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高標山&八剣山&北ドブ湿原 ハイキング


天気がイマイチで山はパッとせず・・・  北ドブ湿原で一矢を報いる


ニッコウキスゲの咲く頂上台地

こんな時期にこんな山に登ってきました。夏山真っ盛りのつもりで泊まりの白馬を予定してたんですけどねぇ〜。海の日の翌日に梅雨明け発表があったものの、完全には明け切ってないような感じで、今週末は不安定な天気予報。白馬は中止となり土曜日は家で沈没。日曜日は少しマシそうだったので、晩秋とかが旬のような高標山に行くことにしたのでした。

山域 日時 登山形態 天気
志賀高原? 2012年7月22日(日) ハイキング くもり
メンバー 駐車場 温泉 食事、その他
T世 カヤの平総合案内所 湯田中温泉 楓の湯(300円) とくになし

 コースタイム カヤの平総合案内所(9:40)⇒車道ゲート(9:45)⇒登山道入口(10:00)⇒高標山(10:50〜11:05)⇒登山道入り口(11:50)⇒ゲート(12:00)⇒カヤの平総合案内所(12:05)


 ■高標山

平日の仕事の時と同じ時間に起きて出発。空は雲に覆われているけど、明るくて雨が降りそうな感じではない。木島平から林道を登り、カヤの平の総合案内所の駐車場へ。駐車場には10台くらい?あと新潟ナンバーの観光バスも。下界は明るめだったけど、このあたりはガスっぽくて暗い。そんな中歩き始める。

 
カヤの平牧場 車道のゲート

牛がいる牧場の横を歩く。牧場はいい感じ。車止めから林道を歩くが蚊が多い。ゲートから15分ほど歩くと登山道の入り口。ボケーッと歩いていたら見逃しそうな感じ。後から団体さんの声が・・・。新潟ナンバーのバスに乗っていた人たちみたいだ。

 
林道はしっとり系 登山道入り口にある看板

登山道に入るけど、どうもヤブっぽい。ヤブというよりも、手入れが入ってない様子で、足元はいいけど横からの枝や草がうるさいという感じ。この時間(10時頃)なのに今日の足跡はなさそうで、時々クモの巣を顔に食らったり。あんまり人気がある山ではなさそうだ。立派なブナは生えているものの、どうもモジャモジャ感が優勢でスッキリしていない。

 
結構うっとうしい道 立派なブナがチラホラと

林道からの道が合流してからはほぼ横歩き。この横歩きが結構長くてタルかった。時々太陽の気配が感じられ、真上の空には青い部分も少々。高標山の山頂は展望が良いようなので期待したいところ。ところがどっこい、山頂に着くもガスガスで真っ白け。粘ってもダメだろうな・・・。とりあえず休憩して下山開始。

 
変な形に伸びたカンバ 山頂の標識

下りで新潟からバスで来たと思われる30名前後の団体さんとすれ違った。先客はいないと思われるし、このあとに登った人がいるとは考えにくいので、今日のお客さんはボクらと新潟からの団体さんのみ・・・?人気のある山とは思ってなかったけど、もう少し人が入っていると思ってたなあ・・・。

高標山のイメージはブナと山頂からの展望だったけど、脆くも崩れ去ったなあ・・・。まあ、この時期、しかも天気の悪い日に登るボクらが悪いのですが・・・。登山口のカヤの平が一番良くて、中間のブナはまあまあくらいで、山頂手前の横歩きの部分は最悪(とまでは言わないが)かな。紅葉の時期か晩秋の晴れた日に登るのが、高標山の正しい登り方でしょうね。

 ■八剣山と北ドブ湿原

午後から雨が降るような予報。そんなもんで行程の短い高標山にしたのだが、どうも煮え切らないので北ドブ湿原にも行ってみることにした。この周辺はほとんどリサーチしてなかったけど、どうも高標山なんかよりも北ドブ湿原がメジャーみたい。総合案内所に止まっていた車の大部分は北ドブ湿原に行ったと思われます。


 コースタイム カヤの平総合案内所(12:10)⇒五叉路(12:30)⇒北ドブ湿原(12:40)⇒八剣山(13:10)⇒北ドブ湿原((13:30)⇒五叉路(13:55)⇒カヤの平総合案内所(14:20)

売店の裏手から遊歩道に入る。いきなりスッキリとしたブナ林ときちんと整備された遊歩道。道標も立派。さっきまでの高標山とはなんたる違い・・・。モジャモジャ感が全くない。下草が笹だからかなあ・・・?何はともあれこっちに来てよかった。これで帰れる・・・といったとこかな。

 
こんな溝で? 東コースのスタート
 
北ドブ湿原への道は整備されている 五叉路

五叉路を北ドブ湿原方向に進むとしばらくで見えてきました、樹林の間からニッコウキスゲが満開の北ドブ湿原。湿原の真ん中を木道が貫いている。曇っていてイマイチだけど、開けた湿原は気持ちいいです。もうお昼過ぎてお客さんは減っているんでしょうが、三脚が付いたままのカメラを持ち運ぶカメラマンが数名いましたね。

北ドブ湿原 ニッコウキスゲ真っ盛り
 
湿原のど真ん中を木道が貫く ニッコウキスゲ真っ盛り

ニッコウキスゲは満開。あとワタスゲやトキソウ、クルマユリなどが咲いておりました。ほとんどニッコウキスゲの独壇場ですな。さて、北ドブ湿原だけでもよかったのですが、この先あと20分ほど歩けば八剣山という山があります。まあまあ良かった北ドブ湿原ですが、次があるとは思えません。ついでのついでで今日行っておきましょう。八剣山へ。

 
こちらに立派なブナあり 八剣山山頂

北ドブ湿原の領域をはずれると途端にむさ苦しくなった。八剣山まで登る人は少ないようですね。八剣山の山頂は塗装があせた看板が立っているだけで、周囲を深い樹林に囲まれていて展望ナシ。休憩する気もおきない山頂。見どころがないというか、これだけ登る価値のない山頂も珍しいかも。地形図に山名は載ってないけど三角点はあったので、三角点ハンターには重要な山かも・・・?

尾根コースで戻る手もあったが、帰りも北ドブ湿原へ。湿原に着いたくらいから周囲に雲がかかるようになってきた。とっとと帰りますかね。カヤの平総合案内所に着いて、靴を履き替えて、車に乗り込んだところで本降りの雨に。よかったよかった・・・10分遅かったらこの雨食らってたな。

帰りは志賀高原経由で帰る。木島平に降りるのもだるかったけど、志賀高原に抜けるのも長いです。でもまあ、雰囲気の良い林の中をドライブできました。

温泉は湯田中に降りてから。湯田中駅前の楓の湯。300円也。まさに駅前温泉。温泉の窓を開けて撮ったのが左の写真。ちゃんと座敷もありました。外には足湯もありました。

今日はまあこんな感じで、高標山と八剣山はマイナス評価、北ドブ湿原がまあまあ。3つ合わせてやっと「1」になったかな・・・というとこです。
楓の湯より





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