御正体山 ハイキング富士山に雲が・・・ 山スキーに出かけたかったところですが、あいにく冬型のため日本海側は悪天候。無理にスキーに行くこともないので、今週も歩きに行くことにしよう。なにしろ代わりの山を決めるのに難航して、御正体山に決まった時にはもう既に寝る時間。下調べはせずに寝よう。道は何本もあるみたいだけど、考えるのが面倒臭いのでガイドブックの通りでいいでしょう。
松本でabuちゃん&tamiちゃんを拾って、塩尻北から高速に乗る。都留ICで降りて道坂峠への道の途中から林道に入る。鍵のかかっていないゲートを開けて進み、道が急勾配になってしばらくで沢を渡る。そこに登山道がどうのこうの書いてある看板があった。ここが登山道なのかなあ・・・?林道は先にも続くがさらに急勾配になるし、ここには駐車スペースもあるので、ここから登り始めることにした。
登山口のわりにはモジャモジャでスッキリしてないなあ・・・。看板がありピンクテープがぶら下がっていて、沢には橋が架けられている。踏み跡に導かれて上流へ。ピンクテープは要所要所にあるけど、踏み跡は徐々に薄くなっていく。看板にはもう一度林道と合流するようなことが書いてあったので、さらに車で登って登山口だったのかも・・・?さらに踏み跡は薄くなって、最後はガレ登りで林道に出た。こりゃ登山道じゃないなあ・・・。遭難予備軍みたいなもんだったなあ。まあ、現在地は地形図で追っていたので、修復不能になるようなことはないけど。
林道に上がったところで法面工事をやっていて、そこで作業している人が登山道を教えてくれた。少し林道を下ったところの法面に立派な登山道が付けられていた。車はここまで上がってこれました。駐車スペースはそんなになさそうだけど。立派な踏み跡にピンクテープがあるので、間違えて登る人はきっと多いんでしょうね〜。本来の登山道は林道に沿うように付けられていました。一番最初に沢を渡ったところで上流への間違った踏み跡に吸い込まれてしまったのでした。まさか林道に沿うように進みとは思わないので。まあ、このあたりが下調べしてこなかった代償なのかも。
やっぱり登山道は歩きやすいな・・・。このエリアはまったく馴染みのないエリア。勝手に持っていたイメージよりはずっと明るい。まだ葉っぱが付く前だからってのもあるだろうけど、広葉樹が思ったよりも多い印象でした。急になったり緩くなったり、広くなったり細くなったりの尾根道を登って1568mへ。
1568mはこのルートで唯一の展望が得られる場所。御正体山といえば富士山が近いんですけど、まともに見えるのはここだけ。まともといっても、ピークは樹林で囲まれていて、富士山のあるところだけ針葉樹が刈られているだけの話。○○度の大展望ってわけにはいかない。で、その富士山は半分雲に吸収されてしまっていた。登り始めた頃は雲ひとつない快晴だったのに。いつの間にこんなに雲が出てきたんでしょ?1568mにはせっかくベンチがあったので少し休んでいく。
ここから山頂までは小さなアップダウンがあって、尾根も痩せ気味になる。30分ちょっとで御正体山の山頂に着くが、こちらは打って変わって広い山頂。展望はナシですが、いい感じの樹林がいい感じで生えてて、いい感じの山頂でした。山頂は無人。御正体山は日本に百名山に入ってるはずなのに、人気ないのかなあ・・・。山梨百名山にも入ってるし。もっとウヨウヨ人がいるのかと思ってました。
そのおかげで1つしかなかったベンチ&テーブルを占拠できた。つまみを広げてプチ宴会になったが、日が陰ると寒い寒い。今日は真冬並みの寒気が入ってきているから、太平洋側といえども1600mを超えると空気が冷たい。ポカポカなら長居できる山頂だったけど、寒いので退散。でも、けっこう長居したかも。宴会中に3組登ってきたけど、みなさん既に立ち去っていた。
帰りにもう一度1568mで富士山を眺めるが、一段と雲が増えてしまってダメ。まあ残念なのですが、どんな感じで見えるのかはわかったのでヨシとします。間違えて沢を登ってきた区間、帰りは林道を下ります。沿うように登山道はあるけど、林道の方が広くて歩きやすく、何よりもペチャクチャしゃべりながら歩けます。あっという間に車を止めた場所に着きました。すっかり青空はなくなって、小雪までチラつくように。天気はイマイチだったり、道間違えたりもしたけど、まあまあの山行きだったかな。
明日もあることだし温泉はパス。東京に近いところは温泉高いしね。とっとと都留ICから乗ってしまってもよかったけど、そこは遊び心を捨てずに少々下道を走って、アテはないえkど何かよい物探し。大月を過ぎて笹子峠の登りになる前に、笹子餅の看板発見!笹子餅食って目的達成ということで、勝沼ICから高速に乗って戻ってきたのでした。
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