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飯盛山ハイキング野辺山駅から清里駅へ 電車を使ったプチハイキング縦走
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今年の海の日三連休は、土日で沢登りの予定だった。・・・が、天気がパッとせず中止。梅雨が明けるか明けないかのこの時期は、予定通りにいかないことが多い。今年もそうなってしまった。最終日は晴れ予報になったが、前日までの雨で沢は微妙。また、仕事を残しているので、遅くなるのも困る。3日間ダラダラか・・・。海の日はもう1週後ろにずらすべきだ!
3日間ダラダラになりかけていたが、当日の朝起きて、T世さんの飯盛山に便乗することにした。3日間もダラダラしていたら体が腐ってしまいそうで・・・。遅く寝たわりに目覚めが良かったのも良かった。小淵沢まで高速に乗って、野辺山へ向かう。1000円乗り放題になってから、今だ恩恵にあずかれず。
飯盛山へは中腹の平沢峠に車を置いてピストンするのが最短。でも、なんだかあっけなさすぎ・・・。なので、野辺山駅から清里駅まで通り抜けることにした。全行程の半分以上を車道が占めるが、まあここは観光地。歩いてても楽しいのでは・・・?曇りがちだった空も、歩き始めるころにはきれいな青が広がる。野辺山駅からのアスファルト歩きも、八ヶ岳を眺めながらなので苦にならず。
30分ほど車道を歩いてから山道となる。こちらも明るいカラ松林でまずまず。ひと登りで車道に飛び出す。ここが平沢峠で、通常の登山口。ここは展望台になっていて、広い駐車場&トイレ&食事処(飯盛亭)が完備。数年前のガイドブックや登山地図には記載がないので、最近整備されたようだ。そういえば、新しそうな案内板もあちこちにあったなあ・・・。
さて、ここからが本番。はじめは平凡な道と森だが、尾根を乗り換えると一気に明るくなった。灌木とお花畑の道で、右の八ヶ岳の展望も良好。平沢山はまあいいか・・・・・と巻いた。しかし、このエリアの最高峰が平沢山だってことに、飯盛山で気が付いた。だったら登っておくんだった。
飯盛山侮れず・・・。丘のような山で、位置的に八ヶ岳の展望はいいだろうなと思っていたが、山自体がこんなにいいとは思わなかった。野辺山から見ても、どうってことなさそうだったし・・・。良い山には必然的に人が集まる。平沢峠からはなかなかの賑わいだった。 八ヶ岳のパノラマ八ヶ岳ばかりに目が行くが、南アルプスの眺めもなかなかのもの。甲斐駒が近くて格好いい。黄蓮谷にはまだ雪渓が詰まっている。北岳や間ノ岳の東面のカールにも残雪あり。あまり馴染みのないところなので、今年は多いのか少ないのかは不明。
山頂は適度な賑わい。金峰山が良く見えた。清里に向けて下るのだが、こっち側の道はあまり見どころナシ。しばらくでうっとおしい樹林に入ってしまい、黙々と下るだけとなった。車道に出てからもごみは多いし、景色もなし。おまけに最後は登りになって疲れてしまった。清里の街もパッとせず・・・。結果的には飯盛山は平沢峠からのピストンが一番良さそうだ。
清里に着き、電車までの時間にソフトクリームを食った。そして、土日祝に運行される臨時便に乗って野辺山駅へと戻ったのでした。小淵沢で延命の湯にハマり、ウチへと向かったのでした。最終日で一矢を報いたものの、パッとしない海の日3連休でした・・・。
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