三嶺最後の登り
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この岩には名前があるのか・・・?
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紅葉のほうはほぼ終わっているだんろうけど、どのあたりが見頃なのかはわからない。このあたりの山はほとんどが笹に覆われていて、広葉樹はあまり生えていないのだ。時々生えている広葉樹がところどころ赤く染まっていて、一面紅葉とはまた違った趣がある。
三嶺南斜面
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もうすぐ三嶺山頂
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三嶺に近づいてくるにつれて、迫力のほうも増してくる。笹の斜面に白い岩と、赤紫に染まったコメツツジといわれる低木が印象的だ。空の青さがまたいいんだわ。本州、とくに信州あたりには見られない雰囲気だ。雪がたくさん積もったら素晴らしいスキーフィールドになりそうだが、あいにく四国ではそこまで積もりそうにはない。
三嶺から西の山並み
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三嶺の東側と小屋
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三嶺山頂はあふれそうなくらいの人。決して狭い山頂ではないが、狭く感じてしまうほどだ。なるほど人気の山だということを実感。西を見れば三角錐の天狗塚まで続く、興味をそそるたおやかな稜線。この稜線はいずれ歩いてみたい。東には三嶺小屋までの頂稜と谷を隔てて剣山と次郎笈が。剣山から三嶺までの縦走も快適そうだ。
山頂では大休止。天気が良くて風もほとんどない。10月にこんなにのんびりできる山頂も珍しい。山頂に犬が登ってきた。首輪はしているが、どうも飼い主はいないみたいだ。どこから登ってきたのだろう・・・?あちこちでエサをねだっては食べていた。ブサイクだけど愛嬌はたっぷり。記念写真にも潜りこんでいた。
カヤハゲあたりから三嶺を振り返る
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さて、そろそろ戻ろうか・・・。少し降りたところでさっきの登山犬が追い越していった。そのあとは、ずっとボクたちを先導してくれるかのように前を歩く。分岐ではちゃんと待っているし。何者だ・・・この犬は。結局は登山口まで降りて、そのあとしばらくでどこかに消えた。また三嶺にでも登ったのかなあ・・・?
帰りはさすがにだるい。登り返しが3つ。うんざりするところだが、8人でわいわいがやがやしゃべりながら歩いていたらあっという間。今日はあとになるほど天気が良くなって、遅めの出発が功を奏した形に。駐車場でコンパスご一行様とはお別れした。みなさん、お世話になりました。 |
うんざりする林道を戻ってお風呂探し。ガイドを持ってないだけに苦労。高くても探すよりも安いだろうと、龍河洞の手前にある龍河温泉に入った。高いうえにしょぼい風呂でぼったくりだったが、汗は流せたのでよしとしよう。温泉のあとは夕飯。通りがかりのうどん屋に入ったが、これもぼったくり。オマケに明日予定の讃岐うどんツアーのガイド本を店に忘れてきた。今日は山以外は踏んだり蹴ったりだ。今晩は南国市の道の駅で寝た。