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南木曽岳


南木曽岳は中央アルプス、南アルプス、御岳、乗鞍岳の展望台


中央アルプスの展望(木曽駒から越百山にかけて)



 山域  中央アルプス  
 行程  南木曽キャンプ場⇒南木曽岳⇒金時山⇒下山コース⇒キャンプ場
 山行日時  2006年12月31日(土)
 天気  晴れ時々くもり
 登山形態  ハイキング
 メンバー  K野夫、I波、N畑
 温泉  



久しぶりのI波さんからのお誘いで、この年末年始は2泊3日で中央アルプスの南駒ヶ岳に登る予定だった。しかし、20日ほど前に痛めた腰が治り切らない。軽い荷物ならいいが、冬の泊まりの荷物では負担が大き過ぎる。ここで無理すると、この冬を棒に振ってしまうことになりかねないので、I波さんには申し訳ないが、日帰りの南木曽岳で勘弁してもらうことになった。

登山口(8:10)⇒下山道分岐(8:45)⇒南木曽岳(10:20〜30)⇒見晴台(10:50〜11:50)⇒登山口(13:35)

前夜はI波さんが我が家に泊まりに来て、久しぶりに酒を飲む。ビール、ワイン、日本酒・・・朝の目覚めは最悪だ。松本の合同庁舎でK野さんと合流し、塩尻でN畑さんをピックアップ。メンバーは揃ったというところで、T世さん体調悪くここでリタイアすることに。塩尻駅で降ろして、4人で木曽方面へと向かった。

  いったいどれがホントなの?


南木曽岳のルートは地形図(2万5千図)とガイドブック(分県登山ガイド)とでルートが違っていた。これまで6度南木曽岳に登っているT世さんがいるからいいやと思っていたが、突然のリタイヤ。まあ一般道なので問題ないだろうと現地へ向かった。

現地の案内板を見たら、地形図ともガイドブックともルートが違うではないか・・・。ルート表記が間違っているのか、ルートが変わったのか・・・?いったいどれを信じればいいのか・・・?

正解は現地の案内板。標識はたくさんあるので、行けばわかるし迷うようなことはない。蘭(あららぎ)が読めなかったら困るが。

■お天気など

空全体に薄い雲があって、抜けるような青空ではないが、風もなくまあまあの日和。雪は2日ほど前に降った5センチ前後があるのみ。登山口も山頂も同じくらいの積雪だったところをみると、2日前の雪以前は何もなかったようだ。中央アルプスなんかを見ても、雪が薄いなあ・・・と感じられた。

立派なハシゴもあった
最初の展望は恵那山
山頂には立派な看板と石碑

■ルート状況

道は整備されている。と言いたいところだが、中途半端なスカスカのハシゴに控えめな積雪のため、けっこう歩きにくい。斜めになったハシゴも勘弁してもらいたい。下りでは雪の下に潜む木の根っ子で滑って、何度も転んでしまった。不意の力がかかった時に、治り切ってない腰が心配だったが、時々鈍い痛みがあるだけですんだ。下山道はけっこうな傾斜だったなあ。今日の入山者は推定10名(I波氏によると)。

御岳
乗鞍岳と穂高
避難小屋と中央アルプス

■景色など

沢から尾根に上がると、まずは恵那山が背後に現れる。これが百名山?という感じだ(ここから見る限りでは)。良い言い方をすればどっしりとしているというところだが、あまりにも特徴がなさ過ぎ。南木曽岳山頂は針葉樹の林の中で展望ナシ。ここの往復で下山してしまったら、何しに登ってきたかわからない。山頂から金時山方面に向かうと、すぐに明るい笹原になる。そして、まず御岳、乗鞍岳が見えて歓声が上がる。避難小屋を過ぎて見晴台に来ると、中央ルプスのパノラマショーでさっきの倍の歓声が上がる。北アルプスは穂高が良く見える。南アルプスも見えるが、荒川岳より南しか見えない。晴れてはいるが、薄い雲があって、クッキリと見えないのが残念だった。

見晴台
見晴台からの中央アルプス
下山道は急下降

■見晴台でカップラーメン

避難小屋でカップラーメンの予定だったが、無風&日差しありでポカポカ。景色のよろしい見晴台でホッコリしていた。朝飯を抜いて、行動食を車に忘れたので、カップラーメンが唯一の食料(と思ったら、ソーセージがザックの底から出てきたが)。山で食うカップラーメンは美味いが、そのために水と火器を持ってこなければいけないが難点。ここのところは寒くて、持ってきたビールをお持ち帰りすることが多かったが、今日は大丈夫。グビグビと頂いた。1時間ほどゆっくりして下山開始。急な下り、ツルツル滑って転びながらの下山だった。




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