小秀山 ハイキング
遠いと思っていた小秀山は木曽からだと簡単に登れてしまう
山頂からの眺めは良さそう
小秀山は岐阜県側からしか登れないと思っていました。登山口までも遠いし、登山口から山頂までも長い。気にはなりながらも、まあいいか・・・といった位置づけの山でした。しかし、最近買ったガイドブック信州ふるさと120山に王滝村からのコースが紹介されていました。見るとコースタイムは岐阜県側からの半分くらい。それなら一度行ってみますかね。
山域 |
日時 |
登山形態 |
天気 |
木曽・奥美濃 |
2012年6月10日(日) |
ハイキング |
くもり |
メンバー |
駐車場 |
温泉 |
食事、その他 |
T世 |
登山口に数台のスペース |
入らず |
自然湖(王滝村)、木曽馬の里、蕎麦(開田) |
コースタイム |
登山口(9:40)⇒フクロウ岩(12:45)⇒小秀山(11:25〜55)⇒フクロウ岩(12:45)⇒登山口(13:10) |
林道の様子とかわからなかったので、前日に王滝村に問い合わせてみた。林道、登山道ともに特に問題はないが、登山道は登山道として整備しているわけではなく、あくまでも森林管理署の作業道。「気を付けて登ってきて下さい」とのことでした。そのわりに看板や標識は充実していたので、実質的には登山道で、作業道というのが建前っぽい印象だった。
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駐車場は数台のスペースあり |
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登山口 |
登山口までの車道はカーブも勾配もきつくなく、わりあいに穏やかな道でした。左側に7〜8台?止めれる駐車スペースあり。その対岸に登り口があったが、なんだかヤブっぽい感じ。先客は車3台。知らなかっただけで、長野県側からの登山道もメジャーなのか・・・?登り始めるとすぐに開けてくる。単なる伐採地なのですが・・・。
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フクロウ岩 |
伐採地ということで興ざめではありますが、それでも開けているっていうのは気分いいですね。ただ、天気が悪いのがちょっと・・・。予報には一応晴れマークは付いていたけど、昨日入梅しただけあってスッキリ晴れてくれませんね。伐採地が終わると自然林になるけど、針葉樹なので暗くて展望なし。
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下半分は伐採地です |
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伐採地を抜けると針葉樹林帯 |
長い針葉樹の道を登り切ると小秀山の山頂。山頂周辺は灌木で明るく展望も良好です。晴れていれば。御岳山がかなり至近にあるはずなのですが、雲に隠れている模様。小秀山といえば御岳山の展望というイメージだっただけに残念・・・。山頂には岐阜県側から登って来た人がけっこういました。山頂直下には新しい避難小屋が建っています。築は平成21年度。バリバリ新築の匂いでした。
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小秀山山頂 |
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避難小屋 |
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築3年 |
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一度泊まってみたいですな |
山頂賑やかな若者たちに占領されてしまったので、追いやられるように近くの岩の上に。こっちの方が快適でした。ただ、相変わらず御岳は雲の中。これ以上粘ったところで御岳が見えてきそうな気配はなく、とっとと下って開田高原観光に時間を費やした方が賢明でしょう。
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岩に倒木 |
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帰りは少し晴れ間も |
小秀山は花はイマイチだったようです。ほとんど咲いてなかったのですが、その中でもシャクナゲが健闘していたかな。絶対数は少ないけど、他にないもんで目立っていたという感じ。普段シャクナゲを写真に撮ることは少ないけど、今日は景色も良くなくて他に撮るもんがないのでシャクナゲたくさん撮りました。
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バイカオウレン |
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ショウジョウバカマ |
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シャクナゲオンパレードエンレイソウ |
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小秀山からの帰り、滝越集落の少し下流の王滝川に自然湖はあります。これは1984年の長野県西部地震の時に御嶽山の一部が崩れて王滝川に流れ込み堰き止められてできたもの。水の中に立ち枯れの木が乱立し、神秘的な景色です。少しブラブラと歩き、写真を撮っておしまい。以前から気になっていた自然湖なので、立ち寄ることができて満足です。
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自然湖
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自然湖
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王滝村から一路開田高原に向かいます。まずは名前は忘れたけどパン屋さん。パン屋がどうのこうのというよりも、そこで飼われていた山羊の「メイちゃん」に心を奪われてしまった。牛のように大きな山羊で、いる間ずっと草をむさぼり続けていた。すごい食い気でした。
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下半分は伐採地です
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伐採地を抜けると針葉樹林帯
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山羊の後は馬。木曽馬の里に行ってみました。木曽馬は短足胴長なイメージがありましたが、実際に見てみると普通の馬と大差ない感じ。もっと愛嬌のあるスタイルなのかと思っていました。木曽馬はイメージと違って残念な部分もありましたが、馬はかわいいですね。ずっと見てても飽きません。けっこうなついてて人に寄ってくるし、仔馬もいたりで楽しめました。
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駐車場は数台のスペースあり |
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登山口 |
仕上げは木曽馬の里の入り口にある蕎麦屋「霧しな」へ。観光地価格ですな。
今日のメインはもちろん小秀山だったけど、山がパッとしなかった分を下山後の観光で挽回した感じ。山だけで終わってしまうのは勿体ないので、できるだけプラスαを考えておくと充実しますね。今更ですが・・・。
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