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雨飾山 北西肩の肩1472m 山スキー


前から気になっていた場所へ行ってきました


気になっていたほど良い場所でもありませんでした・・・


 山域  雨飾山 北西肩の肩1472m
 山行日時  2012年1月17日(火)
 登山形態  山スキー
 天気  小雪のち曇りのち晴れのちガスのち小雪
 メンバー  単独
 温泉  家

糸魚川から雨飾山がよく見えます。海抜0メートルからのド迫力の雨飾山です。北面には魅惑の斜面も見えるのですが、地形図を見ると時間的にも技術的にも厳しそうですねぇ〜。でまあ、山頂は難しいとしても、山頂から少し下に視線を降ろすと、何やら等高線が整然と並んだ地形が目に飛び込んできます。雨飾山の肩が1673mとすると、そのまた肩にあたる1472mがあります。で、「肩の肩」としました。浅くて広い沢形は見るからに(地図を)滑ったら気持ちよさそう。実際のところは・・・?

山寺集落(8:00)⇒車道離れる(9:00)⇒約1400m(12:35〜13:00)⇒車道(13:25)⇒山寺集落(13:45)

今シーズンの山スキーは今のところ全部天気が良くない。晴れると雪が悪くなるとかはあるけど、山に登るからには晴れてほしいところ。今日は火曜日。晴れそうなので年休を取ったはいいけど、どうもスカッと晴れてくれないような・・・。当日、根知谷に入るとどんより曇り空から小雪が舞っていた。今年の根知谷は雪がとてつもなく多い。3mは軽く超えている感じだ。

 
根知谷  正面が雨飾山 山寺集落

雨飾温泉への道を行きたかったけど、山寺集落で早くも除雪終点。除雪の終点から登り始めるケースは、車を止める場所が悩みどころ。スペースはあちこちにあるけど、降ってる時や大雪直後は除雪作業の邪魔になるのでNG。今回はしっかり片付いてて、降る予報でもないので広くなったところに駐車させてもらった。念のため最終民家のおじいちゃんに声をかけておき、これで安心して山に入れる。

 
駒ヶ岳と鬼ヶ面山  晴れてればなあ・・・ 何m積もってるんだろ?

田んぼを横断して雨飾温泉への道に乗る。標高はまだ300m足らず・・・。目的地が1472mなので標高差1200mってとこか。雪が降ったあとだけど、届くかなあ・・・。標高が低いためか雪は締まっていた。車道を歩いているうちにみるみる晴れ間が大きくなってきて、海谷三山(駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳)も見えるようになってきた。駒ヶ岳の大ツララもよく見えた。

 
橋の幅より積雪の高さのほうがある? 右奥の谷に入る

目的の谷を渡ったとこで車道を離れて斜面に取り付く。ここは田んぼか畑のようで、段々になっていた。明るくて気持ちよかったのに、しばらくで杉林に突入。650mくらいのところで林道が横断。堰堤工事のものかな。無視してそのまま斜面を登った。登り上げた台地は若めのブナ林になっていた。800m前後の台地かな。台地を進んでいれば自然に谷に吸収されるのかと思っていたが、細い谷がいつまでも消えない。意識的に渡らなければ、谷の真ん中の斜面に入れないようだ。


晴れ間が多くなってきた  駒ヶ岳と鬼ヶ面山てきた

台地上を快適に登っていたら二俣になった。パッと見た感じでは等高線は横に並んでいるようだが、実際はシワのような谷がいくつも入っている。中間尾根に取り付く。取り付きの急斜面を登り切ると久しぶりに視界が広がった。眼下には広い根知谷が広がる。見える山は赤禿山、明星山、黒姫山。北アルプスは見えそうだけど見えなかった。雲がかかっているみたい。海谷三山は早くもガスがかかり始めている。

 
段々畑か田んぼ ノドの左岸にあるピーク

この浅い谷全般的にブナが若くて、密林ではないけど疎林でもない。時々なるところがあり、そこは気持ちよさそう。北西面の谷だけあって、雪質はパウダーが完全に保持されている。帰りが楽しみであります。パウダーが保持されているだけに、上部はくらいまで潜るようになってきた。やすいゆきだったので、斜度を取れないのもロスになる。立ち止まって息を整える頻度が高くなっていく。


明星山が見えてきた


林道と駒ヶ岳


中央はシーサイドバレースキー場
 

ブナは若め


根知谷を見おろします

1472mに立つと雨飾山の北面と、山頂へと続く尾根が拝めると踏んでいた。しかししかし、1300mくらいからかなあ、ガスに覆われはじめた。また晴れることに期待するも、晴れるどころか悪くなっていく。小雪も舞い始めた。何も見えないんでは登り着いても意味がない。○○山とか名前がのならまだしも、単なる1472mだからなあ・・・。高度計が1400mを指したところに平坦地があったので、ここでやめることにした。汗だくだったのに、日が隠れるとに寒くなる。

 
ガスガス きなこあげぱんは山向きではない
  

雪は良いけど視界がない・・・。木は見えるのだが、起伏がさっぱりわからない。凸凹を何度かしまった。雪は軽くてよく走るんだけどなあ・・・。視界良好だったとしても、ボクのスキーレベルではもう少し木の間隔がところ。悪雪だったら苦労しそう・・・。登ってきたルートを戻るのがよさそうだが、谷を右岸に渡るキッカケがない。まあ、どこをどう降りても約700mのノドの部分は通ることになるから成り行きだ。ノドのはちょっと悪かったけど、ノドの先に広がる無木立斜面をトラバースして右岸台地に復帰。ノドの少し上でガスから抜け出した。田んぼだか畑だかのところは、日を浴びて腐れ雪になっていた。あっという間に車道へ。

GPSの軌跡ではないのでご注意を!

車道はあまり傾斜がなく、半分くらいは滑れずに歩いたかなあ・・・。それでも45分でで車に到着。滑り出しから車道までは、わずかに25分だ。登りは全部で5時間弱だったかな。さて、この「雨飾山の肩の肩」は直下で敗退になったわけだけど、もう一度登るかというと微妙だなあ・・・。悪くはないけど、それほど良さそうにも見えない、ネタ切れのときのネタにしよう。

帰りは除雪終点などの下見をしながら帰る。北小谷の奥深い集落は今年は豪雪です。狭くて急傾斜の道をよく除雪して通すなあ・・・と感心。感心してたら帰りに法面から落ちた雪が道をいた。スコップで除雪。20分くらいはやってたかなあ・・・。除雪終点を数か所下見したけど、なかなか思うようにいかなさそうだ。






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