鍬ノ峰 トン汁宴会&地図読み講習鍬ノ峰山頂からは北アルプスの爺ヶ岳の眺め止し!
この日曜日は山岳会の行事で有明山に登る予定でした。ところが直前になってこの時期にしては強い寒波がやってきました。有明山なので降ったのは少しだけとは思ったものの、なにしろ初心者数名を含む14人の大所帯、何かあっちゃあ困るので、標高を一段ほど下げて、これまた近所の鍬ノ峰に変更となりました。ただ登るだけでは芸がないので、地図読み講習付きで登ることになりました。
今日は日本海側も含め、ほぼ全国的に晴れ。安曇野も朝から晴れ渡っております。昨日に引き続き、今日も車のガラスはガチガチに凍っておりました。堀金の道の駅に13人が集合し(一人寝坊)大町へ。仏崎にある観音寺の駐車場に車を止めさせていただきます。なかなか立派そうなお寺でした。あとで調べてみると、ちょっとした観光地になっているんですね〜。
鍬ノ峰は3回目ですが、仏崎から登るのは初めて。仏崎コースは結構長いんですよね〜。仏崎コースも気にはなっていたけど、お手軽感のある鍬ノ峰に長い時間かけて登るのは気が進みません・・・。今回は山岳会の行事なので、ちょうどよかったかな。一段登ると鐘付き堂があって、そこからは安曇野を見下ろすことができました。見ることのできる南半分が雲海に沈んでいました。
地形図にチェックポイントを入れ、チェックを入れた場所を特定しながらみんなで登っていきます。仏崎コースはほぼ尾根通しのコースなので地図読み的には単純。もっとバラエティに富んだルートでやるのがいいけど、初心者も多いことだし、簡単なほうが理解しやすいという面はあるかも。いずれにしても長いルートなので、みっちりとやるわけにもいきません。
尾根コースで単純とはいうものの、急坂あり、アップダウンあり、足元の悪い箇所あり・・・と、けっこうハードなルートです。樹林の隙間から白くなった北アルプスは見えるけど、遮るもののない展望というのは山頂までありません。尾根自体の雰囲気もたいして良くないので、鍬ノ峰の登るトレーニング系のルートといったところでしょうか。
展望のない道をひたすら登り、オアズケ食らっていたからでしょうか、山頂からの景色は素晴らしかったですね〜。餓鬼岳、烏帽子岳から蓮華岳の北アルプスきってのマイナーな区間、針ノ木岳がチラリと見えて、爺ヶ岳が大きく見えます。その横には鹿島槍。ちょっと離れて頸城三山、志賀高原から浅間山にかけて、八ヶ岳・・・と見えます。あと、なんといっても安曇野がいい感じ。 頚城の山々も見えます
おなか一杯になって13時ちょうどに下山開始です。ゾロゾロと大人数で降りるので、のんびりペースでしゃべりながら歩きます。3時間かけて下山しました。
|