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栂池に並んで山スキーヤーで賑わうのがこの八方尾根。ただ、栂池と違って八方尾根は谷滑降中心の急斜面揃い。八方尾根の両側は全て滑り尽くされているという感じ。ボクはあまり詳しくない。ただ、八方尾根を登るだけでも素晴らしいロケーションなので、まずは八方尾根の往復からやって、周辺の概念をつかみたいところ。
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旭岳北面から柳又谷源頭@ |
ロケーション  体力度  難易度   |
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白馬岳西面の柳又谷や清水谷の源頭にはのびやかな斜面が広がり、爽快度満点の滑りができる。ただ、白馬岳の主稜線を越えなければいけないので、日帰りでやっつけるには少し厳しい。泊まり装備でゆっくり味わいたいところ。
白馬山荘下から尾根を辿って旭岳に登る。頂稜を北に移動すると、旭岳北面のきれいな斜面が見える。柳又谷と合流したら、稜線に向かって登り返す。
柳又谷の源頭は約2200mくらいまでは台地状。丸一日かけて鉢ヶ岳あたりまで足を延ばすと充実しそう。 |
旭岳北面の斜面 |
過去の日記はこちら ⇒ 2009年5月 |
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白馬大雪渓A
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ロケーション 体力度 難易度 |
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大雪渓だけを目的に来る人もいるが、大半はアプローチに使っているのでは・・・?大雪渓は葱平までは快適だが、そこから下はデブリやらで荒れていることが多い。
GWから猿倉まで車道が通じる。雪が少ない年ははじめ雪がつながってないかもしれないが、早い時期ならたいていシールで歩ける。林道を辿ると大雪渓の末端である白馬尻へ。そこからはひたすら大雪渓を登るが、広くてずっと先が見えるので、なかなかつらい登りだ。
大雪渓は夏冬問わず、事故が頻発しているので、雪崩と落石にはとくに注意したいところ。
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白馬大雪渓 |
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清水谷源頭から白馬鑓ヶ岳B
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ロケーション  体力度  難易度   |
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旭岳から白馬鑓ヶ岳を囲む流域が清水谷。こちらも源頭部は伸びやかな斜面が広がっていて、快適度満点の滑りができる。
白馬山荘下から滑り込む。沢筋を行かずに、左岸の台地を滑る方が楽しいと思う。台地の末端から谷に降りると、そこは二俣の少し上。ここから白馬鑓ヶ岳を目指すが、ここも谷を詰めずに左岸の台地に上がる。2377mからはボウル状の斜面をひたすら登り、白馬鑓ヶ岳の肩に出る。白馬鑓からは鑓温泉経由で戻るもよし、杓子沢で戻るもよし。
逆ルートで白馬鑓から滑って、清水谷を登り返すのも楽しそう。 |
清水谷の左岸台地は快適! |
過去の日記はこちら ⇒ 2009年5月 |
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杓子沢C
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ロケーション 体力度  難易度  |
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白馬鑓ヶ岳と杓子岳の間から落ち込む沢が杓子沢。滑り出しはコルからでもよし、白馬鑓の山頂からでもよし。後者はけっこうな急斜面だ。
はじめは広くて緩いが、徐々に狭く急になる。ノドの部分では落石も多い。しかも、石が白いので発見が遅れ、どうしても踏んでしまうのだ・・・。ずっと滑るとややこしい部分に突入するので、左岸の尾根を越えて小日向のコルに至るか、もうひとつ尾根を越えて長走沢に滑り込むとよい。いずれにしても、杓子沢はイマイチ快適ではない。 |
杓子沢の滑り出し |
過去の日記はこちら ⇒ 2002年4月 |
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白馬鑓ヶ岳D
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ロケーション  体力度  難易度   |
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白馬鑓ヶ岳から小日向のコルへの登り返し点まで、ガッツリ1300m滑ることができる。毎年行きたいくらいの文句のつけようのない斜面なんだが、なんせ時間がかかる・・・。小日向経由にしろ、大雪渓経由にしろ・・・。最後に必ず小日向のコルへの登り返しが待っている。
大雪渓から登った方が早いような気がするが、途中で断念の場合、大雪渓しか滑れないのが難点。小日向経由だと登った分だけは滑れる。
小日向経由の場合、長走沢か猿倉台地経由でコルへ。いったん滑り、鑓温泉に向けて登る。さらに登って、白馬鑓山頂を目指すか、天狗山荘のあるピークを目指すか。どちらに登ってもスケールのでかい斜面が待っている。
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過去の日記はこちら ⇒ 2009年5月 |
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小日向山E
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ロケーション 体力度 難易度   |
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白馬ではマイナーな部類に入る小日向山。北面を滑るので厳冬期のパウダー狙いにしたいところ。山頂からは数本のルートが考えられる。
二股から南股入の林道をたどり、袖ガラ沢を見送り、適当なところで1288nを目指す。あとは尾根通しに八方尾根の景色を見ながら小日向山へ。晴れていれば白馬三山の眺望抜群!山頂からは北から東にかけての斜面は全て滑れそうだ。ボクだちは林道の1130m地点に出た。帰りの林道、重機のトレースがあれば楽勝だが、ラッセルになると辛い。 |
小日向山中腹はきれいなブナ林 |
過去の日記はこちら ⇒ 2005年1月 |
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八方押し出しF
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ロケーション 体力度 難易度  |
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栂池に次ぐ白馬エリアの銀座である八方尾根スキー場。ここが色々なルートの起点になるが、一番お手軽で滑りごたえのあるルートが、この八方押し出し沢だ。
八方池山荘からものの30分も登ると公衆便所。もうここから滑り出せる。標高差900mが、適度な斜面が南股入まで続いてくれるのだからうれしい。お隣のガラガラ沢は雪崩る沢なので入らないように。
南股入に出るところで、トラバース気味に高度を稼ぎながら下流に下る。堰堤を越え、林道が近づいたところで渡渉して、林道に登り返す。あとは林道を南股入まで。車が2台あると便利。こんなお手軽コースだけに人は多い。ツアーも多い。 |
押し出し沢へと入っていく |
過去の日記はこちら ⇒ 2008年1月 2006年1月 |
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唐松沢G
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ロケーション  体力度  難易度   |
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唐松山荘と唐松岳のコルから落ちる唐松沢。栂池あたりからでもよく見える谷だ。スケールの大きさでは白馬エリアでも屈指。ロケーションに酔いながら滑ろう。
八方池山荘から八方尾根をひたすら登って唐松山荘へ。直下がいやらしいので注意。コルに下り、雪庇の弱点からエントリー。急なのははじめのうちだけ。徐々に斜度が緩んでいくので、恐怖感は少ない。とにかく広いU字谷で、振り返ると不帰の岩峰が鋭い。
Dルンゼが出合い、不帰沢が出合い、無名沢が出合ったところで、右岸から滝を巻く。あとは、ガラガラ沢方面からのトレースを辿り、林道に乗り上げ、二股まで滑って終了。充実感で一杯になることでしょう。 |
唐松沢を少し下りて |
過去の日記はこちら ⇒ 2004年2月 |
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無名沢H
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ロケーション 体力度 難易度  |
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八方池と丸山の間から落ちるのが無名沢。八方沢とも言われるようだ。ここも厳冬期からよく滑られているが、雪崩も頻発しているので、雪質と転向には気を配りたい。
ここも発砲池山荘が起点。八方池を越えたらどこからでも滑り込めるが、丸山まで登ってから滑ると大斜面を滑降できる。谷はすぐ細くなってしまう。
南股入と合流するとすぐに滝となるので、合流する手前で右の斜面を巻き上がるようにすると、スムーズに滝を高巻くことができる。 |
無名沢源頭はきれいな斜面 |
過去の日記はこちら ⇒ 2004年2月 |
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