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中御所谷 西横川 沢登り


ハズレのない西横川だが、今日は大当たり!



 エリア  中央アルプス  
 山行日  2009年8月13日(日)
 天気  晴れ
 ジャンル  沢登り
 メンバー  N川
 温泉  こまくさの湯(600円)

土曜日雨で泊まりの沢を流した。新潟は今日も雨が残りそうな予報。すぐに水が引きそうな沢・・・。遠くまでは行きたくないしなあ・・・。久々に行くか、西横川!西横川は快適度は満点、下山がないのでお気楽度も満点、アプローチも5分。近いので毎年でも登りたいくらいの沢なんだが、如何せん乗り物に金がかかるし面倒。バス&ロープウェイだもんな・・・。

しらび平(7:55)⇒東横川出合(8:15)⇒大滝上の二俣(9:00)⇒長谷部新道(11:05)⇒千畳敷(12:25)

最近にしては珍しく人が集まらず、Nねーさんと2人の沢登り。今日は大当たり間違いなしなのに・・・。しらび平に救助隊の人がいた。今シーズン西横川と東横川で遭難が3件起きているらしい。沢に入る人が多いからか・・・?米子沢状態になっているのかも。

2つ目の滝
水流にこだわるねーさん

しらび平から5分も歩かずに入渓。入渓点から少しの間は荒れた渓相で、この先ホントに極楽があるのか疑いたくなるくらい。堰堤を2つ越え、東横川を分けると、少しずつナメ系の滝が出てくる。今日はNねーさん堪能して下さいと、終始後ろからカメラマンに徹した。

日が当らず残念・・・
猛烈シャワーを浴びる人

大滝の一つ下の滝を猛烈なシャワーを浴びながら登っているパーティーがいた。よーやるわ・・・。その下に2パーティーが待機しながら見物。こりゃ時間かかるな・・・と、左岸を巻くことにした。巻くといってもヤブとかではなく、微妙なスラブ登りで楽しめる。待機組2組も後ろから来た。ありゃ登らないほうがいいわ。

ハイライトである大ナメ滝
同左

巻いてすぐに控えるのが、西横川最大の観光地である大ナメ滝。記念写真を撮ったりなんかしながら、しばし見とれる。左の乾いた壁が階段状で楽々登れるんだが、今日は昨日の雨の影響か、スタンスにゴミがたまっていて、なんとなくいやらしかった。

ここが二俣
快適この上なし
快適が続く続く
果敢なねーさん

大滝の上の滝で二俣になる。前回は左俣に入ったが、今回は右俣へ。空は真っ青で、日を浴びるカンバの葉っぱの緑が鮮やか。Nねーさん、わざわざ難しいところなんか登ったりして、滝登りを楽しんでいる。今日は完全にロープウェイ代とバス代の元はとったぞ!

とにかく明るい!
カンバが良いのも西横川のウリ!

今日の西横川は大賑わい!ウチらを含めて、見ただけでも7パーティー。ウチらより後に出る人もいるだろうし・・・。昨日の雨で泊まりの沢を流し、西横川に転進してきた人も多いだろうな。単独の人には抜かれたが、あとは全てゴボウ抜き。このままのペースで登るとすぐに終わってしまいそうなので、わざわざ休憩したりしていた。

西横川は滝滝滝の連続。ロープは出すまでもないが、全て楽々登れるとまではいかない。一応初級者向けとはなっているけど、滝登りがおぼつかない人がいたら、数ヵ所はロープを出すことになるでしょう。そうなると時間を食う。でも、時間をかけられるというのが西横川の良いところ。なんてったってロープウェイの時間に間に合いさえすればいいんだから。

ツメの段階に入って、疲れがドッと襲ってきた。ロープを出したりしてたら、そのぶん休憩できるけど、今日はロープは要らないからガツガツ登るのみ。休む暇なし・・・。標高差900mを3時間で登るなんて、夏道と同じようなペースだ。Nねーさん「もう終わっちゃう・・・」なんて言ってるし・・・。あっけなく長谷部新道が横切る地点に出ておしまい。

駒ヶ根のシガイチと南アルプス
宝剣岳

さてと、あとは長谷部新道を千畳敷に向けて横歩き。道自体は結構かったるいけど、西横川と中御所谷を分ける尾根を回り込むと、宝剣岳なんかが見えてくる。見えるたびにどんどん近く大きくなってくるので、苦痛を感じるヒマなし。ここらからだと喧騒の千畳敷と違って、静寂の千畳敷と宝剣岳を見ることができるのがうれしい。・・・が、帰るには喧騒の千畳敷に行かなくてはならない。30分並んでロープウェイに乗り込む。中御所谷が見える位置をキープし、いつものように中御所谷に目を奪われる。



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