鉢盛山 ハイキング
『天気が悪い…』で書き始めるのが何度か続いているような…。8月最後のこの週もキャンプ山行を予定していましたが、予報は良くないです。前日になり悪いながらも山には行けるかと思ったら、主役のシモちゃんが風でダウン…。主役抜きではなあ…。日曜日に天気が良くなって、シモちゃんの風邪も良くなることを期待して、土曜日は引きこもることに…。
5時前に起きて予報を見ると『くもり時々晴れ 夕方雨』。なんとか山には登れそうな予報。しかし、シモちゃんアウト!風邪治らず…。2日連続引きこもると身体が腐るASKに強引に連れ出される。行き先は鉢盛山。近くて、天気悪くても勿体なくないところ…ということで決定。朝日村からの登山道はしばらく閉鎖されていましたが、今年新しいルートでオープン!松本は本降りだったけど、朝日村まで行くと上がっていました。朝日村役場で林道ゲートの鍵を受け取ります。
林道は長いです。役場から40分チョイ。ところどころ深めの溝はありましたが、13インチの軽自動車で大丈夫でした。駐車場は狭いという話でしたけど、造成してあって20台くらい止めれる感じです。登山道は新しく拓いただけあって、まだまだ歩きにくいです。太い笹の根が残っていたり、地面が締まってなくてヌルヌルだったり。気温は低いと思うけど湿度が高いのか、汗が噴き出てきます。
稜線に出て波田からの道と合流。緩く徐々に高度を上げていきます。鉢盛山は鉢にご飯を盛ったような形(?)なんですが、歩いていてもそれを実感できます。尾根道になってからは風が通るようになり、さっきまでの暑さがウソのような涼しさでした。たまに太陽の気配がありますが、ほぼずっと曇り。雨が降らなくて良かったって感じです。
頂上まで5分のところに避難小屋。鉢盛山荘です。工事現場によくあるようなプレハブ造り。中にはプロパンガスのボンベや緊急用の水、床に敷く用の銀マットが常備。風情はないですけど避難小屋としては十分用が足ります。しっかり5分登って鉢盛山山頂。ここまでカラマツやシラビソに覆われた道で、見どころはほとんどナシ。途中に『権現の庭』がありましたが、なんか寂しい感じの湿原みたいなところ。
山頂は朝日村、旧波田町、旧奈川村、木祖村の4町村の境界になっていて、それぞれの祠があります。登山道も4方向から付けられています。山自体はパッとしないんですが、地理的には重要な場所となっている?ようです。標高も2446mと高いです。日本三百名山にも入ってるんです!ちょうど木祖村から登ってきた団体さんの中に、今日のこの鉢盛山が三百山目という方がいらっしゃって、一緒に(勝手に)お祝いしました。
山頂から少し北西の道を進むと大きな反射板2枚があります。下界からも見えるやつ。その団体さんははじめはここで休憩していました。天気良ければ眺めが良いはずだけど、今日はダメ。前回スキーで来た時も穂高には雪雲がかかっていたような…。ボクらは山頂のとこで休むとします。横笛持って来てたので吹いてみました。家だとうるさくて吹けないので…。それでも反射板のとこまで聞こえたようです。あとから団体さんがやってきて山頂で記念撮影。『木曽川・水の始発駅』というとこのイベントでした。 下りで単独×2と、二人組×2とすれ違いました。ウチらがもらった鍵番号はNo.8。恐らく他に7組いたんでしょうけど、3組は天気悪くてやめたかな。見どころナシの道をしゃべくりながら下ります。駐車場には他に4台ほど止まっていました。長〜い林道を下り、役場で鍵を返してオシマイ。展望もなく、ただ登っただけでしたが、家で引きこもってるよりは良かったかな。 地形図に出てない道なので、GPS持って歩いてみました!
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