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御座山 ハイキング山頂に着いたらアラびっくり! 御座山山頂からの八ヶ岳
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「御座山」と書いて「おぐらやま」と読む。・・・と思いきや、「おぐらさん」が正解。活字で「御座山」は知ってて、耳で「おぐらさん」も知ってるけど、同一山だとは知らなかった・・・なんて人もいるかも・・・?そんな人いないか・・・。地味なエリアでアプローチも悪く、マイナーな印象が強い(ボクとしては・・・)けど、日本二百名山であり信州百名山でもある。肩書は申し分なし!そんな御座山へ冬枯れハイキングに行ってきました。
きのうと一昨日はスカッ晴れ。週末は下り坂。土曜日は辛うじて晴れのち曇りの予報。土曜日午前中勝負で行こう!御座山エリアは県内でも一、二を争うアプローチの悪いところ。下伊那の方が距離は遠いけど、こちらは高速が使えない・・・。2時間半かけて北相木村の白岩登山口に到着。先客は車1台。駐車スペースは広くはなく、せいぜい3,4台ってところか。南相木村の登山口の方がメジャーとのうわさもあるが、シェルパとT世さんは登ったことがあるので、今回は北相木村からとなったのだった。
先頭姉御で歩きだす。雲は多いけど、晴れ間もあってまずまずの天気。下り坂ということもあって、朝の冷え込みはここ数日に比べると緩め。まったりハイキングモードだったが、先頭の姉御がブンブン飛ばすので汗かいてしまった。テーブル岩のある広場で休憩。
ダラダラと傾斜のない尾根道がほとんどなので、時々出てくる急坂はこたえる。ひと登りで見晴台。ま、初めて展望が開けるってことで「見晴台」か。八ヶ岳方面は雲が多め。北の方ほど雲が少ないようで、雪をかぶった北アルプスが見えた。御座山は人気があるとのことだったけど、ここまで人の気配なし・・・。
前衛峰まで来ると、御座山山頂はもう目の前。パットしない山頂だなあ・・・。何の変哲もない、樹林に覆われた山頂。これが二百名山?と思えるほどだった。山頂は目の前だが、いったん下らなければいけない。コルのあたりは明るい白樺林(?)で雰囲気ヨシ!雰囲気良いのはコルだけで、また暗い針葉樹に突入。
急な坂を登り切ると、鬱蒼とした林の中に避難小屋。2002年新築のきれいな避難小屋だった。中もきれいなので、ここで泊るのもいいなあ・・・と思ったが、ここで泊るほどの山ではないわなあ・・・。
ここからわずかで山頂となるわけだが、様相が一変!北側は深い針葉樹でもっさかったのに、南側は切り立った岩場。展望良好!明るさ3倍増!思わず「わぁ〜」と声が出てしまうくらい。ガスガスの北アルプスの稜線を歩いてて、スパッとガスが晴れた時に匹敵するインパクト。これはちょっと大げさかも・・・。お預けくらいっぱなしで、最後にご褒美をもらったような感じだった。このドラマチックな山頂への出方は、瑞牆山に似てるなあ・・・なんて話もしていた。
展望の主役はやはり八ヶ岳。見晴台では雲をかぶっていたけど、今はその雲はほとんどなくなって、山全体に日が当っている。南アルプスは残念ながら雲の中。あとは浅間山と両神山が近いのが主なところ。その他、なじみのない山がズラズラと並んでいた。天気は悪くないのに、お客さん少ないなあ・・・。
今日はコンロ持参。日帰りの山でコンロを持ってくるなんて、いつ以来だ・・・?泊まりの山では当然コンロは持つけど、テン場以外で出すなんてまずない。そう、今日はまったりハイキングゥ〜!風下側に移動して、カップラーメン、コーヒー、スープ、ミルクティー・・・・。もっと気の利いたもの持ってくりゃ良かった・・・。山頂で1時間40分。こんなにいたのもいつ以来だろう・・・?
下山を始めるころには八ヶ岳に雲がかかってしまった。なかなか良いタイミングで登って来たもんだ。下山は休みなしで、とっとと降りる。下山後温泉は南相木村の滝見の湯。いつもは風呂から出たらとっとと帰るけど、ここでも風呂上がりに座敷でまったりとしてしまった。帰り道では雨も降り始める。よかったよかった。帰り道のかもめ食堂。ラーメンの麺は・・・だったが、ここでもまったり。今日は山でまったり、温泉でまったり、食堂でまったり。なんだか日々の疲れが取れるような、ゆとりのある一日でした。 |
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