勤労感謝の日の3連休、パッとしない予報で、これといったイベントはなし。まあ、天気のスキを突いてまたもや里山ハイキングかな。ということで、最終日の勤労感謝の日、青木村にある子檀嶺岳(こまゆみだけ)って山に登ってきました。字さえ読めないマイナーっぽい山ですが、一応信州百名山。青木三山にもランクイン!上田から青木村の方を見て、一番尖った目立つ山が子檀嶺岳です。
村松西洞コース登山口(9:40)⇒コル(10:05)⇒子檀嶺岳(10:40〜11:10)⇒登山口(11:40) |
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北アルプスは朝から快晴!しかし、肝心の東の山にはまだ垂れ込めたような雲が・・・。雲海は間違いないが、低山は雲海の上に出てこない。水中にある山みたいなもの。青木峠を越えると浅間山発見!眼下に子檀嶺岳らしき山も見えていた。しめしめ・・・。しかし、登山口付近には霧のようなモヤのような雲があり、子檀嶺岳さえ見えなかった。登山口までの林道は短いけど、軽には酷な道。
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ヌルヌルで折れそうな丸木橋 |
コルに出る手前で子檀嶺岳山頂が見える |
登山口からすぐに沢を渡るが、この丸木橋が本日最初の難関。ヌルヌルだし折れそうだし・・・。対岸に渡ると杉の植林の中の荒れた道を進む。バラの茎だけ残っていて厄介。この時期だからいいけど、草が枯れる前に来るとえらい目にあいそう。コルまでは湿っぽくてウサンクサイ道が続いた。
コルからは急坂の連続。傾斜がきつだけならいいけど、地面が面になっていて、さらに枯れ葉が積もっているので滑ることこの上なし。しかも、大量のドングリがベアリングになる。ふくらはぎがよく伸びた。いつの間にか雲はなくなり、ほぼ快晴に!良いタイミングで子檀嶺岳山頂に到着。
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遠くの山は四阿山 |
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遠くの山は浅間山 |
山頂は東の展望が開けていて、塩田平(っていうの?)越しの高度感ある眺めが素晴らしい。めぼしいところでは浅間山と四阿山だが、主役になるにはちょっと遠い。北アルプスは残念ながら途中にプカプカ浮いてる雲が邪魔して見えず・・・。蓮華岳と一回だけ爺ヶ岳が見えた。風がなくポカポカなのでゆっくりできるが、30分ほどで山頂を後にした。
下りの急坂は滑るけど、スリルのあるグリセードを交えながら楽しむ。30分で下山。下山後は子檀嶺岳の里からの姿を確認するために、道の駅に立ち寄った。来る時も立ち寄ったが、雲があって見えなかったので・・・。
子檀嶺岳には登山道が3本ある。今回は深く考えずに村松西洞コースにしたが、信州百名山のわりに登山道は荒れ気味。山頂は良かっただけに、ちょっと残念なところ。残りの2つのコースはどうなんでしょ?本日出会ったお客さんは、同じく村松西洞コースから登ってきた1名のみ。まあ、近いし短い、悪くないので、また数年後にでも来るかな。