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姫木平 ハイキング


大スカに終わった今年のお盆の締めくくり(?)




 エリア  霧ヶ峰 
 コース  エコーバレースキー場から周遊
 山行日  2008年8月17日(日)
 天気  曇り時々晴れ
 ジャンル  ハイキング
 メンバー  T世
 温泉  家


“姫木平”?、それってどこ?T世さんが前日にネットで見てて、姫木平に行きたい!・・・と。このお盆、4泊5日の沢を計画していたが、悩ましい予報で中止にした。おかげでオリンピック三昧のお盆。最終日くらいどこかに行くか・・・。姫木平は霧ヶ峰の反対側(東側)、エコーバレースキー場あたりのようだ。

スキー場駐車場(8:30)⇒北の尾根(9:10)⇒稜線(9:40)⇒山彦谷南の耳(10:00〜30)⇒スキー場上(10:50)⇒駐車場(11:40)

地図もガイドもない・・・。どこをもって“姫木平”と言うのか・・・?道路地図を見ると、“姫木平”と名の付く別荘地とスキー場がある。ネットで探すと、スキー場をベースに周囲の山を周遊している。はじめ散策系かと思っていたが、結構な時間をかけて歩いているようだった。しゃーない・・・計画書書くか。

稜線に出たとこ
向こうのこんもりしたのは車山

ネットの記事を印刷してガイドブックがわりに・・・と思うも、あいにくプリンターはインク切れ。結局はネットで見た記憶と道路地図を頼りに歩くことになった。行きはビーナスライン経由で。山の西側はガスガス・・・。東側は視界あり!姫木平は東側!エコーバレーの駐車場に到着。周囲をグルリと見回すと、ネットで見た地図と合致!とはいえ地図なしなので、道を特定しやすい時計の逆回りで回ることにした。

八島湿原方面
車山方面

ゲレンデ内の林道を歩き始める。しばらくで右の山腹に入る道に乗り換え、北側の尾根に出た。ここからは草ボーボー気味だが、お花畑の道に。もっと早い時期ならもっと賑やかに咲いていたのかも・・・?ひと登りでブランシュたかやまスキー場のトップに出た。遠くの展望はないが、霧ヶ峰周辺の眺めはまあまあヨシ!風がほどよくあり、快適な草原歩きだ。

道中に生えていた花
ニガナ ネジバナ ゲンノショウコ
カワラナデシコ クサレダマ マツムシソウ
ウメバチソウ ナンバンハコベ ノコギリソウ
ミツモトソウ アカバナ マルバハギ

山彦谷北の耳で休憩。ず〜っと同じような稜線に道がつながっている。眼下のゲレンデを見ると、ヤナギランの群生があって、斜面がピンクに染まっていた。予定では殿城山まで回るはずだったが、この先に劇的な変化はなさそう・・・。だったら、このままゲレンデに降りて、ヤナギランを見たほうがお得なのでは・・・。ということで、急きょ変更。ゲレンデを下ることにした。とりあえず山彦谷南の耳を越え、下りきった鞍部から踏み跡を辿ってゲレンデへと出た。

散歩気分で歩ける
ゲレンデ上のヤナギラン

ゲレンデ上部の斜面にヤナギランの群生があったが、ヤナギランのピンクが青空と緑に良く映えていた。ゲレンデを登ってきた人の話では、鹿に食われて少ないとのことだった。南アルプスといい、八ヶ岳といい、困ったもんだ。ゲレンデに出てみたものの、見どころはここだけ。あとはチラホラとある花を見ながら、駐車場へと下っていった。意外と長かった・・・。

姫木平に行った・・・というよりも、姫木平ベースで周囲の山を歩いた・・・が正解か。メインの尾根の西側は八島湿原、南側は車山というビッグ観光地。その傍らにひっそりとあるこのルートはマイナー?時期的なものもあるかもしれないけど、ゲレンデ以外では誰にも会わなかった。歩いてみた感じでは、八島湿原から入ったほうが充実するかもしれないなあ。ま、たまにはこんなのもありということで・・・。
こんな感じで歩いたと思う


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