紅葉の旬はズレたけど、残り物の紅葉を楽しんできました
山頂から見えなかったので・・・ 里から
山域 |
北信 長野市(旧中条村) 虫倉山 |
山行日時 |
2010年11月11日 |
登山形態 |
紅葉ハイキング |
メンバー |
単独 |
温泉 |
家 |
ほのぼの系の紅葉がたのしめる虫倉山。10月の末に行こうと思っていたけど、なかなかタイミングが合わず、すでに11月も中旬に。ま、来年に持ち越しかな・・・的ムードになりかけていた。でも、北アルプスが白くなり、紅葉は置いといて、冬枯れ展望ハイキングにコンセプトを変更して行ってきました。
不動滝コース登山口(9:55)⇒高福寺コース分岐(11:15)⇒虫倉山(10:50〜11:05)⇒高福寺分岐(11:15)⇒林道下降点(11:40)⇒林道(11:50)⇒不動滝コース登山口(12:00) |
虫倉山は8年ぶり2度目。手軽で楽しくて、もっと回数多くてもいい山だと思うんだが・・・。前回は快晴の予報だったのに、雲海が一日取れずにハズレだった。雲海の高さがちょうど虫倉山くらいの標高に居座るもんで。今朝は良く冷えて、放射霧も早々に解消し、これはいただき!
|
|
|
冬枯れハイキングの季節に突入です |
虫倉山は登山口がいっぱいある。今日は不動滝コースからにした。帰りは高福寺コースから途中で林道に下るコースを降りてみよう。駐車場には立派なトイレがある。中条村(もう長野市)の力の入れようが感じられるってもんです。4〜5人の年輩グループがちょうど支度をしていた。靴を履いてチャッチャと出発。
|
|
|
すでに葉っぱは落ちてしまっている・・・ |
2日前に嵐があったので、紅葉はほぼ期待してなかった。それでも、しぶとく残っている葉っぱと、地面に落ちた葉っぱ(落ちたばっかりなので、まだ色がある)で、辛うじて晩秋の景色だった。気持ちはとってもヨイ。朝は寒かったけど、ちょっと力を入れて歩いたら汗ばむくらいになってきた。
|
|
|
高福寺コースと合流 |
|
すぐにまた分岐 |
|
|
|
東屋があった |
|
東屋より白馬方面 |
高福寺コースと合流する。これで稜線に上がったので、標高的にはもうほとんど登ったようなもん。あとは緩いアップダウンの稜線歩きだ。なんでここに?ってとこに東屋がある。ほぼ中間だから?カラマツの隙間から白馬方面が見えるが、知らないうちに雲が増えてきている。ちょうど目の高さで帯状に雲がある。山頂までに取れるかなあ・・・?というか、無かったものが出てきたんだから、増える方向なんでしょうね・・・。
|
|
|
日陰には雪が残る |
|
気持ちの良い尾根道 |
虫倉山は1300mくらいの山。稜線に出て、日陰になるところには雪が残っていた。2日前は白馬の街中でも雪が降ったみたいだで。今年は山の初雪は遅かったけど、まずまず順調に冬が近づいているような・・・。普段の年なら、白くなっては融け、白くなっては融け・・・を何回か繰り返してから根雪になるけど、今年は一発目の雪から融けてなくなることがない(北アルプスの上の方の話)。
|
|
|
5センチくらい積もったのか・・・? |
|
展望盤と雲で見えない北アルプス |
山頂到着!残念・・・。漂う雲はちょうど後立山の稜線の高さに。位置的には虫倉山と後立山の中間くらいにある。白馬の街からはきれに見えてそうだ。登山口くらいの標高からだったら、雲の下に稜線が見えてるはずだ。ほとんど晴れてるのに、もったいない・・・。ま、しょーがないですな。気持ちが良いのでヨシとしましょう。戸隠もちょうど稜線だけ雲で見えなかったが、こっちの方が残念に思った。
|
|
|
戸隠方面もダメ |
|
四阿山と浅間山 |
|
|
|
山頂はいろんな物がある |
|
白馬を狙うも・・・ |
2時間くらい粘れば雲が取れてくれるような気もしたが、あいにく酒もつまみも持ち合わせていない。虫倉山は諦めて、里からの白馬に方針変更。とっとと降りて、美麻村のソバが有名なところ・・・なんて言ったかいな?峰竜太親子がつい最近行ったとこ。鹿島槍がきれいに見えるところに行こう!
|
|
|
高福寺方面の方が紅葉残ってた |
|
最後の紅葉なので・・・ |
|
|
|
最後の紅葉なので・・・ |
|
最後なので・・・ |
とっとと下って美麻に行くので、登ってきた道を下るつもりにしていた。10分で分岐に。でも、やっぱり来た道では芸がないので、途中まで高福寺コースで降りることにした。・・・が、あまり歩く人がいないんでしょうな。高福寺ルートは登山道というよりも踏み跡という感じ。そこに枯れ葉がくるぶしくらいの厚さで積もってるもんだからタチが悪い。
|
|
|
時々葉っぱのある木がある |
|
下山は太陽が正面 |
斜面をトラバースするところでは、足場が片足の幅くらいしかなく、そこに枯れ葉がたんまりと乗っかるもんだから大変。枯れ葉の下はニュルニュルの泥。恐る恐る足を出してると日が暮れるので、覚悟を決めて大胆に歩く。いったん滑ると止まらない。3回ほど滑落。地面がニュルニュルで、枯れ葉がベアリングになるので、ホント止まらなかった。下手な雪山よりもずっとアイゼンが欲しかった。
|
|
|
林道への下降中 |
|
同左 |
尾根から林道に下降するルートは地形図に載っていない。ホントにあるのかなあ・・・と心配になったが、ちゃんと立派な看板が立っていた。ここから100mちょっと下って林道になるが、標高が落ちるぶん、紅葉も多少残っていた。今年の山での最後の山の紅葉かな・・・と思いながら下る。林道を15分弱登って不動滝の駐車場へ。登り55分、下り55分のコンパクトな山だけど、妙に堪能することができました。
|
|
|
不動滝 |
|
登山口 |
虫倉山のふもと、中条村の集落がとってもホッコリする景色。紅葉はちょうどこのあたりが盛りです。この山村風景を散策しようかなあ・・・とも思ったが、やっぱり美麻の蕎麦集落だ。・・・の前に、お遣いを頼まれている。小川村の道の駅で豆を頼まれていたのです。黒豆、他。ところが無い。今年は猛暑の影響でか、黒豆をはじめ、とにかく遅れているとのころ。もしかしたらヤバイとか店のおばさん言ってました。黒豆好きのワタクシとしては心配・・・。
|
|
|
虫倉山 |
|
こくやのてんぷらうどん |
さて、美麻!・・・の前に「こくや」。平日にもかかわらず流行ってます。1時過ぎなのに、席はひとつしか空いてませんでした。相変わらず後半は「もう食えねぇ〜」ってなります。おなか一杯で美麻はどーでもよくなりました。が、一応集落に車を止めて、撮影スポットを探す。まあ、予想はしてたけど、時間的にちょっと遅すぎましたな。やっぱり東に太陽があるうちでないと。