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大渚山はお気に入りの山のひとつ。登った回数は一番多いのかもしれない。コンパクトな山なのでお手軽なのである。里から見ると地味な大渚山だけど、登って見るとそのロケーションの良さにビックリする。足しげく通っているだけあって、あちこちに足跡を付けている。大渚山の語源?である北面の岩峰以外は、どの面も滑ることができる。
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大渚山 北面ルート |
ロケーション  体力度 難易度  |
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北面はブナ林の1段目と疎林になっての2段目までがすこぶる良好。その先はロケーションは良いけど、ダラダラ感が否めない。なので、2段目まで滑って、1096mの上までに大渚沢の二俣あたりにトラバースで滑りこむ。そして、忠実に沢を詰めて1365m南のコルに登り上げるのが、おいしいとこ取りのルート取りと言えそう。
また、タケノコの両側どちらでも滑って、1250m台地からコルに登り上げると効率的。こちらは滑り目的のラインかな。
1365m南のコルから大渚沢を滑るのも、かなり気持ちよさそう。山頂から三角を滑ったあと、大渚沢へと継続するのが効率良さそう。ま、この場合は滑った斜面を登ることになるけど・・・。
大渚山の雪は重いので、ラッセルに費やす時間でルートが決まりそう。深いと山頂到達が精一杯になることも・・・。
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北面上部の立派なブナ林 |
過去の日記はこちら ⇒ 2010年2月 2011年2月 |
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大渚山 大草連ルート |
ロケーション 体力度 難易度  |
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毎年一度は訪れている大渚山。その中でも我が家の定番がこの大草連ルート。標高差こそ約750mと多くはないが、変化のある、コンパクトにまとまった斜面はお気に入りだ。
細いクネクネの道を大草連の集落の一番上まで登ると、3台くらい止めれるスペースがある。(駐車場ではなく除雪車転回場)。段々田んぼを登っていくと急斜面に当たり、車道らしき跡を右に登る。しばらく行くと大雪原に出る。このまま大雪原を登っても良いし、手前の広い尾根を登っても良い。
山頂からは大雪原に向けて滑るが、南面なので雪が腐っていることが多い。頂稜直下は雪崩の可能性もあるので注意! |
大渚山の頂稜へ |
過去の日記はこちら↓↓↓
2009.3 2008.2 2007.3 2006.4 2006.1 2005.3 |
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大渚山 1476m寄り道ルート |
ロケーション  体力度 難易度   |
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大渚山の西、一段下にこんもりとした台地があり、これが1476mの標高点です。特筆するようなところでもないが、何度も通っている大渚山で、何度も見ているだけに気になっていた。
大渚山の山頂から西斜面を少し滑る。1476mと大渚山のコルへ真北から登り返した。この斜面がフラットで素晴らしい。しかも北面。行きに西斜面、帰りに北斜面を滑ることができる。どちらも斜面、ロケーション、雪質がバツグンだ!
1476mは台地状で牧歌的な雰囲気が漂っている。大渚山だけでは半日で終わってしまうので、ちょっと足を伸ばしてみるのに良い場所かも・・・。 |
左のピークが大渚山 右が1476m |
過去の日記はこちら ⇒ 2012年3月 |
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大渚山から真那板山縦走 |
ロケーション  体力度  難易度    |
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大草連集落の裏山である大渚山と、大網集落の裏山である真那板山は尾根続きになっており、これを縦走するというもの。標高は決して高くないが、積雪量が多いのでスケールは大きく、ロケーションは素晴らしい。
せっかくなので湯峠から。大渚山山頂から西斜面を適当なところまで滑って稜線に乗っかる。あとはひたすら稜線伝いに真那板山まで。尾根に乗るところから真那板山まではずっとシールを着けっぱなしだったが、沓形山の北斜面は標高差が100mほどあるので、面倒に思わなければはずして滑りを楽しむのもよいかもしれない。
尾根歩きの時間が長いが、大渚山の西斜面と真那板山から大網集落への斜面は滑りごたえがある。車を下山地の大網に仕込んでおかなければいけないのが難点か。 |
遠くは大渚山 手前の沓形山に向かっています |
過去の日記はこちら ⇒ 2012年3月 |
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大渚山 湯峠コース |
ロケーション 体力度 難易度  |
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大渚山へのノーマルルートが、この小谷温泉から湯峠経由で登るルート。登りは大草連よりもずっと楽しいが、滑りを考えると難しい。ピストンではろくに滑れないし、大草連まで滑ると車を2台用意しなくてはいけない。
小谷温泉(いっときは雨飾荘まで除雪されていたが今は?)から鎌池へと斜面を登る。湯峠まで林道を進み、湯峠から夏道の通る尾根を辿って大渚山へ。小谷温泉からずっと変化があって、景色もよい。
滑りはやはり大草連か熱湯の斜面に求めた方が良いかも。そのまま小谷温泉に戻るとしたら、東面の三角で遊ぶしかない。あとは鎌池から小谷温泉の斜面はそこそこ滑れる。いずれにしても、登りとしての利用価値大だ。
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湯峠付近からの大渚山 |
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大渚山 熱湯ルート |
ロケーション 体力度 難易度  |
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最近ではこのルートはあまり使われていないような・・・。ほとんど記録が出てこない。悪い車道トラバースがマイナス要因なのかも。滑る斜面は悪くはないのだが・・・。
小谷温泉から熱湯への車道に入る。かなりきわどいし、雪崩や落石が怖い。さらに大きな沢を渡り、今度は大きな尾根を回り込み、その先から斜面に取り付く。1190m、1300mの平たん地を目標に登り、湯峠からのルートに合流する。あとは尾根通しに大渚山山頂へ。
滑りは頂稜の東端から東面に三角がオープンバーンだ。あとは登ってきた道を外さないように下り、車道を通り過ぎないように注意する。 |
大渚山からの雨飾山 |
2002年4月 ⇒ 日記なし |
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雨飾山南尾根 |
ロケーション 体力度 難易度  |
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雨飾山は滑れそうな斜面はあちこちにありそうだが、大渚山と比べてアプローチが悪いせいか、この南尾根くらいしかメジャーなルートはない。あとは雪が落ち着いてからの荒菅沢くらいか・・・。
小谷温泉からショートカットしながら林道を進む。夏山のスタート地点の正面に立ちはだかる斜面を登るとP3。正面を直に登ったり、ワセ谷の支流を詰めたりと、何通りかの取り付き方法があるようだ。P3まで登れば半分以上終わったようなもの。P2までは開けた尾根歩きだ。
P2から南東面にきれいな斜面があり、そこを滑ることが多い。雪崩の不安がある場合は、極力尾根通しで。P2からP1へは登ったことないが、けっこう登っている人がいるので、そんなに難しくはないと思っている。帰りの林道は斜度がないため滑らない。 |
P2からの南東斜面 |
過去の日記はこちら ⇒ 2001年4月 2002年3月 |
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茂倉峰西斜面ルート |
ロケーション  体力度  難易度  |
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大海川から金山に登るルートを途中でやめるのがこのルート。実際は茂倉峰の150m上の平坦地が最終到達地点。ここから300mほど極上の斜面となっているが、ここに至るまでのアプローチが長い。これを単なるアプローチと捉えるか、散策と捉えるかで、このルートの良し悪しが別れるところかな・・・。
小谷温泉から林道を辿って夏の登山口まで行くのが普通だが、これだとアプローチモードになってしまう。林道からはずれて鎌池東の台地に上がってしまおう。素晴らしいブナ林の台地となっています。
大海川沿いもロケーション良好ですが、雪が少ない年は時期が遅くなると川が割れてしまうのか・・・?上流に行くに従い両岸とも立っている箇所が多くなり、小規模ながら全層雪崩には注意が必要かな。 |
茂倉峰と海谷の山々 |
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天狗原山 南東尾根ルート |
ロケーション 体力度  難易度   |
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天狗原山は滑る山というよりも、スキーを使って登る登山的な山。東面は無木立バーンが続くが、西面はヤブっぽい斜面から始まり、上部は針葉樹の樹氷が楽しめ、頂稜は純白のオープンバーン。山頂からの展望は二重丸。見慣れぬ雨飾山と至近距離の焼山、火打山は圧巻だ。
栃の木亭がスタート。危ういトラバースのある林道を進み、適当なところから南西尾根に取り付く。尾根上もスッキリせずはかどらない。地形も複雑で、ルート取りが難しい。
滑りは登ったルートを忠実に滑ることになるが、まともに滑れる部分は少ない。尾根滑りが多く、ヤブをかいくぐったりと、ドーンと滑れるところはごく一部だ。2007年には天狗原山を越えて、妙高まで通り抜けた。夜明けとともにスタートしたが、杉ノ原に着いたのは午後8時だった。 |
天狗原山からの焼山、火打山 |
過去の日記はこちら ⇒ 2006年3月 2007年2月 |
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