飯縄山から虫倉山 鍋ハイキング縦走虫倉山からの後立山
信州ふるさと120山 では小川村のところに飯縄山という山が載っています。あっという間に登って降りてこれそうです。いくらなんでも短いなあ〜と見ていると、中条の虫倉山まで尾根続きで道があるんですね〜。秋の紅葉の時期にでも…と思っていたところ、新緑のこの時期に、老若男女9人で歩くことになりました。
松川村で集合して車4台で向かいます。まずは下山口であります岩井堂観音に車を2台仕込み、そして登山口であります小川村の大洞高原へ。道中がすでに北アルプスの展望抜群で風情のある山村の景色なので、山に登らなくてもいいんじゃない…?と思えてしまいます。眺めは大洞高原が一番よかったような…。
メインは縦走と虫倉山山頂での鍋。ザックにはカセットコンロ在中。杉林の間の山道を進む可と思うと林道に出たり、広葉樹に新緑の道になったりしながら登ると飯縄山。山頂には神社がありました。展望は木の隙間から黒姫山や戸隠方面が見える程度。木がなければ眺めが良さそうなんですが…。
飯綱山からガーッと下ってダーッと登るとアルプス展望広場というピーク。展望広場というほどの展望はナシ。飯縄山よりは木の間隔が開いていて、間から北アルプスが見えてました。チョコッと下って、チョロッと登ると大洞山。さっき虫倉山まで60分だったのが75分に増えてます。
この後も登ったり下ったりが激しいです。地形図で判断できる限りでは、大小のポコが全部で15個もあります。たいしたことがないのもあるけど、意外と登りも下りも勾配がきついです。ここ数ヶ月はスキー中心でフクラハギはあまり使わなかったからか、フクラハギだけやたらと痺れ気味。これからは歩き中心になるので、徐々に慣れていくのかな…?
1391mがこの山並みの最高点。山頂にはビニール紐がグルグル巻きになっている木があるだけでした。展望もナシ。登山道も地形図とちょっと違っていたりで、一瞬迷いそうな雰囲気でしたね。南西方向の尾根にも道が付いていましたし。ここからふた登りで虫倉山のメインルートに合流です。メインルートからは今歩いてきたルートに入らないように、折れた木などで塞いでありました。ここから虫倉山の山頂までが一番いい感じの新緑でした。 虫倉山山頂はちょうど団体さんと入れ替わり。もう1組団体さんがいましたが、何とか鍋スペースは確保できました。北アルプスの眺めは素晴らしいんですが、お昼になってちょっとシラ〜ッとしてしまったかな…。それでも360度の大展望を満喫です。
ここまでの道はずっと樹林の中で涼しかったけど、虫倉山の山頂は高い木が生えていなくて直射日光でいきなり猛暑。しかも鍋がグツグツしているのでなおのこと。保冷剤代わりに凍らせてきたビールを飲みます。美味いです!鍋が終わった後は仕上げのうどん。色がなかったので道中でH尾さんが採った山菜を入れて彩りに。鍋もうどんも美味しかった!
岩井堂ルートを下ります。急な下りで鎖が続けて出てきます。そのあとの小虫倉への急登、ビール飲んで鍋食った後には堪えます。小虫倉の山頂は樹林の中の広場という感じ。四角く丸太で囲ってあって、こっちの方が宴会向きでした。展望はないけど…。あとはダラダラ下って、杉林になって飽きるころに岩井堂観音に到着。岩にめり込んでいるようでした。
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