気が進まない経ヶ岳 3年前のリベンジはあえて天気が微妙な日に
経ヶ岳には3年ほど前の冬に行ってて、途中で戻ってきています。リベンジしたいとこなんですが、経ヶ岳にはなかなか気が向きません。「長くて景色が変わらなくて展望がない山」というもっぱらの噂です。それでもいつかは行っておかねばならないので、この微妙な天気の時にやっつけることにしました。天気が良ければ他に行きたくなるんでね。経ヶ岳は樹林に守られているので、少々荒れても大丈夫でしょう。
山域 |
日時 |
登山形態 |
メンバー |
中央アルプス 経ヶ岳 |
2012年3月28日(水) |
雪山 |
単独 |
天気 |
駐車場 |
温泉 |
雪 朝イチだけ晴れ |
仲仙寺下の公民館に広い駐車場 |
ナシ |
仲仙寺
↓↑
4合目
↓↑
5合目
↓↑
6合目
↓↑
7合目
↓↑
9合目
↓↑
経ヶ岳
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6:05
(57分)
7:02
(22分)
7:24
(28分)
7:52
(23分)
8:15
(67分)
9:22
(48分)
10:10
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12:40
(30分)
12:10
(20分)
11:50
(10分)
11:40
(10分)
11:30
(36分)
10:54
(29分)
10:25 |
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両隣の火曜、木曜は快晴なのに、なんとか休みが取れた水曜は天気悪い。家に引きこもろうとも思ったけど、この前の土日に引きこもっていたので頑張って家から出ることに。かといって日本海側は荒れそうなのでスキーは厳しそう。まあ、こんな気の進まない天気の日に、気の進まない山に登っておこう・・・と経ヶ岳にしたのでした。たまには歩きで足に負荷をかけておきたかったし。
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仲仙寺 |
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朝は晴れてた |
朝は晴れ。いつまでもつか。仲仙寺の下の公民館みたいなとこの広い駐車場に車を止める。4合目までは単調なトラバース道だが、朝日が差し込んできて気持ちが良い。息が上がる直前のギリギリの速さで登る。冬はスキー続きで太ももは酷使してて強いけど、ふくらはぎが運動不足気味で疲れた。
4合目からは1合ごとに看板が付けられている。4合目はダムからの道との合流点なので、そっちの道に4合目以下はあるのかもしれない。さっきまで太陽が差してて、ちょっと暗くなってきたかと思ったら、いきなり雪が降り出してきた。午前はマシかと思っていたのに、もう降り出すんかいな。
5合目から雪がチラホラ出てきて、6合目でたまらずスパッツ。7合目への最後の登りはラッセルっぽくなってきて、途端に時間を食い始める。このペースだと3時間くらいで山頂かと思っていたけど、ガタ落ち。経ヶ岳は半分は雪だろうけど、下半分は地道を歩くことになると予想。で、下半分を軽快にいきたいと考え、フニャフニャのアプローチシューズで臨んだのでした。柔らかいぶん雪の登りでは不利だけど、雪の下りは逆に早い。思ったほどというか、まったく足が冷たくなることもなかった。ただ、下山時の融けかけの雪を歩くと濡れてしまうのはNG。ま、お勧めはできませんが、日帰りの成せる業ですな。
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7合目から上はしっかり雪山 |
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山頂は全く持って展望ナシ |
7合目以降はラッセルに。皮が堅いモナカに苦戦。乗ると割れるか割れないか微妙な強度のモナカの皮。割れるとヒザ下までズボ!時間も体力も気力も浪費。雪も激しく風も激しくなり、もうやめようかという気持ちに。何とか踏みとどまり山頂まで行ったのですが、その原動力になったのは、再挑戦するのは勘弁・・・という気持ちだけだった。ホントはちゃっちゃと登って昼前には降りてくるつもりだったんですがね。山頂はウワサ通りの展望のなさ。
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帰りは下まで雪積もってしまった |
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帰りに見えた経ヶ岳 |
雪の下りは早いんですが、7合目まではアップダウンを繰り返すのではかどらない。5合目以下の地道を駆け下るために夏靴で来たのに、ほとんど下まで今日降った雪が積もってて、歩きにくい道になってしまってました。雪は想定内。下の方での雨を心配したけど、下に降りる頃には雪もやんだ。帰りの車では経ヶ岳の山頂が見えていた。崩れるのは午後からじゃなかったっけ・・・?