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金松寺山&天狗岩
金松寺山・・・ 天狗岩・・・。地元の人じゃないとピンッ!とこない山なのでは?地元がどこなのかというと松本市(旧梓川村)。一応?北アルプスの前衛の山。蝶ヶ岳の隣の大滝山から鍋冠山を経て、さらに尾根を伝っていくと黒沢山があって、そして天狗岩となる。さらにさらにその尾根の末端が金松寺山という具合い。松本平から良く見えるが、特徴がないので目立たない。実際ボクも今回登ることになるまでは、よく知らなかった。その気になって見て、初めて金松寺山と天狗岩が特定できる感じだ。
このマイナーな山に登ることになったのは、山岳会のゴミ拾い山行のターゲットになったから。例年は鉢伏山と美ヶ原なのだが、美ヶ原にはゴミがないのと、2週間前に同じコースを歩いたということもあって、今年は別の山に行こうということになったのだ。ちなみにゴミは林道にチラホラ見かけられたものの、山道に入るとほとんど落ちていなかった。
展望はまあまあ・・・。大展望!という感じではない。樹林の間から穂高が少し見える程度。登る途中からは大滝山や乗鞍岳が見えていた。もっと展望に期待していたが、空気がモヤ〜ッとしているので仕方あるまい。それでも金松寺山の山頂に比べればずっと開けていた。
山頂からすぐのところに、右へ入る踏み跡があったので寄ってみる。すると開けた岩場に出た。なるほど・・・これが天狗岩か。松本方面の展望がすこぶる良好で気持ちが良い。なんだ・・・わかってたら最初からここで休憩したのに・・・。後の祭り・・・。岩には古い残地支点があった。クライミングのルートがあったようだが、長いアプローチのわりにルートはショボそうだ。下山は金松寺山山頂を巻くルートで。ヒノキ林のジグザグ下りは苦痛であった。
10人用のコテージに19人集まった。実はこのコテージ、10人用とはいっても間取りは余裕の5か6LDK。19人入っても余裕。山小屋感覚でいけば、30人は優に泊まれる。ただ、30人で宴会となるとリビングがちょっと狭いかな・・・。宴は予想通りの盛り上がり。しかし、山に行く前の早朝に仕事をしていたので、みなさんよりも先に(といっても12時は回っていた)ダウンしたのだった。そのままソファーで朝まで・・・。
翌日は、これまた山岳会企画でクライミング講習@大町の人工壁。基本的なロープワークと懸垂下降の練習で終わった。二日酔いと寝不足気味でシャキッとせず。一度も壁に取り付くことなく、先にオイトマさせてもらった。
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