田代山湿原&帝釈山 ハイキング


田代山湿原はいいとこでした〜 帝釈山は平凡・・・


田代山湿原 向こうは会津駒ヶ岳などの山並み

 山域  南会津 田代山湿原&帝釈山
 山行日時  2013年10月18日(金)
 登山形態  ハイキング
 天気  晴れのちくもり
 メンバー  T世
 温泉・メシ  温泉: たかつえ温泉 白樺の湯(500円) 料金箱制
 夕ごはん: ラーメン まりちゃん 会津田島
 コースタイム 猿倉登山口(9:25)⇒小田代(10:15)⇒田代山湿原(10:35)⇒弘法大師堂(10:55〜11:15)⇒帝釈山(12:05〜20)⇒弘法大師堂(13:10〜20)⇒小田代(13:40)⇒猿倉登山口(14:15)

10月3週目は2013紅葉南会津シリーズ。初日は田代山湿原&帝釈山です。田代山は横から見ると何の変哲もないような山なんですが、山頂部が湿原になっています。ミニミニ苗場。その様子は他から見えず、登って初めて湿原だってことがわかるんです。山頂の湿原からの眺めもまずまず。それに比べて200名山の帝釈山はこれといって見どころの少ない平凡な山でした。田代山の湿原と帝釈山は合わせ技一本!ですね〜。


平成23年梅雨の大雨で只見方面は大きな被害が出ました。2年以上経った今も爪痕があちこちに。大変だなあ…なんて会津朝日岳(元々登る予定だった)の登山口に向かうと、その時の洪水の影響で未だ会津朝日岳は入山禁止。あれま!リサーチがずさんでありました。登山道自体は健在とのことで、崩落した林道の部分だけクリアすれば登れるみたい。しかし、台風26号の雨だかで水量が多そうなのでやめときました。時間もないことなので、日曜日に登る予定にしている田代山湿原&帝釈山でも登るとしましょう。

 
猿倉登山口 歩きはじめてすぐに最後の水場という看板

コースタイムが短いから田代山湿原&帝釈山にしたのに、登山口までの道のりが遠いこと。湯ノ花温泉までは良かったけど、そこから砂利道を10キロ以上進み、標高も1500m近くまで登ることになります。なんだかんだで9時になってしまいました。ま、それでも余裕ですが。登山口の駐車スペースには先客の車が2台。平日だけど晴れなので、もっと先客ありかと思っていました。

 
紅葉は登山口あたりが盛り 山頂まで1.5km 1時間30分

まずまずの紅葉の中スタート。歩き始めてすぐに「最後の水場」。ここで水を汲む意味ナシ。ここまで内陸に入ると植生は日本海側っぽくないですね。ブナもダケカンバも控えめな感じでした。かわりに色々な木が生えて、色とりどりの紅葉がキレイでした。なんといっても天気がいいです!色付いた葉っぱが青空に映えております!しかし、紅葉がキレイだったのは少しで終わってしまい、登るにつれて葉っぱが落ち、針葉樹交じりの面白くない道に。

 
お決まりの・・・ 小田代まで登ってきました
 
小田代 これは上の田代に出たとこ

小田代で少し挽回するも、まだなんか物足りず。もう1段登ると田代山湿原です。すでに冬枯れで雪を待つ準備完了といったところ。草紅葉はよくゴールデンレトリバーと表現されてますが、ここは水気も艶もないので柴犬並み。湿原を周回する木道は時計と反対周りの一方通行になっていました。他に人がいないので関係ナシですが。


田代山湿原は一方通行の周回路


草原はゴールデンレトリバーほどツヤはなく柴っぽい感じ


少し歩くと会津駒ヶ岳などの山並みが  雪は一昨日のかな

木道を少し北側に進むと、見えてきました会津駒ヶ岳。台風26号が通過した時に引き込んだ寒気の影響で雪化粧しています。大戸沢岳や明日登る予定の三岩岳も見えています。今一つ特徴のない山々だけに、雪が乗ると引き立ちますね〜。湿原の北側は池があったりして景色にアクセントが付きます。木道もナイスアシストです。キンコウカのなれの果てがたくさんありました。


池塘に青空が映ってます


山頂の湿原全体を田代山と言うんでしょうか


雲もいい感じですね〜


キンコウカのなれの果てがビッシリでした


田代山湿原は西上がり東下がりになっています

田代山湿原は斜めになってます。東が下がってて西が上がっています。西の方に上がっていって、湿原が終わった針葉樹の中に弘法大師堂という小屋が立っていました。ここらへんが一応田代山の最高点ってことになるのかな。先客4名がいました。どうやら逆側の登山道から登ってきたようですね。

 
弘法大師堂の便所 土禁!
 
我が家よりキレイ! これならお金払う気になりますね〜

避難小屋は普通なんですけど、普通じゃないのはトイレ。なんと土禁!登山靴を脱ぐのは面倒臭いけど、これだけキレイなトイレだったら労は惜しみません。チップも惜しみません。小屋よりこの便所の方が泊まるの快適そう。たいしてしたくはなかったけど、せっかくなので用を足しておきました。何年経ってもキレイなままであってほしいものです。

 
帝釈山にも雪が少々 帝釈山山頂

帝釈山に向かいます。この間は針葉樹がメイン。たまにある紅葉する葉っぱは、すでに全部落ちました。展望もナシ。アップダウンはそれほどでもなかったけど、帝釈山の山頂までは長く疲れる道のりでした。こっちの山も少し雪は降ったみたいです。日影に少し残っていました。グイッと登って木が低く疎らになり、岩が出てくると帝釈山の山頂。

 
燧ヶ岳が・・・ こちらは会津駒ヶ岳とあした登る三岩岳

帝釈山の山頂は270度くらいの展望かな。西の燧ケ岳が灌木に阻まれて視界イマイチ。北には会津駒ヶ岳など一連の山並みが見えますが、田代山湿原から見た方がずっと良かったです。南・東には馴染みのない日光から那須にかけての山々。日光白根山や男体山はなんとなくわかる程度。そのあたりはあまり登ってないからよくわかりませんね〜。

 
田代山  山頂が湿原になっているとは思えない 田代山への帰り道

来た道を戻ります。戻るうちにだんだんと雲が増えてきて、田代山湿原あたりではすっかり薄雲の下。会津駒ヶ岳など北の山々はまだ明るかったです。太陽の差さない湿原は寒々しく、草紅葉は柴犬より艶がなくなって使い古したゴザのようでした。とっとと帰れってことだな。すたこらさっさと下ってオシマイです。

 
帰りはすっかり曇り空 猿倉登山口到着です

温泉は湯ノ花温泉も考えていましたが、共同浴場に駐車場が見当たらなくて通過。安くていいけど、下山後温泉には体も洗いにくいし厳しいかな。で、たかつえスキー場のベースにある白樺の湯へ。平日は客がいないからか、料金箱にお金を入れて入るというシステム?でした。一応受付のようなものはあったから、土日とか繁忙期は有人になるんでしょうかね。

 
たかつえスキー場にある温泉 平日は料金箱に入れるシステム

次にメシ。適当にラーメン屋を探すと下郷町の「星六」がヒットし向かう。着くが営業してない…。よく見ると「ランチ営業」とありました。またもやずさんなリサーチ。会津田島に戻って、これまたインパクトの強そうな「ラーメン まりちゃん」へ。この店構え、通りすがりでは絶対に入れないだろうなあ…。ソースカツ丼が福島県で1位だそうな。駒ケ根のソースかつ丼と違ってトンカツは普通の厚さ。全体的に量も普通でした。ちょっとタレがかかり過ぎでしつこかったのがタマニキズ。あとラーメンは「みそたんめん」なる物を注文。普通のミソラーメンだったのですが、「たんめん」は塩だけかと思っていました。

 
会津田島の「ラーメン まりちゃん」 みそたんめん
 
ソースかつ丼  駒ケ根よりおとなしめ   食べログで1位だそうな

会津田島のセブンイレブンで明日の買い出し。南会津はコンビニが少ないのが難点ですね〜。今晩のねぐらは道の駅「きらら289」。ここは温泉併設。車はそこそこ止まってて、温泉客なのか車中泊なのか判別できず。狭く明るく落ち着かない雰囲気ではありましたが、寝不足だったので即寝。

   




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