高尾山から陣馬山 冬枯れハイキング高尾山→城山→景信山→陣馬山→相模湖駅と歩いてきました!高尾山からの富士山
有名な東京の高尾山に登ってきました。高尾山だけだとアレなので、陣馬山まで縦走です。ミシュランガイドで3つ星付いてたり、最近の山人気で、高尾山は激混みのイメージ。登山者数は世界一だそーな!なんと年間260万人だそーな!半分は登山というより観光っぽいけど…。標高は599mで松本市とほぼ同じ。スカイツリーよりも低い山です。 一度は登っておきたいと思っていた高尾山。関東からだと公共交通機関でのアクセスがとても便利。反面、信州からだと面倒臭いアクセスとなります。車で行くのもなんですし…。興味はありながらも、なかなか実現しなかったのであります。今回は、今は横浜にいるK野さんち訪問とセットで企画。高尾山も一緒に歩きました。山に関しては、最初から最後まで全てK野さんちにお任せ。完全ビジターでございました。 ■電車を4本乗り継いで高尾山口の駅へ横浜から高尾山口までは何本か乗り継ぎます。地下鉄→JR横浜線→JR中央線→京王線。ウチらだけだと右往左往間違いなし…。5時半過ぎに出て、7時頃に登山口着です。早朝の電車は山靴履いてザック背負った人が多いです。関東は電車で行ける山が多そうですからね。高尾山口を降りたらそこが登山口。意外と人少ない印象。この時間は登山の人が中心。時間と共に観光客率が高くなりそう。 高尾山に登るルートはたくさんあります。山頂に登るだけなら6号路が手っ取り早いみたい。でも、初高尾山なので薬王院など主要部を巡りたいところ。かといって、1号路だと全舗装なので興ざめ…。で、間を取るような形で。琵琶滝まで6号路を使って、そこからケーブルカー駅の先に登る道を利用するプランを組んでくれました。
■6号路から表参道へケーブルカー駅の左から沢沿いの道に入ります。早朝の谷間はまだ暗いです。スカッと晴れたので冷え込みもそこそこあり。電車で高尾山…なんかよそ行きな気分ですね〜。琵琶滝で6号路を離れ、尾根に向けての急坂。少し登ると日が差してきて暖かくなりました。琵琶滝から登る道は人が多くないようです。
■表参道はいろいろあって楽しめます!高尾山の表参道に出ると、もうそこは観光地。たくさん人が歩いてます。ウチらも完全に観光客気分。高尾山の山頂までは色んなものがあって楽しい!写真撮りまくりで進まない…。もう完全に終わってるだろうと思ってた紅葉、少し残ってて目を楽しませてくれます。とにかくトイレが多い!2階建てのトイレもあったりで…。でないと、入込みに追い付かないんだろうな。
■高尾山の山頂は公園の広場みたい高尾山の山頂は平らな広場。ど真ん中に山頂の巨大な標柱が立ってます。今は人は疎らですが、時間と共に黒山の人だかりになるんだろうな。左手下には八王子の街、その先には東京都心方面。高層ビルがニョキニョキと生えています。そして前方には富士山!木曜日に雪が降ったと思われるので、白さが増したと思われます。横から日が当たっているので、陰影もいい感じ!朝イチよりも若干薄雲が出てきたのが気になるところ…。
都心の高層ビル群
■高尾山から城山に向かいます高尾山から先は一応登山道。道は広くて、急な坂は階段になっています。次なる目標は城山。1時間弱の行程なんですが、城山との間に紅葉台、一丁平と茶屋&トイレのスポットあり。それぞれ富士山の展望も。山の雰囲気自体はそんなに良くはないけど、茶屋など人工物と賑わいが楽しい雰囲気を作っていますね。 城山に登ると広い山頂の真ん中に2軒の茶屋。茶屋を囲むように、山頂一帯にベンチとテーブル!スゴイ数!今は空いてるけど、ピーク時には埋まってしまうの?いやあ〜これは初めて見る光景でした。2軒の茶屋で味噌のなめこ汁と醤油のなめこ汁。せっかくなので、それぞれ1つずつ注文。どちらも美味しゅうございました。ま、山での温かいものは、だいたい美味しいですが。
■城山から景信山へ城山を後に、景信山に向かいます。ここからは大半が杉の植林地の中を歩きます。やや興ざめな感じですが、道の整備具合は極上です。対抗者が来ても避けなくていいですからね。雰囲気的には登山道というより街道と言った方がしっくりきます。歩いてる人も、登山者というより通行人。そんなこともあってか、トレランの人がたくさんいました。来週には大会もあるようで… 景信山も広い山頂。東京の街方面も相変わらず見えています。遠くに見えるは筑波山かな?あと、スカイツリーもよく見えています。スカイツリーは生で見るの初めて!景信山にも茶屋があって、ベンチ&テーブルが広場一杯に並んでいます。ここでは自前の食糧を…。
■景信山から陣馬山へこの先も杉の植林帯が中心。この付近、忠実にピークを辿る道と、山腹を巻く道が用意されています。初めてなので忠実にピークを拾いながら進みます。途中にあった堂所山も忠実に…。稜線から100mほど飛び出した位置に山頂はありました。堂所山に立ち寄る人は少なそうです。明王峠を過ぎると、陣馬山本体の登りにかかります。 高尾山→城山→景信山→陣馬山と歩きますが、高尾山が一番低くて、だんだん高くなっていき、今回の最高点は最後の陣馬山。それでも822m。途中には峠だのなんだの、いくつもの分岐がありました。地図を見てみても、このあたりの稜線には全部登山道が付いてるんじゃなかろーかってほどです。杉から久しぶりに気持ちの良い雑木林に変わると、しばらくで黄緑色の人工物が…。陣馬山に到着です。 陣馬山山頂は園地ですね。有名な馬のモニュメント?を発見!写真撮っとかないと!ここまでの山頂の中で、開け具合は陣馬山が一番かな。ただ、天気はゆっくり下り坂なのか、空気に透明感がなくなってきました。富士山も水墨画みたいになってしまいました。北の方はまだ空が青いです。ところどころに目立つ山があるけど、何が何やらさっぱりわからず…。登山客は老若男女、観光客から登山客まで品揃え豊富!家族連れの比率が普通の山に比べて多いかな。
■相模湖駅に下山です陣馬山から陣馬高原に降りるのがガイドの載ってるルート。でも、中央線の駅にすんなり降りたい…ということで、いったん明王峠に戻って、そこから相模湖駅に降りるルートを選択。明王峠からの道もほとんど杉の中。相模湖駅までは完全に気持ちが下山モードに。そうなると身体も疲れてきます。このコース、計算上で距離にして21.8キロ、累積標高差で1318m。そりゃ疲れるわな。最後は与瀬神社に降り、中央道を渡って相模湖駅へ。
■下山して相模湖駅前のSAGAMIで腹ごしらえそして、本日の行程の最後に組み込まれていたのが『珈琲・食事 SAGAMI』。こじんまりとした店は登山客で賑わっていました。ピラフ(530円)、うどん[玉子、てんぷら入り](480円)、瓶ビール大(500円)、パフェ(480円)は今どきの価格ではないですな。老夫婦が昔からの値段を守っている感じでした。そうそう、今日は電車なのでビールが飲めるのであります!2人で大瓶2本飲んじゃいました!
相模湖からは16:33発の松本行の各駅停車で戻ります。明るかったら窓からの景色を楽しめるんですけどね…。すぐに真っ暗になりました。相模湖から座れて、大月以降はガラガラ。ボックス席だったら尚よかったけど。今回は自宅から平田駅までは車で来て、パーク&ライドを利用。なんだかんだ、公共交通機関は疲れますな。大糸線まで乗ってたら、さらに疲れてたかも…。運転は疲れる時もあるけど、やっぱり登山は車がいいな…を実感いたしました。 ***** 番外編 ***** 高尾山〜陣馬山登山は日曜日。土曜日は何年かぶりに東京へ。往きはASKが偶然にも身内の結婚式で千葉に行くと言うので、東京まで便乗です。山スキー用品店を中心に店巡り。目白のカラファテに行ってから神保町へ。石井スポーツとかさかいやとか回りました。カラファテは楽しかったけど、神保町の方は…。リサーチ不足だったかな。ザック背負って回るのも疲れた…というか邪魔だったし。
お昼は神保町の『共栄堂』へ。人気のあるスマトラカレー屋さんのようでした。お昼前に入ると、すんなり座れてタイミングよし!この辺、ウロウロしてると魅力的な飲食店がいっぱい。行列のできてた焼きそば屋さんが気になりました。 K野さんとこと合流し横浜へ。地下鉄の駅を降りたとこにある『スイーツガーデン ユウジアジキ』へ。ここ、食べログで4.29もあります!ランキングで見てみると、全国の22289店の中でナント1位!ヒョエ〜!このあとK野宅におじゃまし、宴会へと突入していったのであります。翌朝早いから早く寝たけどね。
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