坂戸山 ハイキング&飯山 菜の花祭り坂戸山山頂からの越後三山
2014年GW後半の南東北山スキー5日間の旅の最終日は東北でもスキーでもなく、越後は南魚沼の里山でありま〜す!もともとは六万騎山(321m)でカタクリ見物を考えていましたが、見頃は過ぎてしまったとのこと。リサーチしてみると、お隣の坂戸山(634m)はまだ大丈夫っぽい。さすが標高が倍!ということで、坂戸山に決定!
夕べは加治川の道の駅泊。雨上がりの朝でした。予報は雨は未明までで、のちに晴れてくるとのこと。六日町までタラタラと下道で。早朝の下道は走ってて気持ちいいです。ただ、天気がなかなか回復してこない…。里山の核心の一つが登山口探し。ちょっとウロウロ…。登る人が多いんでしょうね、登山用の広い駐車場がありました。
登るコースは薬師尾根コース。一番メジャーなのか…?神社のとこから登り始めます。きっちり登山の格好した人から普通の家族連れ、ダイエットっぽい人、中学生の部活…等々、色んな人がいますね〜。六日町の『おらが山』なんでしょう。賑わっていました。季節もいい感じですしね。そんな山なので道も整備されていて、クロックスでも全く問題なく登れました。(六万騎山のつもりだったので、スキーブーツとサンダルしか持ってきてなかった…)
街に近いのも里山の楽しみの一つ。坂戸山は街からスタートなので、登るにつれ街を見下ろすようになります。平野の真ん中に魚野川が流れていて、その向こうには雪をかぶった山々。苗場山のかたまりと谷川の山々かな。そうそう、六日町に着いた頃からすっかり晴れてくれてたのでした。雨上がりだからか、わりと空気は澄んでいます。
道は桜のトンネルから灌木の尾根に変わります。駆け上り駆け下る学生、子供を引きずりながら登る犬…。道の両側にはミツバツツジ。日差しは強くて汗ダラダラ。昨年の秋に登った金城山がお隣に。坂戸山とは尾根続きです。さらに尾根を辿ると巻機山となるのであります。ツツジの灌木とか金城山と似てるけど、当たり前か…。
最後にグイッと登って坂戸山の山頂。たくさんの人が和んでいました。はてはて…カタクリは…裏側(東側?)の一段下にワサワサと生えていました。山頂は人が多かったけど、カタクリ群生地には人は疎ら。あんまり関係ないのかも…?せっかくなので写真を撮っておきます。結構真剣に…。
カタクリよりも目が釘付けになったのが越後の山々。今日はまず車窓から越後の山々を見物。馴染みのない北側からの展望は新鮮でした。六日町とか真西からの展望は見慣れております。そして、坂戸山山頂からの眺めはまた別物で楽しませてくれます。越後三山はもちろんとして、その奥というか巻機山へと続く利根川源流の山々が新鮮。一度スキーでドップリと歩いてみたいエリアです。少しずつ下見していかねば…。
カタクリに展望に堪能したところで下山です。山は登りが楽しいんですが、ここの下りは常に下界の街が見えていて、しかも高度感満点。とても気持ちよく下ることができました。こんな里山が近くにたくさんあればいいのにな…と思いました。トレーニングや暇つぶしにちょうど良い!
温泉は六日町の国道沿いにある『湯らりあ』。平成24年にオープンした新しい公衆浴場です。公衆浴場だけに石鹸・シャンプーはナシ。公衆浴場のわりに400円と安くはない。熱くて長居は無用…。前に通りがかった際、みつけて気になっていたので、とりあえず一つ片付いた感じです。
さて、お昼。ギリギリ午後の部に間に合いそうだったので、栄村の知る人ぞ知る中華料理店『楼蘭』へ。午後の部滑り込みセーフだったんですが、席が空いていないという盛況ぶり。早く来てたらたっぷり待たされた可能性大でした。止まってる車は長野か長岡なので、地元といえば地元。ウチの松本ナンバーの方がヨソになるなあ〜。
さて、腹も膨れてあとは戻るのみ…でもよかったけど、最後に飯山菜の花祭りに立ち寄ります。イベントは昨日5月5日で終了したけど、菜の花はまだ咲いています…という状態。駐車場代(協力金という形)を払ってまで…とは思いつつも、せっかく来たので寄らない方が勿体ない。イベント終わってて、既に夕方近いので逆に車が少なくて良かった。昼間は離れた駐車場からシャトルバスだったはず。
菜の花畑に行ってみると、なかなかいいじゃないですか!千曲川の左岸の丘陵地が菜の花畑になっています。起伏を上手く生かして黄色の絨毯が敷いてあり、遠景が千曲川と残雪の山…というロケーション。これなら駐車場代500円を払う価値はありますな。写真撮るのが楽しいです。出来映えは別として…。すっかり菜の花畑を堪能してしまいました。 これで5日間の南東北スキー旅は全てオシマイです。
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