下ではスカッと晴れていたのに、ロープウェイで上に上がると、急に薄い高い雲に覆われてしまった。せっかく昨日降った新しい雪がきれいなのに・・・残念。10人ゾロゾロと歩き始める。坪庭を抜け、北横岳の急坂を登るとまた晴れてきた。純白の雪がホワイト&ホワイトだ。北横岳ヒュッテで一休みして山頂へ。山頂に着くとまた曇ってしまった。でも、風がないので穏やか。記念写真を撮って山頂をあとにする。
三ツ岳を目指して
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三ツ岳の最初のピーク
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このまま来た道を戻っておしまいでは、あまりにも芸がないし物足りない。トレースはなかったが、オプションに組んであった三ツ岳へ向かうことに。ラッセル(ボクはしてないが)はヒザくらい?でも、雪が軽いので蹴散らしながら進めていたようだ。やっぱり固められたトレースを歩くよりも、誰も通っていない新しい雪の上を歩く方が気分が良い。
三ツ岳から雨池山へのコルに向かっては急下降。樹間を縫うようにボブスレー気分の高速絶叫尻セード。はしゃいだ後は、雨池山に向けての樹林の中の単調な登り。さすがにこの辺になると堪えてくる。雨池山は広いなだらかな山頂。山頂からは展望はなかったが、平らな山頂の末端まで進むと、縞枯山や坪庭方面の展望が開ける。最後の展望を楽しんで雨池峠へ。ここからは舗装路なみのトレースを辿って、雰囲気の良い縞枯山荘を経てロープウェイ駅に着。
三ツ岳は巨岩帯
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のどかにたたずむ縞枯山荘
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最後のスキー場は歩き組とスキー組に分かれる。当然スキーの方が早いので、時間調整の意味も込め、A野講師によるザックを使った怪我人搬送訓練。あーでもない、こーでもない・・・とやってるうちに、なんとなくコツのようなものがわかってきた。こういうのは、知っていると知らないでは、いざという時に大違い。山を楽しむのと同時に、色んな知識も身に付けなくてはいけないな。道中では新人さん向けに地図読み講習もやったし、なかなか例会山行らしかったのではないか。4時間のハイキングだったけど、盛りだくさんの内容であった。
楽しみのはずだった最後のゲレンデ。たっぷり歩いた後ではスキーモードになれず、おまけに太もももお疲れ気味。ゲレンデも固かったので、しんどい下山となった。歩きの時は歩きに徹するってもんかな・・・。