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日光白根山 紅葉ハイキング![]() 五色沼だけでも晴れててよかった
晩秋に計画してて2回流してるのかなあ・・・日光白根山。池があったりポコポコ山があったりで面白そうな山と想像していた。今回の栃木遠征では那須岳と女峰山とこの日光白根山をリストアップ。百名山なので日光白根山を優先。このあたりでは男体山もまだ登ったことなくて、男体山も百名山なんだけど候補にも挙がらず・・・。何故か。
前日は那須岳。下山してから宇都宮で餃子を食って、日光宇都宮道路のパーキングで車中泊。寝てる時には結構な雨が降っていた。寒気が入ってくるのは午後になってからで、天気予報は晴れのち曇りなのに・・・。中禅寺湖まで上がったら路面は乾いたけど、空には雲がいっぱい出ていた。晴れてくるのか・・・?
周回ルートにしやすそうだからという理由だけで、菅沼登山口から登ることにした。登山口には10台くらい(?)の先客があった。登山道の入り口の両脇が駐車場になってて、50台くらいは止められるのか。便所はドライブインのを使わせてもらった。半分以上が針葉樹の道。時々黄色や赤色に染まりかけた木はあるけど、弥陀ヶ池まで針葉樹中心の暗い道が続く。天気が悪かったってこともあるけど・・・。ま、楽しくはなかったけど登りに専念できてはかどった。・・・と思おう。
せっかく弥陀ヶ池に着いたけど、ガスガスで風ビュービュー。寒い。弥陀ヶ池からしばらくで森林限界に出る。火山ぽい感じのゴロゴロ道が続く。ちょっとした岩場もあったり。ガスガスの中一番高いところに登ったかと思ったらニセピークだった。本ピークはすぐそこだったけど全く見えず。
日光白根山山頂に着くけど、展望はさっぱり・・・。お客さんの入りは百名山にしては控えめ?山頂看板にあった温度計ではちょうど0℃。まあこんなもんか。しかし2578mとは高いなあ・・・。あと100mで蝶ヶ岳だ。こんな天気なので腰も降ろさず、ほぼ通過って感じで下山開始。
こんな天気でも下山は周回ルートを選んで五色沼方面へ。霧で視界が乏しくて進む方向がわかりにくい。ちょうど山頂直下は踏み跡が錯綜しているので尚のこと。ちょっと降りると奥白根神社があった。そこからは斜面になってて、それを下っているとフーッとガスが取れて、眼下にエメラルドグリーンの五色沼が・・・。予想外の出現にビックリ&感動、昨日の那須でも急にガスが取れて、姥ヶ平がサプライズの出現。五色沼の横には真っ黄っ黄のダケカンバ林も。急にやる気が出てきた。斜面を下り切り、枯れ枯れ野原を歩くと避難小屋に出た。戸が重い避難小屋だった。
避難小屋から10分ほどで五色沼。池の色は上から見る方がエメラルドグリーンだった。五色沼を取り囲む山ではダケカンバ(?)の黄葉が進んでいる。何かに書いてあったが、日光白根山は五色沼にまず紅葉がやってきて、いったん取り囲む山を紅葉前線が登り、そして外側の斜面を駆け下っていくとのこと。五色沼に冷気が溜まるのかなあ・・・。五色沼からは日光白根山の山頂が聳えるのが見えそうだったけど、山頂部にはまだ雲がかかっていて見えず。
さっきまで一寸先しか見えない状態で、日光白根山って山がいったいぜんたいどんな山なのかも想像できなかった。山頂から下ってくる時に五色沼が急に見えたり、五色沼ではそこそこ晴れてたりと、全体的には収穫の少ない山登りではあったけど、なかなかドラマチックな演出をしてくれている。
薬師之湯に立ち寄るが、高くて怪しいのでパス。鎌田温泉の寄居山温泉センターに行ってみる。仮オープンの貼り紙が。聞くと回想して風呂は入れるけど、あと売店とかを作る予定とのこと。湯は適温で気持ち良かった。使ってるシャンプーやせっけん、ドライヤーなどもケチってないし、休憩所も狭いながらも快適。小さな温泉施設なので、すぐに満員になってしまいそうなのが心配。 風呂上がりに吹割の滝に。ここを通るたびに気になっていた滝だった。風呂上がりだったのに、2キロ以上はありそうな遊歩道を1周してしまった。滝は思ったよりもずっと立派でスケールが大きかった。収穫収穫!今回は日光白根山と那須岳に登っただけにとどまらず、宇都宮で餃子を食ったり、吹割の滝を見れたりと、盛りだくさんの内容であった。おしまい。
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