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重倉山 山スキー


1000mの山とは思えないロケーションでした!


重倉山の山頂にて


 山域  上越 矢代山地 重倉山
 山行日時  2012年3月11日(日)
 登山形態  山スキー
 天気  晴れ
 メンバー  T世
 温泉  家

3月に入って春っぽくなると、天気の悪い日には山に行きません。土日とも悪い予報だったので、今週は山に行かないモードになっていました。ところが、日曜は崩れるのが午後からみたいで、午前中の降水確率は低め。日本海の低気圧が来る直前の疑似晴天のような格好。スッキリとは晴れないだろうけど、行くだけ行ってみますかね。

西野谷集落(7:25)〜594m台地(9:00〜10)⇒重倉山(10:25〜11:10)⇒594m台地(11:35)⇒西野谷集落(12:25)

行き先は矢代山地の重倉山。最近はR148沿線の小谷とか糸魚川が多かったので、ちょっとばかり東に移動してみました。妙高山の北には低いのに真っ白な山並みがあります。それが矢代山地で、その中のたいして特徴があるわけでもない山が重倉山。地形図の名称になっているので、全くの無名ではないかもしれません。一番有名なのはARAIスキー場があった大毛無山でしょうかね。

 
スタート地点  右の奥が重倉山 川沿いを進みます

長野県内は概ねくもり。新潟県に入ると快晴に!まさか、こんなに晴れてるとは・・・。午後は悪くなる予報なので、晴れているうちにさっさと登りたいところ。西野谷の除雪終点には長岡ナンバーの車が1台。少し歩いたところにいた釣りのおじさんの車かな。除雪終点から重倉川が一直線に伸びていて、そのドン突きにある平たい山が重倉山のようです。ここらも平年よりも雪は多いんでしょうね。今年は彼方此方で高い雪壁見てて麻痺してます。

 
重倉山が近づく 右の台地に上がります

出発場所が二俣になっていて、左の万内川を遡ると粟立山に行くようで、トレースが何本か向かっていました。粟立山も良さそうな感じです。ボケてたら間違えて行ってしまいそうです。重倉山方面にも昨日以前のカンジキとスキーの跡がありました。どんどんと谷を詰めて行きます。重倉山はずっと見えています。谷は真っ直ぐなので、距離が近くなるだけで景色はたいして変わりません。

 
台地の手前にある台地 スケールがあるとわかりやすい・・・?

二俣までは林道。さてと、どこから594m台地に上がるか・・・。尾根末端が一番ゆるくて楽そう。左俣に進むトレースが多かったので様子を見てみる。雪が落ちて地肌が出ている手前の斜面を使って上がっていた。尾根末端の方が良さそうだけど、戻るのが面倒臭いのでここを登った。登ったところに狭い台地があって、もう一つ登ると594mの台地。


台地 標高600mくらいとは思えません

これが標高600mの景色とは思えませんな。我が家と同じくらいの標高とは思えませんな。広大な雪原が広がっております。無風快晴で暑い!アンダー+半袖Tシャツでちょうどいいくらいだった。ほぼ晴れなんですが、大毛無山と妙高火打あたりにだけ雲が出ている。肝心なところが・・・。台地を登り、途中で右の尾根に乗り換えて、直下の壁は右から回り込んで重倉山山頂です。台地からは遠くに見えていた山頂ですが、広いから遠くに見えただけでしょうね。あっさりと山頂でした。

 
ここで尾根に取り付きます 尾根を進みます
 

山頂直下の台地です


最後の壁

山頂は台地状で、若い木がポツポツと生えていました。果樹園みたい。ちょうど樹氷になっててキレイでした。相変わらず大毛無山と妙高火打が雲の中。権現山&鉾ヶ岳はなかなかの存在感。今日は新潟県すべて晴れなのか、薄いながらも越後三山や守門(多分)も見えていました。あと、やっぱり海が近いですね。海が濃い青で境がクッキリでした。

 
青田難波山 北の山並み  海も見える

山頂の東側は少し風があったけど、西側に回り込むと無風に。暑くもなく寒くもなく、くつろげました。いつの間にか雲が少なくなってきて、滑る準備をしていると妙高、火打、焼山の雲がすべて取れました。ただ、太陽の方向になるので、クッキリとは見えなく残念。


山頂は果樹園のような木がポツポツと・・・


山頂は無風快晴でくつろげました


権現山&鉾ヶ岳


火打山と焼山が見えてきた

滑りですが、雪はどうかな・・・?直下の壁、切るように滑ったら、ザーッと表面が流れていきました。昨日の湿ったカミ雪がデロデロ雪崩となりました。斜度があったのでデロデロ雪崩にしては早く流れていきました。斜度を落とせばスピードが遅くなるか、雪崩れないということでしょう。気を付けて降りましょう!


妙高山も見えてきた  となりの斜面は良く見える

登りは尾根を使ったけど、たぶん快適だろうということで下りは沢へ。斜面はよかったんですが、直射日光をガンガンに浴びて緩みに緩んでいます。ターンするとズボボボボーーーッと板が埋まって、そのままなす術もなくボテゴケ。板が埋まりながら進むのでターンできないし、途中から引っ掛かる雪になってきて前転注意報が出るしの三重苦。一度後ろ向きにボテゴケした時に板の先端がゴーグルにガツンと当たり、眉間から流血(ほんのチョット)しゴーグルが割れて(ほんのチョット)しまった。やっぱりテレマークはヘルメット&ゴーグルは必須ですな。剣道の面がいいかも。アイスホッケーの方がいいか・・・。雪は修行系だったけど、ロケーションが良かったので楽しめました。

 
谷は良い斜面だったけど雪が・・・ 撃沈!

594mの台地からの下り。一段目の台地い降りるところでは斜度があるので、やはりデロデロと表面の濡れた雪が流れていきました。二段目はクラックの間を通るので注意。雪が堅ければ普通に通過できるのですが、緩み切っているもんで板が雪ごと下にずれていきそうでした。川に降りてあとは林道をシャーッと車まで・・・と思いきや、林道の雪もグズグズで進みません。ほとんど歩いて下りました。汗ビッショリ。粟立山方面には今日のトレースが。除雪終点にはあとから3台止まっていました。

まだお昼過ぎだったので、経費節約ということで下道で帰ります。天気も良いしね。2時間半ってとこです。高速でも1時間半はかかるので、それほど高速を使う意味もないのです。安曇野に入ったら小雨がポツポツと。予報通りでした。

GPSの軌跡ではないのでご注意を!

  

 



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