旧碓氷峠から鼻曲山 紅葉&冬枯れハイキング


山の紅葉はそろそろ終わりですね〜  軽井沢の街の紅葉が見頃でした


鼻曲山からの浅間隠山

 山域  浅間山周辺 鼻曲山
 山行日時  2013年10月27日(日)
 登山形態  ハイキング
 天気  晴れ時々くもり
 メンバー  A珍、A実、T世
 温泉・メシ  温泉:望月(佐久市) 布施温泉(400円)
 夕食:喜太郎(松本市・台湾料理) 最近増殖中
 コースタイム 旧碓氷峠(8:10)⇒留夫山(9:40〜50)⇒鼻曲山(10:50〜11:40)⇒旧碓氷峠(13:35)

10月も下旬だというのにまたまた台風がやってきました。おかげで土曜日は雨。勘弁して下さい…。日曜日は台風一過の晴天かと思いきや、台風が寒気を引っ張り込んで冬型に。日本海側の山はダメですね〜。てなわけで、浅間山の近くにある鼻曲山に紅葉&冬枯れハイキングです。旧碓氷峠からの往復だったんですが、かなり人気のないルートのようでした。


6時に松本合同庁舎集合で8時前に旧碓氷峠着。軽井沢は霧の中でしたが、旧碓氷峠まで登ると霧の上。天気はだいたい晴れですが、寒気による雲の残り物が時々かかっています。等圧線も混んでたので風があって、その風はもう冬の冷たさでございました。半袖Tシャツと長袖シャツの2枚では寒いかなというくらい。

 
旧碓氷峠から旧中山道を少し下ると・・・ 鼻曲山の登山口があります

旧碓氷峠は軽井沢方面からは車で入れますが、群馬側は山道でした。登山口なので駐車場くらいあると思ってたら、それっぽい駐車場はありません。あれま〜。登山口というよりも完全に観光地ですね。見晴台とか熊野神社とかあったりで。峠の茶屋の人に尋ねて、その茶屋の駐車場に車を止めます。駐車料金は500円ですが、1000円以上飲んだり食ったりすると無料になるとのこと。これが下山後の力餅となったわけであります。


山に入ると冬枯れ状態です

軽井沢の街中の紅葉がキレイで、登山口の旧碓氷峠あたりが紅葉見頃の上限という感じ。この寒気の風のせいで、だいぶ散ってしまったようです。少し群馬県側に歩くと登山口。山に入るといきなり紅葉がほとんど終わってしまっていました。全体的には散ってるんですけど、木丸ごと色付いた葉っぱが残っているのが時々あって、無理やり紅葉を楽しみます。葉っぱは散ってても冬枯れの道も好きなんです。

 
時々染まった葉っぱが残った木も 留夫山への登り

ひと登りで緩くなり一ノ字山。一ノ字山はピークではなく、傾斜が緩む地点。里から見ればピークに見えるんでしょうね。長野と群馬の国境稜線を北上します。このあたりイノシシのものと思われる掘り起しがすごくて、歩きにくいほど。帰りにはブヒ〜ブヒ〜という鳴き声を聞き、慌てて逃げる影も見ました。イノシシは怖いイメージです。猪突猛進してきそうで。先日の赤谷山でもイノシシと思われる獣を見ましたが、イノシシってのは群れてるんですね。

 
留夫山からの下り 鼻曲山とのコル付近は色がありました

ダラダラダラダラと登って1419mのピーク。それからガーッと下ってガーッと登れば留夫山。ここですでに1590mあって、目的地の鼻曲山1655mとたいして変わりありません。でも距離はあるんですねぇ〜。ってことは、アップダウンが連続する…と。往きだけならいいんですけど、帰りも登り下りがあるのは精神的にイヤですねぇ〜。前を歩く3人は早いです。T世さんは置いといたとしても、A珍、A実の両娘も達者です。ワタクシは加速度的に衰えが…。

 
カエデ系がたくさんありました なんでしょ?

旧碓氷峠から鼻曲山までのこの国境稜線は展望も乏しいです。浅間山は木の隙間から存在が確認できる程度。右下には剱の峰や角落山など特異な形の山が並んでますが、こちらの展望は後半になって見える場所がチラホラと。妙義をはじめ群馬のこのあたりは面白い形の山が多いですね。見えてる剣の峰や角落山もそのうち歩いてみたいです。


霧積温泉との道が合流するあたり  剣の峰と角落山

鼻曲山直前のコルで霧積温泉からの道と合わさります。ほとんどの人が霧積温泉から登ってきてるみたいですね。旧碓氷峠からの人は少なそうです。登山道がイマイチ踏まれてなかったり、整備の頻度が低そうだったり、納得です。駐車場もないですしね。今思えばネットでの記事も少なかったなあ。

 
霧積温泉への分岐 「鼻」が見えてきました

グイッ〜と登ったら鼻曲山の山頂。それほど広くない山頂でした。狭くもないけど…。さて浅間山……がない。というか、木が邪魔で見えない!鼻曲山の山頂からは浅間山が見えないんですね。な〜んだ…って感じです。わりと尖った山頂なので、さぞかし見晴しがいいと勝手に想像していたんですけど、四方八方しっかり木が生えていました。

 
鼻曲山の山頂 山頂は広くはないけど狭くはない
 
なんでしょ? 浅間隠しの木

エアリアに展望が良いとある隣のピークに立ち寄ります。こっちの方が賑やかでした。ここはスキー場から登るルートと二度上峠からのルートが合流する「小天狗」と呼ばれるピークみたい。「展望が良い」というよりも「山頂よりマシ」が正解か。ちょうど浅間山の向きに1本立派な木が生えているのは、嫌がらせとしか思えません。南の展望は悪くないけど、八ヶ岳など稜線には雲がかかっていました。


こちらは浅間隠山


妙義

意外と寒くなくて長居できた山頂でした。1602mのピークに登り返し、留夫山とのコルからは巻き道を通ってみます。使われなくなった林道を利用して留夫山を西から巻きますが、最後のところは踏み跡程度になりました。近道とありましたが、距離が長くなるぶん時間的にはたいして変わらない感じ。疲れてたら巻き道の方が足には優しいです。1419mに登り返したら、あとはダラダラと下って旧碓氷峠着です。

 
帰りは留夫山を巻く道へ 冬枯れハイキング

せっかくなので観光。見晴台へ。観光客がたくさんいます。公園になっていてカエデが真っ赤でキレイでした。南と東に開けていて、妙義や奥秩父の山々がよく見えます。鼻曲山からの妙義よりグッと近付きました。一番西よりからはギリギリ浅間山が見えていました。八ヶ岳は相変わらず稜線に雲。寒そうです。


見晴台より  妙義が近く大きくなりました

 
見晴台は公園みたいな感じ 見晴台の西端からは浅間山がギリギリ見える
 
紅葉は超見頃! いい雲出てます!
 
見晴台の中に県境があるみたい 淡い色の紅葉がいいです

車を止めた碓氷山荘へ。1000円飲み食いしたら駐車場が無料になります。力餅の五種混合セットはちょうど五種×2個。4人なので2つ注文すればちょうど1人1個ずつ。1セット500円なので、ちょうど1000円になりました。味はよくわかりません。旧碓氷峠の峠の茶屋で力餅を食べたことに意義を見出しましょう。

 
碓氷山荘の力餅 碓氷山荘の玄関のガラスに
 
どうでもいいけど五目ラーメン 松本の喜太郎の台湾とんこつラーメン

軽井沢の日帰り温泉は庶民には無理です。4桁は当たり前。望月まで戻って布施温泉に入りました。ここまで離れると400円。わりと立派な施設なんですけど安くて助かります。早くに下山したわりに温泉を出ると暗くなりました。下山後の観光が長かったですからね〜。今日は山登りよりも下山後の観光の方が盛りだくさんでした。





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