蓼科山 雪山ハイキング


女神茶屋から往復 天気がいまいちパッとしなかったなあ〜

 山域  八ヶ岳 蓼科山
 山行日時  2013年3月23日(土)
 登山形態  雪山ハイキング
 天気  曇りのち高曇り
 メンバー  T世
 温泉・メシ  なし
 コースタイム 女神茶屋(9:20)⇒蓼科山(11:35〜12:00)⇒女神茶屋(13:00)

蓼科山は19年ぶり2度目となります。山に登り始めた頃に登っていて、山頂が岩ゴロゴロで風が強かったという記憶しかございません。その後もとくに登りたいとも思わなかったのですが、どうも周りの人たちがこぞって蓼科山に登るもんで、機会があれば登ろうかな・・・という気に。で本日、北はイマイチだけど南は晴れかな・・・という予報になり、では蓼科山へとなったわけであります。

  そんなこんなで蓼科山に登ってきたわけですが、やっぱり好みの山ではないかな・・・が残った印象。もちろん天気がパッとしなかったというのもあるけど、山自体がねぇ〜。冬は山スキーで雪たっぷりの日本海側に行くもんで、比べるとどうしても・・・。明るい広葉樹から始まってブナ林となり、カンバ林となり・・・と日本海側の山は植生もロケーションも豊かです。せめてフカフカの雪がある真冬に登れば、印象が違ったかもしれませんがね・・・。

題名を「雪山ハイキング」としてますが、もう完全に「残雪ハイキング」の様相ですね。今年は2月いっぱいまではコンスタントに寒くて、南岸低気圧もたくさん通って、八ヶ岳近辺は雪が多かったはず。ところが3月になるといきなり4月の陽気になり、みるみる融けてしまったみたい。まあこれは八ヶ岳に限ったことでなく、全国的なもんだと思います。せっかくたくさん積もったのに、勿体ないお話です。

前の晩は送別会だったため朝が厳しい・・・。寝不足ではないけど飲むと気だるいです。自宅出発は軽く7時を回ったけど、登山口であります女神茶屋に着いたのは9時過ぎ。駐車場はすでに満車で、道端にも何台か止まっているという状態でした。なんとか隙間に入り込んで駐車完了。登山口付近ですでに日当たりの良い場所は融けてしまってます。標高1700mもあるというのに・・・。

 
登山口でこんな感じ 最初の登りは雪が切れる

とりあえず登山道に雪はありましたが、最初の急斜面では完全に夏道歩き。冬靴では苦痛です。登り切った1878m台地からは再び雪道になりホッ!融けて凍り、融けて凍りを繰り返して、完璧に春の雪になっています。朝だから当然雪は堅くて、意外とステップが切れていなかったので結構滑ります。ほとんどの人はアイゼン着けていました。ワタクシ忘れました・・・。まあ、持って来てても着けなかったと思いますが。アイゼンなしだと苦労する部分もあるけど、トータル的に着けない方が楽な場合が多いです。

 
1878mの台地からは雪復活 上部の針葉樹には薄ら霧氷が

天気は歩き出しの時間は曇っていて、蓼科山の山頂や八ヶ岳の稜線は雲の中でした。歩くうちにだんだんと明るくなり、中間あたりで蓼科山の雲が取れて青空が多くなっていました。山頂に登る頃にはすっかり晴れているだろうと思っていましたが、今度は高いところ空が薄雲に覆われてしまって暗い感じになってしまいましたねぇ〜。周りの山は見えてはいましたが・・・。


大きな写真にするまでもないけど・・・ 左手前は北横岳 遠くは南八ヶ岳


こちらは霧ヶ峰方面  南から見るから余計に雪がない・・・

山頂は強風ではないけど、多少の風あり。展望もパッとしないので長居は無用。でも、久しぶりなので丸い山頂を一回りしておきます。見えるべき山は一応見えてはいるんですけどね〜。登山口の車の数のわりに、山頂にいる人は少ないなあ・・・。結構すれ違ったり抜いたりしたから、こんなもんか・・・。

 
山頂に到着 最近はこんな風な人たちが目立つような
 
溜まるところには雪がある 蓼科山頂小屋
 

さて、下山です。登山道はそこそこ急で、登る時は雪も堅かったので苦労するかと思いきや、グリセード天国でした。突っかかったりもせず、急に加速したりもせず、常に一定で滑ってくれました。かったるい下山を楽しむことができました。ステップを平らにしてしまうので、これから通る人にゴメンナサイと心の中で謝りながら楽しんでました。おかげで1時間で下山です。蓼科山はしばらくいいかな・・・。また20年くらいしてから登ろう!





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