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霧訪山 チャリ&ハイキング


ダイエット企画です


霧訪山の山頂


 山域  長野県中信 霧訪山
 山行日時  2011年3月24日
 登山形態  ハイキング
 メンバー  単独
 温泉  

体重増加に歯止めがかからない。ジョギングは1時間でイヤになるので、自転車に乗ってみることにした。前日も塩尻まで自転車で行った。高出交差点の歩道橋から霧訪山あたりが見えた。霧訪山は人気のある里山だが、まだ一度も登ったことがない。ヨシ!自転車で登山口まで行って登ろう!と歩道橋の上で思った。

家(7:40)⇒山ノ神(10:15〜25)⇒霧訪山登山口(10:40)⇒1025m(11:00)⇒ブナの分かれ(11:30)⇒霧訪山山頂(11:40〜12:10)⇒大芝山(12:55)⇒洞峰(13:10)⇒山ノ神(13:45)⇒家(16:00頃)

昨日の今日。天気は悪くはないけど良くもない感じ。こんな衝動的な計画なので今日行かなかったら、もう行かないだろうなあ・・・と思い、行く。昨日は久しぶりに自転車に乗ってケツが痛い。掌も痛い。肩も上がらない。一晩で癒えるわけもなく、いきなり出だしからケツ痛に悩まされることに。

 
Y字の三差路にある看板 山ノ神自然園

安曇野から塩尻へは上流に向かうことになるので、ダラダラ登りが続く。我が家の標高が540m。高出交差点が704m。山ノ神が790m。登りはともかく南風が辛かった。帰りに風向きが変わらないことを祈った。下西条へ向かう道を思い込みにより間違えロスタイム。だいぶ登り過ぎてしまった・・・。まあ、今日はダイエット。余分に脂肪を燃焼できたと思うことにしよう。ちなみに距離は40キロ弱。

 
ここから歩きに 矢沢川は道以外は自然のまま

道は先に続いているが、山ノ神の自然園にチャリをデポ。大芝山にも行くとなると、このほうが効率が良い。登りもきつくなってくるし・・・。矢沢川のほとりを歩く。矢沢川は少し下流から護岸工事など全くしてなくて、自然のままの川になっている。周辺は遊歩道があり、春になると花が咲くようです。

 
たまらずの池 対岸に渡って登山口に

朝起きた時は晴れてたが、そのあとすぐに曇りになる。それからはずっと同じような曇り空。たまに薄日が差す程度。たまらずの池を過ぎたところかで矢沢川を渡り、霧訪山の登山口へ。日陰には少し雪が残っている。今朝は冷え込んだので霜柱も。

 
霧訪山登山口 ジグザグの急坂道

登山口からは急な登り。ジグザグが程よい斜度で付けられているので楽。道は良い。アカマツ林になっているので、秋はピリピリムードになりそうだ。だんだん緩くなってくると送電線の鉄塔が見えてくる。1025mの標高点のある小ピークです。このあたり東京電力と中部電力の送電線が錯綜してて、目印になるというより逆にこんがらがりそう。

 
1025mにある鉄塔 鉄塔の先はこんな感じ
 
初めての展望は東山の裾 ブナの分れ

ここからは細めの尾根道でダラダラ登り。北斜面には雪が見えるように。割と新しい足跡があった。ブナの分れで縦走路と合流。ここで足跡は引き返したようだ。その先で直登の男坂と迂回の女沢に分かれる。急坂道の雪は少ないけど堅い。今日はアプローチシューズを履いてきたのでエッジが効かない。虎ロープが張ってあったので、ありがたく利用させてもらった。

 
男坂の登り 山頂は看板などで賑やか

北からの尾根と合流し、同時に女坂とも合流。傾斜も緩くなってしばらくで霧訪山の山頂へ。山頂は無人。小野の方からも登ってきてないみたい。山頂には看板や標識や展望盤やなんやかんや乱立していた。「眺めはいいよ!」とT世さんから聞いてはいたが、なるほどな・・・という感じ。

 
左の白いのが穂高 真ん中が大滝山 鉢盛山のほう

どこかの山が極端に近いわけではなく、どこも程よいスタンスを取っているという感じ。強いて言えば、北アルプスと中央アルプス(見えないが)と、南アルプスのちょうど中間にある感じ。写真(以上2枚、以下4枚)に撮るとイマイチ物足りない。天気もイマイチだったのだが・・・。しかしながら、肉眼で見ると良い眺めだなあ・・・と思いました。山頂は寒かったけど、自転車で乾いたノドにビールが旨かった。それを見越して行動食はポテトチップス。ビールはすぐ飲んだが、ポテチは食べ切れなかった。

 
経ヶ岳のほう 南アルプス
 
蓼科山と霧ヶ峰 八ヶ岳

山頂は広くもなく狭くもなく。人がいないからそう思うのだろうけど、オキナグサが咲く頃には芋洗い状態になるんでしょうか・・・?山頂のこのロープの中に咲くんだろうなあ・・・と容易に想像できた。そして、みなさん低い体勢になってオキナグサをパシャパシャとやる姿が容易に想像できた。本日は独り占めです。何も咲いてないが・・・。

 
山頂にあった展望盤 大芝山への尾根道

今日はどちらかというと自転車がメイン。霧訪山だけでよかったけど、どうせなら大芝山まで周りましょう。明るいうちに家に着けばOK!なので。下りは恐かったので男坂は避け、女坂を下る。すぐ横をジグザグに登ってるだけだったので笑える。雪が付いていたのでオットット・・・ってなりながら降りた。

 
大芝山は平ら 尾根には広いところもある

アカマツや常緑の低木がメインだった尾根道だが、霧訪山〜大芝山の稜線は広葉樹がメイン。この間は紅葉も良さそうだなあ・・・と感じた。花も咲くみたい。今日は花も紅葉もないけど。冬枯れハイキング満喫!大芝山は山頂って感じではなく、広い尾根の最高点という感じだった。

 
あちこちに鉄塔あり 洞峰  昔はここにお城があったようです

霧訪山周辺には地形図上の道は北小野からの道1本のみ。しかし、実際はあちこちに道はある。里山でしかも茸山なので、登山道というよりは作業道と言った方がしっくりくるかも。だらだらとした尾根を進むと次のピーク1199mが洞峰というところ。ここの標識にはカッコで西條城址とある。昔はここにお城があったんでしょうな。

 
洞峰の看板 洞峰からの松本平

どこかで「→下西条」の看板を無視して直進したので、送電線の鉄塔が続くところで道がなくなってマークのみとなった。考えてたルートと違ったので無視したのだが・・・。松茸山真っただ中とう雰囲気になり、これは秋に間違ってしまったら険悪だろうなあ・・・と感じながら踏み跡を下へ下へと降りる。アプローチシューズでは転げ落ちそうな斜度だった。看板を無視しなければ、ちゃんと降りることができる思います。やがて林道に降りつき、それを辿ると、自転車をデポしたとこよりも少し下流に出た。車道を少々歩いて山ノ神自然園へ。

ここで山登りはおしまいだが、チャリで家に帰る大仕事が残されている。 風向きは変わってなくて追い風。緩い下り坂なのでスピードに乗れるんだけどケツが痛い・・・。掌も痛い。肩も痛い。

最後、旧穂高町に入ってからバテた。最後の2キロがヨレヨレであった。山は8時間歩けるけど、自転車はキツイですな。

家に帰って体重計に乗ると・・・。マイナス2キロ。果たしてこれは水分が減っただけのなか、ちゃんと脂肪が燃えて減ったものなのか・・・。

2日後の本日、再び体重計に乗ってみると、マイナス2キロをキープ。今日はほとんど動かなかったけどお腹が空くってことは、まだ欲しているってこと?一日山を歩いても体重は減らないので、自転車のダイエット効果は絶大であることが判明。もう一度やってみてダイエット効果を確実なものにしてみたい。
  GPSではないので適当です




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