入笠湿原と入笠山 ほとんど観光入笠湿原 緑の絨毯はスズラン(まだほとんど咲いてない)
久しぶりに入笠山に登ってきました。登ってきたというか、ほとんど観光ですね。入笠湿原とゴンドラ山頂駅あたりで花を見て、入笠山で展望を…のはずでしたが、あいにく天気は回復し切らずに展望はオアズケ。翌日は安曇野ハーフマラソンを走る予定なので半分観光のところへ行ったわけですが、結構ウロウロして歩いた距離は6キロ。標高差は300mほどなのでダメージはほとんどないかな…? ■入笠山はアプローチが問題入笠山へは通常は富士見パノラマのゴンドラを利用することになります。でも往復1650円とお安くないのであります。車で行くにもマイカー規制があって、8時から15時は通行止めに。ならば8時前に上がってしまって、規制外の杖突峠に抜けてやりますか。6時過ぎに安曇野を出発し、7時過ぎには富士見、えっちらおっちら林道を登り、マナスル山荘前の駐車場に。先客なし。しばらくで1台やってきました。
■入笠湿原へ未明まで雨が降りました。雨上がりの朝です。まだ天気が回復してないので、先に入笠湿原で花見にしましょう。林道に沿う遊歩道をゴンドラ降り場方面に歩きます。クリンソウが咲いてますけど、雨粒が着いてて重くて下向いてます…。山彦荘の前が入笠湿原の入口になってて、湿原の全容を見渡せます。なかなか感じのよさそうなとこだけど、曇って暗いのがタマニキズ…。 湿原は鹿除けの柵で囲まれています。引き戸になった入口を開けて湿原へ。スズランがチョボチョボ咲いてました。他の花も咲いてるけど、雨粒が着いててヘニャ〜となっていました。湿原は後でまた来るとしてゴンドラへ。引き戸を開けて湿原の外へ。カラマツ林の中を進んでゴンドラ山頂駅へ。山頂駅付近は高山植物園になっていました。
■ゴンドラ山頂駅へゴンドラ下の斜面は一面スズラン!ちょっとまだ時期が早いみたいで、ポツポツ生えてる程度。それでもスズラン畑越しの富士見高原や八ヶ岳のロケーションが圧巻であります。晴れ間も多くなってきて、ちょうど日も差し始めてきました。八ヶ岳方面に開けてますが、あいにく八ヶ岳の上半分は雲の中。スズラン満開で八ヶ岳全開だったら、スゴイ景色なんだろうな〜。植物園を下って行くと『恋人の聖地』。ここで引き返し、入笠湿原経由で入笠山を目指します。
■ゴンドラ山頂駅から再び入笠湿原へゴンドラ駅近くにはホテイアツモリソウも!厳重に金網で囲われていて、監視カメラまで設置。本日のT世さんの目的は、このホテイアツモリソウ、そしてキバナアツモリソウ、オマケでスズラン…だそうな。往きとは別の道で入笠湿原へ。湿原内に入り、スズランが群生する中を降ります。ここのスズランはゴンドラ下のスズランよりさらに時期が早いようでした。木道から湿原を見下ろす感じが最高で、スズランが満開になったらスゴイことになりそう。 朝は曇ってて暗かったけど、今は時折日が差して明るくなりました。湿原全体が色鮮やかになります!花びらの水滴も乾いて、花もピンピンしてきました。また、朝はゴンドラ始発前で閑散としていた湿原ですが、今は観光客がウヨウヨです。入笠湿原、なかなかいいとこでした。
■キバナアツモリソウ入笠湿原を後に、御所平のお花畑に向かいます。お花畑の入口にマイカー規制の係の人がいました。キバナアツモリソウのありかを聞くと教えてくれました。さっき通ってきた山彦荘の前にあるそうな…。せっかくなので引き返して見に行きました。同じアツモリソウでも、ホテイとキバナでは随分見た目が違うんですね〜。面白い形してました。
■御所平お花畑から入笠山山頂へそして再び御所平のお花畑へ。ここも鹿除け柵で囲われています。このお花畑はスキー場のような斜面になっています。もしかしたら、その昔はゲレンデだったとか…?ジグザグに付けられて道を登っていきます。御花畑の上部で柵から出て、普通の登山道と合流です。登る人がたくさんいました。 入笠山の山頂はのっぺり広くて、少々お客さん多くても対応できます。眺めもいいんでしょうけど、天気はなかなか本格的な回復とはいきません。入笠山付近にも雲があるし、例えこの雲がなくなったとしても、八ヶ岳にも雲がかかっていて絶望的。粘っても無理そうなので、さっさと降りるとしましょう。
下山して諏訪南インターの前にあるハルピンラーメンでお昼を食べて帰ったとさ。
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