もともとは頚城の駒ヶ岳で話を進めていたが、天気予報はビミョーな感じ。日本海側は午後になるほど悪くなって、内陸や太平洋側は午後になるほど良い予報。迷ったが、大人数で足並みが揃わない可能性大ということで、無難に八ヶ岳にしておくことに。
朝6時に松本で集合。順調に集まるが、「あと誰が来るんだっけ・・?」状態。結局は合計13名。車3台に分乗して渋の湯に向かった。朝は曇りの予報どおり、諏訪から八ヶ岳は見えず、重ったるい雲に覆われていた。紅葉は渋の湯のだいぶ手前の道中が見頃。シャクにさわるが駐車場代1000円を払って渋の湯の駐車場に止めた。
13人の行列でゾロゾロと登り始める。こんな行列の先頭を歩くのは初めて。どのくらいのペースで歩いていいのか全くもってわからない。尾根までの急登、そこそこのペースで登っていたが、最後の方で脱落者が出たようだ。尾根上の分岐で休む。標高2000m以上の尾根に出たものの、周りは針葉樹で明るさはない。ここから黒百合ヒュッテまでは、針葉樹の暗い尾根を、コケでツルツルになった岩に苦戦しながらの面白くない登り。
空の方はだんだんと晴れ間が多くなってきて、小屋に着く頃には日が差す時間の方が長くなってきた。しめしめ・・・!。中山峠に出ると、やっとこさ視界が広がる。真上の空は青空中心だが、横には雲がたくさんあって、奥秩父の山は全面雲。後の蓼科山も上のほうは雲。そして肝心の天狗岳も山頂あたりには雲がかかっていた。あれま・・・。
山頂は大繁盛!
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渋の湯の駐車場には少ししか車が止まってなかったが、みんなどこから登ってくるのか、結構な人通りだ。まあ八ヶ岳は西に東に北に南に、あちこちから登山道が集まってきているからなあ。
山頂に着く頃には、いつの間にか山頂の雲はなくなっていた。風も思ったほどはない。八ヶ岳の南部は雲かなあ・・・と心配していたが、硫黄岳から赤岳、阿弥陀岳としっかり見えていた。ただ、逆光となるため、シラーッとしてしまっている。ま、お昼時だから仕方ない。大賑わいってほどではないもの、山頂は広くないのでちょっと窮屈だった。 |