今年の海の日３連休は法事のため島根県に帰省。せっかくなので１日早く休みを取って、小さい山に２つ登りながら島根を目指すことにした。１つめはニッコウキスゲが満開とのウワサの白木峰へ。しっかり移動して翌日は鳥取県の扇ノ山に登ることにした。ただ天気がねえ・・・。梅雨末期ということで予報が直前になるまでわからないような状態なので、登山口まで行ってみて考えるだな。

５時ごろ自宅を出る。高山までは空が明るかったのに、富山県境に近付くにつれて雲が低く厚くなる。Ｒ４７１に入ると国道とは思えない悪路に。国道と思わなくても結構な悪路。この道が本当に県境を越えて富山県まで伸びているのか・・・？道幅は車１台分がやっとで、待避所はほとんどナシ。対向車が来たらとても困るが、１台もすれ違わなかった。こんな道を２０キロほど走り、今度は登山口まで１０キロ登る道。こっちの方がよっぽどマシだった。

駐車場		ブナが点在する尾根を登り

車道にゲートがあり、そこに駐車スペース。駐車場にあったトイレが撤去作業中だった。新しいトイレや駐車場ができるんかね・・・。週末ともなると車が溢れ返るらしいが、平日で天気の悪い今日は先客１台のみ。そんなこともあって、平日の今日を白木峰に当てたのでした。準備中にもう１台到着。

頂上台地直下からニッコウキスゲの咲く草原に		同左

山頂あたりには雲がかかってるけど、まあ歩き始めるとしましょう。登山道は尾根に付けられていて、途中で２度ほど車道を横切ります。頂上台地までの標高差は３００ｍ弱。前半はブナ混じりのパッとしない林を登るが、頂上直下からニッコウキスゲの咲く草原に。登ると同時にかかっていた雲がなくなってきて、薄日も感じられるようになってきた。

白木峰山頂の展望盤		山頂の看板

山頂のすぐ手前まで車道があり、てっぺんにはヘリポートのマークも。その昔はここまで車で登れたんでしょうね。白木峰の山頂には展望盤と大きな看板があった。山頂の雲はとれたものの、遠くの景色まで見ることはできない。金剛堂山や白山、北アルプスなどがどんな感じで見えるのか楽しみだったけど、今日はオアズケですな。

天気が良ければ小白木峰も往復するつもりだったけど、この感じじゃ行くだけ無駄かな・・・と思いヤメ。白木峰の東側の末端にある浮島のある池まで行く。ニッコウキスゲはこれで満開なんかな・・・？他にはギボウシやイワイチョウが盛りの様子。もう少し天気が良かったら、ニッコウキスゲの黄色が青空に映えていたことでしょうに・・・。まあ、今日に関しては予報や朝の感じからしたら上出来の天気じゃないでしょうか。

トーミの頭の急坂を登る

外輪山と湯の平

木道が張り巡らされている浮島の池でしばらく写真撮ったりして休憩。帰りは避難小屋経由で戻る。そこそこ立派な小屋で、太陽光発電の設備なんかもあった。トイレの使用に時間制限があったので、バイオ式か何かになってて、その電力のための太陽光発電かな。小屋の反対側の小ピークからの眺めが結構いけた。

小屋の周辺にいるうちに、いつの間にか空が暗くなってきた。いつ降り出すかわからんなあ・・・。とっとと降りることにした。途中、登ってくる人と何度かすれ違う。お手軽な山なので、天気を見てから登りに来たクチだな。白木峰は山に登ることよりも、登山口までの車の方が険しいかも。とくに岐阜県側からだと。

浮島の池		浮島の池

浮島の池		浮島の池