燕岳 燕山荘まで


筋トレ系で登ってきました



 山域  北アルプス 燕岳
 山行日時  2014年6月1日(日)
 登山形態  ハイキング(残雪)
 天気  晴れ
 メンバー  単独
 温泉・メシ  なし

今日から6月。6月といえば梅雨ですが、結構晴れることが多いんですよね〜。梅雨の走りと本物の梅雨入りとの間は晴れが長く続くことになります。この6月1日の日曜日は一連の晴れ続きの中でも一番安定して晴れそうな予報。今シーズンの山スキーを納めて、本格夏山シーズンに入る前のこの時期、あんまり山のモチベーションは高くありません。高くはありませんが、この予報でどこにも行かない手はないですよね。てなわけで、燕岳に登ってきました。とりあえず行ってきたって感じですが。

登り 2:18 4:45 5:02 5:22 5:41 6:00 6:21 6:33 7:03
中房温泉 第一ベンチ 第二ベンチ 第三ベンチ 富士見ベンチ 合戦小屋 合戦沢の頭 燕山荘
下り 1:18 8:48 8:35 8:26 8:14 8:02 7:51 7:30

今日は一日晴れっぽいですが、早朝から登るとしましょう。早く降りてきて休日の残りを有意義に過ごそうという企み。夏になると路駐であふれ返る中房温泉付近、さすがに今時期はまだ駐車場空いてました。それでも4時台で3分の2くらいの埋まり具合。数年間では考えられない車の量ですね。

 
中房温泉 合戦小屋

ただ登るだけでは面白くないので、今日はちょっと力を入れて登ります。7月末に白山巡礼企画があるので、そのトレーニングも兼ねます。燕山荘までどれくらいで登れるか…?500m/時間を目安に登ってみるか。燕山荘まで標高差約1250m。ってことは2時間半か。地図のコースタイムはどれくらいなんだろ?何度も登っている燕岳ですが、コースタイムってあまり見たことないなあ…。


合戦沢の頭からは雪の稜線歩き

飛ばし過ぎると最後まで持たないだろうし、ある程度負荷は掛けないとトレーニングにはならないし…。時計の高度計で20m/2分のペースで登ります。このまま登り続けられれば600m/1時間。どこまでもつか…。結局のところ第三ベンチを過ぎて雪が付き始めてペースダウン。フニャフニャ靴で行ったので滑るわ滑るわ。ヌルヌルのナメ滝をフリクションギリギリで登っている感じでした。


下界は雲海っぽい

合戦小屋からはさらに滑る滑る!夏の陽気とはいえ朝イチですから、雪はまだ固いです。フニャフニャで歯が立たない!せめて普通の登山靴くらいで来てれば楽だったかなと。せめてストック持ってりゃ楽だっただろうに。いい加減フクラハギも疲れてきた…。夏道出てるとこ歩くのが楽なこと!合戦沢の頭から燕山荘は夏道と雪道が交互に出てきました。


燕岳


燕山荘まであと一息


燕山荘より槍ヶ岳と大天井岳

後半ペースダウンしたものの、なんとか2時間半は切れました。500m/1時間はキープできました。ま、今回は2時間半でしたが、果たしてさらに長くなるとどうなるか…?一度どこかで試してみないと。燕山荘の前には朝食を終え、これから燕岳に向かう人、下山する人で賑やかでした。もちろん夏の最盛期に比べると天と地の差ですが。


御山谷 一度は滑ってみたいが・・・高い

展望はいいですね〜。昨日までの黄砂はなくなったみたいで、遠くの山々までバッチリ見えます。富士山もクッキリ見えていました。昨日登った浅間山もよーく見えます。そんな景色を眺めながらプシュ!朝ビーです。3時過ぎに起きて、中房温泉から燕山荘まで登った後なので、すでに自分的には朝ではないですけどね。周りの人には小屋に泊まってて朝からビールを飲んでるんだと思われてました。


テン場と遠くは頸城の山々


燕岳は絵になりますね〜


裏銀の山並み


合戦尾根  浅間連峰、八ヶ岳、富士山、南アルプス


テン場にだけわざわざ雪があるように見える

だいたいそうですけど、燕山荘まででオシマイにすることが多いです。燕岳の山頂まで行ってもたいして景色も変わらないし。で、今日も燕山荘まででオシマイとします。下りがまた滑ること!滑らないように降りようとすると、とてつもなく時間がかかってしまいます。滑るの覚悟で下ると普通は意外と滑らないものですけど、今日はスッテンスッテン尻もち付きました。ただ、滑ると谷底に行きそうな場面だけは慎重に。あと合戦小屋への下りも慎重に。勢い付いて木にぶつかったら怪我しそう。普通は雪の下りは早いんですが、今日に限っては滑り過ぎ〜


絶景ですね

合戦小屋から下の雪には泥が着いていて、それが滑り止めになってあまり滑りませんでした。下りもガンガン下ってタイムアタックしたいとこでしたが、すでに雪のためにペースが悪く、頑張る気がしません。なので重力に任せて楽に降りていきました。それでも登りの時間を1時間短縮できるんですね。合戦尾根は急ですが、道がきちんと整備されているので、登りも下りも早いです。

10時には家に戻りました。残りの休日を有意義に…と思いながらも、ほとんどダラダラと過ごしてしまいました。





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