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西穂高岳西穂高岳より 槍ヶ岳と黒部源流の山々
ここ3ヶ月あまりは北海道に行っていたりで、たつの家2人での山登りばかりだったが、今日は山岳会の会山行。9名の大所帯での山登り。久しぶりにワイワイガヤガヤと楽しむべし!穂高組はいったんN田家に集合し、N田号で集合場所の波田町役場へ。穂高に行くには金がかかる。上高地ベースだとバス代と駐車場代が、新穂高だと安房トンネル代とロープウェイ代が。手間や体力面よりも財布のハードルが高いのが穂高。それでも山は一級品・金には変えられない・・・。
西穂高岳は何回目になるのか・・・?少なくとも5回は行っているか・・・。そのうち2回はRACやスピリッツのメンバーと行き、時間切れと体力不足で独標までしか届いていない。さて、今日はどうなるか。新穂高のロープウェイは標高差や定員で日本一と自慢のようだが、乗換えがあるので面倒臭い。2100m以上まで運んでくれるので、文句は言えないのだが・・・。
ロープウェイを降りるとまず目を引くのが、西側の笠ヶ岳。薄っすらとだが、先週の雪がまだ残っていた。笠山頂からの滑降ルートや、わさび平小屋上部の斜面についつい目がいってしまう。西穂山荘までの間は暗い樹林帯の中の、細かいアップダウンを繰り返す道。時々西穂方面が見えるが、概して退屈な道。ペチャクチャしゃべりながら歩いていた。
体育の日の3連休が終わり、大繁盛のピークは過ぎている。しかし、今日は快晴の日曜日。たくさんの人が西穂を目指していた。とくに独標の前後では渋滞につかまったりして、一番お手軽な穂高というのを実感。独標では休憩する場所がないほど。これぞ「黒山の人だかり」だ。ということでやむなく通過。次のピラミッドピークで休憩することに。
大半の人は独標どまりのようで、独標から先はわりかし静かになる。小ピークを越えるとまた小ピーク、また越しても山頂の間には小ピークが・・・。こんなことを繰り返しながら、やっとこさ西穂の山頂へ。時間はもうお昼。とはいえ、しっかり休憩しながらの登りで3時間チョイってのは立派なもの。新入会員2名を含む9名でだからなおのこと。たいがい9人もいれば、誰かが不調だったりしてブレーキになるが、今日は9人全員足並みそろってロス無く山頂へ。
西穂の山頂まで来ると、奥穂が大迫力で眼前に迫る。もう一息で登れそうなほどだが、間は一筋縄では行かない稜線。ここからは隠れて見えないアップダウンがたくさんあって大変なのだ。以前は奥穂からの下りで通ったが、逆もやってみたいところ。山頂は風も無く、太陽がずっと差してて穏やか。先週は雪が降ったが、今日はまた季節が逆戻りしたみたい。40分ほどまったりした後に山頂をあとにした。
西穂高岳・・・。やっぱりいい山だ。何が言いかといわれると、奥穂や前穂よりも少し低いところがいい。低い分、奥穂の迫力が倍増される。左右と後の展望もいいし。たどるコースも変化に飛んでて楽しい。お金がかかるのが問題だが、まだまだ何度も登りに来ることになるんだろうな・・・。
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