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金松寺山&天狗岩




 山域  北アルプス前衛  
 行程  金松時林道⇒金松時山⇒天狗岩 往復
 山行日時  2007年6月2日(土)
 天気  曇り時々晴れ
 登山形態  ハイキング
 メンバー  H尾、N畑、K野、H尾Jr.、K泉、T世、(A日)
 温泉  ホテル アンビエント


金松寺山・・・ 天狗岩・・・。地元の人じゃないとピンッ!とこない山なのでは?地元がどこなのかというと松本市(旧梓川村)。一応?北アルプスの前衛の山。蝶ヶ岳の隣の大滝山から鍋冠山を経て、さらに尾根を伝っていくと黒沢山があって、そして天狗岩となる。さらにさらにその尾根の末端が金松寺山という具合い。松本平から良く見えるが、特徴がないので目立たない。実際ボクも今回登ることになるまでは、よく知らなかった。その気になって見て、初めて金松寺山と天狗岩が特定できる感じだ。

登山口(8:00)⇒金松寺山(10:10〜35)⇒天狗岩(11:30〜12:05)⇒登山口(14:20)

このマイナーな山に登ることになったのは、山岳会のゴミ拾い山行のターゲットになったから。例年は鉢伏山と美ヶ原なのだが、美ヶ原にはゴミがないのと、2週間前に同じコースを歩いたということもあって、今年は別の山に行こうということになったのだ。ちなみにゴミは林道にチラホラ見かけられたものの、山道に入るとほとんど落ちていなかった。

適当に林道を進むとゲートがあった。金松寺や天狗岩の標識はなし。果たしてここが登山口なのか・・・?里山やマイナーな山というのは、登山口をみつけるのが核心だ。林道を歩き始め、地図どおりに林道が伸びていたので、間違いないなと確信した。

林道が終わると山道に。この入り口には標識があった。ヒノキの植林の中に、送電線の巡視路や作業道が錯綜している。道はよく整備されているが、ひたすらヒノキ林のジグザグは単調で展望ナシ。日当たりが悪くて涼しかったのだけが救いだった。肩に当たる部分で少し視界が開け、樹林の間から松本平を見下ろすことができた。

金松寺山の山頂にはベンチやテーブルがあった。雰囲気は悪くないが、展望は全くナシ・・・。ワラビがたくさん生えていた。H尾さん乱獲。少し休憩して天狗岩に向かった。

さっきまでの暗いヒノキ林とは打って変わって、天狗岩への尾根は明るい広葉樹の道。やっと山っぽくなってきた。緩急を繰り返しながら最後に急坂を登ると天狗岩。ここは山の名前自体が天狗岩というようだ。

展望はまあまあ・・・。大展望!という感じではない。樹林の間から穂高が少し見える程度。登る途中からは大滝山や乗鞍岳が見えていた。もっと展望に期待していたが、空気がモヤ〜ッとしているので仕方あるまい。それでも金松寺山の山頂に比べればずっと開けていた。

天狗岩

山頂からすぐのところに、右へ入る踏み跡があったので寄ってみる。すると開けた岩場に出た。なるほど・・・これが天狗岩か。松本方面の展望がすこぶる良好で気持ちが良い。なんだ・・・わかってたら最初からここで休憩したのに・・・。後の祭り・・・。岩には古い残地支点があった。クライミングのルートがあったようだが、長いアプローチのわりにルートはショボそうだ。下山は金松寺山山頂を巻くルートで。ヒノキ林のジグザグ下りは苦痛であった。

天狗岩にて
下山後はみんなでカモシカスポーツのガラクタ市へと繰り出す。収穫は寝袋とズボン。どちらもとくには予定していなかったものだが、まあ無駄にはならないだろう。ホントはカッパが欲しかったけど・・・。今持ってるカッパは10年以上経ってしまって、防水性はあまりない。もっぱら防寒着として活躍している。

今週末のメインイベントはこのあと。山岳会の新人歓迎会ということで、穂高の泉郷のコテージを借りて宴会をするのだ。ゴミ拾いを終えたメンバーが続々と集結。コテージの管理棟となっているホテルアンビエントで風呂を済ませ、いざ宴会!

10人用のコテージに19人集まった。実はこのコテージ、10人用とはいっても間取りは余裕の5か6LDK。19人入っても余裕。山小屋感覚でいけば、30人は優に泊まれる。ただ、30人で宴会となるとリビングがちょっと狭いかな・・・。宴は予想通りの盛り上がり。しかし、山に行く前の早朝に仕事をしていたので、みなさんよりも先に(といっても12時は回っていた)ダウンしたのだった。そのままソファーで朝まで・・・。

翌日は、これまた山岳会企画でクライミング講習@大町の人工壁。基本的なロープワークと懸垂下降の練習で終わった。二日酔いと寝不足気味でシャキッとせず。一度も壁に取り付くことなく、先にオイトマさせてもらった。




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