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この平日のうちにひと降りしたものの、依然として雪は少ない状態。低山まったりスキーはまだオアズケ状態。仕方ない・・・確実な白馬に行くか。そうはいっても、栂池の上の方で遊ぶだけでは面白くない。雪の量に不安はあったけど、ハクノリスキー場まで抜ける目を残しつつ栂池に向かった。
本日はko-ちゃんと2人。家まで迎えに来てもらう。白馬の天気は曇りで雪もチラチラしていた。きのうは少し積もったみたい。栂池の駐車場でN田氏目撃!声を掛けようとすると、逃げられた・・・。栂池ゴンドラに乗ると雲の中に突入。こういう時はだいたい上は晴れているものだが、予想は当たり、ゲレンデトップから上はまずまずのお天気だった。栂池上部で新雪30センチほど。思ったより降っているゾ!
今日はお客さん少なそう・・・。成城小屋の手前で鵯の尾根に向かうトレースに乗ったが、成城小屋から天狗原に向かうメージャーなルートは、単独ラッセルに励む人が1人いるだけだった。尾根に向かうとでっかいザックを背負った単独の外人さん。聞くと、今日は蓮華温泉泊とのこと。尾根に登り上がる。アッ!あのウェアは・・・。総勢3名のN田氏御一行が斜面を登っていた。
天狗原の東のピークに登り付くと、N田氏御一行がちょうど滑り始めるところだった。せっかくなので見届ける。みささん上手すぎ・・・。ボクたちはピークの北東面を物色。稜線上は風が強かったが、ちょうど風が避けれるところに落ち着く。穴掘りすると、30センチくらいのところが危なそう。きのう降った新雪かな。まあ大丈夫でしょう・・・。ジャンケンで勝ったボクが先に滑らせてもらう。
斜面に滑りこんだ瞬間、雪がずれたような感覚が・・・。顔まで雪しぶきを浴びているのでよくわからなかったが、とりあえず左の尾根状に逃げる。破断面30センチ、幅は20〜30mくらい?到達距離は推定300m。穴掘りでは黄色かと思ったが、実際は赤だったんだ・・・。けっこう斜面に入って掘ったつもりだったけど、条件に差があったか・・・?難しいところです。
残りの谷までの斜面は、デブリの端っこでパウダーを楽しんだ。やがて谷を滑るようになるが、部分部分楽しい斜面を拾いながら高度を下げる。この親沢上流部、南にマンモススキー場の栂池、北にはハクノリスキー場があるにもかかわらず、静寂の別天地だ。天気が良いとホントまったりできるところだ。谷がさらに細くなり、左側が崖っぽくなっているのが見えた。あきらめるなら台地状のここかな。ここで中休止してシールを付けた。すると上からN田氏御一行が。1本滑って登り返して、2本目滑って来たみたい。ゴルジュの中に消えて行った。
ここから若栗の頭へと続く尾根に乗るには、小尾根と小沢を何本かトラバースしなければいけない。最初の尾根に乗っかるのが大変だった。急斜面&深雪&重雪(南面なので)に息ゼーゼー、汗ダーダー。きつかったが、これもまた楽し。尾根に乗り上げるとあとは、クロカン気分で静寂の親沢中流部を歩く。対岸の尾根にN田氏が登っているのも見えた。岩峰の下で休憩し、最後の登りにかかった。
若栗の頭に続く尾根に登り付くが、トレースは北に延びている。若栗の頭は南東。しっかり踏まれたトレースは1本だけ。N田氏もこの先にいるに違いない。おやっ・・・とは思ったが、疑うことなくトレースについて行くと、N田氏が引き返して来た。間違ってたみたい・・・。往復10分のロスタイム。ま、ほぼ平坦だったのでダメージは少ない。尾根に登り付いたところまで引き返し、地図とコンパスで正規のルートへ。ちなみに、このあたりはガスで真っ白。朝の雲がまだ残っているようだった。これも間違えた原因の一つだが・・・。まあ、先週といい、こま目に地図とコンパスは出さなきゃダメだってこと。 若栗の頭に着くが、東面はモジャモジャ。仕方なく尾根を下り、スキー場へと向かった。最後の谷は上の方が少しだけ疎林。このあたりずっと雲の中だったようで、1000mそこそこの標高なのに、パウダーが保持されていた。疎林は束の間、。あとは籔と埋まり切ってないボコボコの地形に悩まされながら、やっとこさゲレンデへ。すでに時間は4時前。あちこちで少しずつ時間を食って、思ったよりも長い間楽しむ(?)ことができました。今週の平日は暖かい日が続くようなことを言っているが、なんだかこの先心配になってしまう・・・。低い山に早くたっぷりの雪が降ってほしいものです。 本日の足跡 |
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