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新田山 山スキー

笹倉温泉の裏山に登って滑ってきました

 エリア  頸城 
  山行日  2009年2月22日(日)
  天気  晴れのちくもり
  ジャンル  テレマークスキー
  メンバー  T世
  温泉  


阿弥陀岳と烏帽子岳

今週は笹倉温泉の裏山にあたる、標高923mの新田山に。先週は2月中旬というのに20度近くまで気温が上がり、白馬村など積雪ゼロに・・・。なんてこったの暖冬・・・。そのあと冬型とカミ雪で少し持ち直したので、笹倉温泉周辺の積雪状況の偵察を兼ねて新田山に登って滑ってきた。

焼山温泉(7:30)⇒新田山(10:10〜55)⇒焼山温泉(11:55)


     
重雪とアイスバーンのミックスで大変でした   ルートは大まかです

前日の土曜日はコルチナスキー場へ。新雪は深かったが、水分たっぷりで重重。高い山でパウダー狙いも考えたが、重かったら悔しいところ。なので、今年初めての低山里山系へ。予報は晴れのち曇りなので、行程の短い山だが早めの出発。2時間ほどで焼山温泉へ。雪少ねぇ〜

スタートは焼山温泉スキー場跡 はじめから雰囲気よろしい!  遠くは昼闇山

アケビ平に向かう林道が除雪されているので、焼山温泉スキー場跡を歩き始める。正面には昨年の春に行った昼闇山、後ろには鉾ヶ岳。笹倉温泉周辺の山は個性派揃いで、何度来ても感動もんだ。歩き始めからロケーションが良いのが最大の売り!ところどころにある杉の密集地が玉に瑕・・・。

新田山の中腹 中腹にある林道  バックは鉾ヶ岳

昨年の4月の時は林道はすぐに除雪終点となった。しかし、今日は進めど進めど除雪終点はやってこない。こんなんだったら車で入ってくればよかった・・・。橋あたりまで除雪してあるのかも?行きはいいとしても、帰りが思いやられる。途中であきらめて、新田山の斜面に取り付く。はじめのカベを登り切ると平坦で心地よい雪原状に。標高600mくらいとは思えない開放的な景色だ。

新田山の斜面と昼闇山 鉾ヶ岳

さて、肝心の笹倉温泉あたりの積雪。例年よりも少ないのは当たり前。2年前も雪不足だったが、その時と似たようなもんかなあ・・・?似たり寄ったり、五十歩百歩、目くそ鼻くそ。新田山の斜面には、本来だったら埋まっていると思われる灌木が多数。少なく見積もっても圧縮された雪2mは足りないな。とはいえ、このあたりはもともと疎林で、雪さえあれば登って滑るには問題ない。

終始阿弥陀岳と烏帽子岳が見えていた 日本海と早川郷

中腹の林道を使って位置修正し、山頂の真下からアタック。山頂に登り付くまで、どれが山頂なのかわからない。まあ、新田山は高いところ目指して登ればそこが山頂で、下りも林道まで滑ったら終わりなので、迷う心配は全くなし。山頂の反対側(東側)は絶壁で、一ノ倉川に真っ逆さまで落ち込む。焼山と火打山の展望も良いけど、あいにく南側の空は鉛色になってしまい、下の写真も白黒写真みたくなってしまった。残念・・・。

火打山と焼山  南の空はすっかり曇り空に 焼山と昼闇山

さて、待ちに待った滑り!・・・と普通ならなるわけだが、今日はイマイチ気が乗りません。というのも、登っている時の雪がなんとも言えない雪だったから・・・。パウダー、ザラメ、圧雪系などの滑りやすそうな雪は皆無。アイスバーン、モナカ、低反発素材系・・・等々、悪雪のオンパレードだった。ま、もともと今日のコンセプトは展望と好ロケーションの中を歩くというものだったから、それでいいのです。

適度な間隔の籔をくぐりぬけ、目まぐるしく変わる雪質に気が抜けず、おっとっとの連続。それでも楽しいのが山スキー。あっという間に下の林道へ。板をはずして除雪済みの林道を対岸へ。林道左岸を苦労しながら進み、スキー場跡を止まりそうになりながら滑って、汗だくでスタートの焼山温泉へ。気温は10度を超えていた。

パタゴニア



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