今年も近場の大白沢で沢体験と足慣らし

トイ状の滝を登る
今年もシーズンインは大白沢。今年沢デビューの人の初沢体、経験者には足慣らしの意味で、ここのところ毎年続いています。大白沢は出合からいくつかナメ滝が現れ、釜付き、トイ状、10mくらいの大滝・・・と続きます。短い区間に色々と詰まっているので、沢体験にはもってこいなのです。松本から近いことが何よりかな・・・。
山域 |
日時 |
登山形態 |
天気 |
北アルプス |
2012年6月16日(土) |
沢登り |
くもり時々雨 |
メンバー |
駐車場 |
温泉 |
食事、その他 |
11人 |
入渓点に駐車スペース3台分 |
葛温泉 仙人閣(700円) |
とくになし |
今年も5人の沢デビューを含む総勢11人で繰り出しました。予報は本降りの予報。少雨決行なのでとりあえず集合して現地へ。少雨だったので決行します。ところが1名沢靴を忘れてしまって・・・。集合場所に忘れたようなので一緒に取りに戻りました。その間の進行はH野君にお任せ。みなさんが大滝を登ってしばらくで追い付きました。この頃には雨は小降りとなり、ほとんど気にならなくなりました。
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トイ状の滝を登ります |
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大滝登攀 |
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これが大滝 大滝といってもこの程度 |
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大滝上の8m |
本来なら大滝周辺でロープを使った滝登り、草付きのトラバース、懸垂下降を繰り返し練習する予定でした。しかし、あいにくの天気で待ち時間とか長いと寒かったりするので、今年はさらに上流まで歩くことにしました。動いていれば寒くはないだろう・・・ということで。5mくらいの滝が2つ続くところまで遡行して終了。
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5m滝 どこでも登れるがどこも微妙
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次の5m滝 こちらも微妙なフリクションで
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少し休憩してから引き返します。5mくらいの滝はチョイ出しロープで簡易に確保して下降。大滝はちゃんと50mロープを出して懸垂下降。ロープを使うと途端にペースダウン。大人数でロープを出すと平気で1時間とか食ってしまいます。出すと時間を食うし、出さないと危険性が高まるし・・・。このあたりを上手く判断するのがリーダーの妙。最後のウォータースライダーは半数くらいの人がアトラクションを楽しみました。中には2回楽しんだ人も。
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下降もいやらしい |
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大滝の懸垂下降 |
今年は天気が悪くて講習色は薄くなってしまいました。まあ、沢登りはロープを使う場面が多くの時間を占めるわけでもなく、トータル的なバランスが重要なんだと思います。講習系よりも、数多く本番を経験することで力を付けていくことになります。沢登りは登攀力やら地図読み力やらは当然のことながら、嗅覚?などの総合的な山力が必要となります。沢登りをすることによって、その山力が養われるものと考えます。
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こちらも大滝の懸垂下降 |
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トイ状を下ります |