが一番の悲劇。モナカに埋まった板を抜こうとして腰がグキッ!このあと10日くらい腰痛に悩まされたのであった。
 ■11月7日  今シーズンの新兵器!
今シーズンも山スキー用品は欲しいものがたくさんある。しかし、今は金がない・・・。夏に使いすぎて。だから、今シーズンは資金のメドがたつまでは、大きな出費はできない。とりあえず、今年の新兵器としては、左の写真のザック。かもしかガラクタ市でゲット!4000円也。28Lとやや小さいく、ヘルメットが入らないのが難点だが、まあ普通の日帰りなら問題なく使えるだろう(と願う)。失敗しても4000円ならあきらめもつく。

今欲しいもの

  ・ウォークモード付きのビンディング  ラッセル、キックターンに威力大きそう
  ・GPS  地図を読めないボクには必携か・・・
  ・ザラメ用の板・・・4年履いたエネミーはもうボロボロ
全部挙げればキリがない。とりあえずは、こんなもんかな





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