雲取山 ハイキング 三峰神社より往復
晴れからくもりになって山頂付近では吹雪状態 その後すぐ止んでしばらくでまた晴れた
ここは帰りの白岩山か・・・
山域 |
奥秩父 雲取山 |
山行日時 |
2012年12月1日(土) |
登山形態 |
ハイキング |
天気 |
晴れのちくもりのち雪のちくもりのち晴れ |
メンバー |
T世 |
温泉 |
大滝温泉 遊湯館(600円) JAF割あり |
雲取山はずっと沢登りでやっつけようと考えていたんですが、だんだんそんな気も失せ、12月のこの里山シーズンに登ることになったのでした。雲取山は登山道を使えば半日仕事のイメージを勝手に持っていたのですが、調べてみるとどうも一日仕事、しかも残業の可能性がりそうなコースタイム。主に3ルートあるようですが、安曇野から一番アクセスのよさそうな、三峰神社から登ることにしました。で、翌日に同じR140アクセスの八丁峠からの両神山を組みました。
コースタイム |
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登り |
下り |
三峰神社駐車場 |
↓ 7:20 |
↑ 16:00 |
霧藻ヶ岳 |
↓ 8:40〜55 |
↑ 14:45〜15:00 |
白岩小屋 |
↓ 10:05〜10 |
↑ 13:30〜35 |
白岩山 |
↓ 10:30 |
↑ 13:20 |
大ダワ |
↓ 11:05 |
↑12:30 |
雲取山荘 |
↓ 11:20 |
↑12:05〜20 |
雲取山 |
↓ 11:45 |
↑11:50 |
12月最初の土日。土曜日に冬型になって、日曜日は回復傾向。となると、キーワードは南か東。ここらで行っておきますか・・・雲取山へ。冬型になる境目の気圧の谷が通過する時は、日本海側以外も瞬間的に崩れるけど、それが去ってしまうと一気に晴れるはず。早めに通過してもらって、山頂に着く頃には晴れになって欲しいところ。実際は山頂に着く頃にその気圧の谷みたいなのが通過し、一瞬だけ吹雪になってしまいました。山頂は5分で退散することになったのであります。
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三峰神社の有料駐車場 |
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雲取山は遥か彼方 真ん中やや右 |
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登山道に入るまでが意外とややこしい |
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まだまだ登山道には入れません |
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ここから実質登山道かな |
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行先別にカウンターを押すようになっていました |
三峰神社の有料駐車場(500円)に車を止めて出発。コースタイムは10時間くらいなのかなあ・・・。日の短い時期に日帰りするのは余裕ではないな〜。天気は今のところ快晴に近く、大洞川の谷間遥か彼方に雲取り山が見えていました。単純な標高差は1000mないのに、登りのコースタイムが5時間半とかですから・・・。いかに距離があるかってことです。
霧藻ヶ峰の取り付きまでは、西側の斜面をトラバース気味に一定の斜度でダラダラと登っていきます。杉林になったりミズナラになったり。霧藻ヶ峰への登りは登りごたえのある登り。三角点のあるピークには何もなく、その次のピークに売店がありました。12月だからもう営業はしていないのかもしれませんね。明日予定の両神山がわりと近くに見えています。
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・・・だそうな |
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わりと広葉樹が多かった |
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霧藻ヶ峰から両神山 |
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霧藻ヶ峰の売店は閉まってる? |
霧藻ヶ峰を越えたころから、東側に雲が湧くようになってきました。徐々にですが増殖傾向です。白岩小屋あたりでは、とうとう真っ白けになってしまいました。う〜ん・・・どうなんでしょ、この天気。登山道はあまり展望は期待できない雰囲気だからいいけど、雲取山の山頂では晴れて欲しいなあ〜。
三峰神社から雲取山に登るルートの難敵は3つの大きな登り返し。まずは霧藻ヶ峰の先、そして白岩山の肩から小屋にかけてのポコポコ。最大は大ダワと白岩山の間の200m以上。行きも面倒なんですが、下山の時に心の準備をしとかないとえらい目にあいますね。
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白岩小屋はガスガス |
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白岩小屋は廃墟の模様 |
展望といえば、このあたりは全く馴染みのない山域であります。パッと見てわかるのは両神山くらいかな。山に特徴がありますからね。駐車場から雲取山を特定するのも結構苦労しました。あとは大洞川対岸の和名倉山が何となく名が知れてるかな・・・という程度。あとは雲取山の山頂で地図広げて目立つ山を当てていきましょうか・・・。
白岩山にいた頃には雲取山の山頂は晴れていましたが、近づくにつれて雲がかかるように・・・。そして、雲取山荘を越えたところで雪が降り出しました。どうせチラチラ程度かと思いきや、一発雷までなってアラレに近い大粒の雪になってきました。みるみる白くなっていきます。山頂に到着した時はちょっとした吹雪模様に。あらららら〜。よりによって山頂で来ましたか・・・この吹雪。
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雲取り山荘 |
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とっても立派な山小屋 |
この手の雪は待ってりゃしばらくで止むんだろうけど、待ってられないくらいの吹雪模様。吹雪と呼ぶには大げさだけど、なんだか寒くて居られない感じ。手が冷たい。ま、とりあえず今日のところは登頂したってだけで勘弁しといてもらいましょう。上着を着て、帽子をかぶって、手袋をフリースに取り換えたところで下山開始。雲取山山頂滞在わずか5分でありました。
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雲取山に着いたはいいけど・・ |
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直下から吹雪模様に・・・ |
登りは地面が見えていたのに、下りはあっという間に雪化粧で真っ白け。雲取山荘までの数分の間に雪はやみました。しっかりと降っていたのはわずか10分程度でしょうか。青空もチラホラ。ま、こんなもんでしょう・・・。さっきまで真っ赤だった山荘の屋根が真っ白に。庭も雪化粧です。軒下のベンチでしばらく休憩&腹ごしらえ。若い男女が隣にいましたが、また山頂に向かって行ったような・・・・
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一瞬にして赤い屋根が真っ白に・・・ |
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うっすらだけど雪化粧に |
思いやられる下山だったけど、思いがけない雪化粧でウンザリモードが解消されました。周りが白くなると気分もリセットされますね。降ったのはせいぜい2センチくらいなんですけどね。地面や樹林はともかく、小屋、道標、ベンチ・・・等々に雪が乗っかると、それだけで雰囲気がガラリと変わってくれます。行きはガスガスだった白岩小屋ですが、下山時にはすっかり晴れ渡り、和名倉山や両神山、そして多分甲武信ヶ岳&三宝山、金峰山&小川山などが特定できました。
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さっきの雪が嘘のような青空 |
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白岩山 |
雪景色でウンザリ感は減ったけど、この登り返しと距離の長さにはやっぱりウンザリ・・・。霧藻ヶ峰まで戻ってきて、やっと大きな登り返しは終了となります。あとは距離との戦いを残すのみ。朝は閉まっていた売店が開いていました。中から管理人さんが出てきて、中で休むように促されます。15分ほど管理人さんとお話しさせてもらいました。
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雪が着くとキレイですね〜 |
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大きな和名倉山 |
管理人さんは1月、2月以外の毎週土日に上がってきているとのこと。先月までは賑わっていたけど、12月に入るとバッタリ人が減るみたいです。おじさん曰く、「山ギャル」も先週まではたくさんいたそうです。そうそう、今回は首都圏の山。本場の山ガールをたくさん見れるかなと期待していましたが、さすがに12月になると少なくなるんですね〜。もっとお手軽な山に行かなくてはダメか。
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雲取山もすっかり晴れています |
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何やら意味深な・・・ |
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小屋の中で管理人としばらく談笑 |
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レリーフのところ |
そんなこんなで霧藻ヶ峰からダラダラ歩いて1時間。やっとこさ駐車場に到着です。長かったな〜。時間や距離が長いのはもちろんだけど、道中に楽しいところが少ないもんで、気分的に間延びしてしまうんでしょうね。山頂での展望は残念でしたが、しばらく雲取山はいいかな・・・って感じです。近々来ることがあるとすれば、やっぱり沢登りになるんでしょうかね・・・。
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西日に照らされた林を歩いて三峰神社へ |
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すっかり快晴です 一番奥が雲取山 |
今日はなんだか身体がよく冷えました。三峰神社にも温泉があるみたいだけど、予定通り大滝道の駅へ。お客さんが少なくて、湯もぬるめで冷えた身体にはありがたったです。この道の駅は車中泊には向いていない雰囲気。とりあえず秩父の街へ。丸亀製麺で夕飯にして、荒川の道の駅へ。ここは国道から少し入ることもあってか、寂しいくらいに静か。寝るには最高!・・・と思っていたら、秩父鉄道が目の前を走っておりました。夕べは寝不足だったからすぐ寝たけど。
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