石尊山 ハイキング信州ふるさと120山、軽井沢町の山に登ってきました 浅間山が間近に!
正月休みの最終日は軽井沢の石尊山に行ってきました。石尊山は浅間山の山裾にできた『オデキ』のようなモノ。山というにはちょっと…って感じで、登る意欲は湧いてきません。信州ふるさと120山に載ってたから登っただけです。登った感想としては…山頂からの浅間山の迫力はスゴイです。石尊山の付け根にある血の滝やおはぐろ池周辺もまずまずの観光地。ただ、下半分の単調なダラダラ登りが余分だな。 ■登山口がガイドブックによって違ってたりで・・・
■血の滝あたりからやっと・・・血の滝が近付いてきて、やっと登山道っぽくなりました。『←血の滝100m』とありました。100mなら行っておくか。左下を流れているのは濁川。その名の通り赤褐色に濁っています。水量の少ない濁流って感じか。少し上流に源泉があるんですが、湧き出た瞬間の水は透明なのに、しばらくで褐色に。空気に触れて化学変化でも起こすんだろか。 川沿いに進んでいくと血の滝はありました。5mちょっとの直瀑となっております。水の色が色だけに異様ですな。登山道には100m下流に戻ることになるけど、恐らく川岸の一段上を登山道が通っていると思われます。踏み跡を登るとすぐに登山道がありました。登山道からは上横の角度からの血の滝が見れました。登山道は血の滝のすぐ上流側を渡渉。
■濁川の源泉やおはぐろ池などさらに登って石尊山の付け根に来ると突き当りで、道は左右2つに別れます。右は源泉経由となってますんで、とりあえず右へ。すぐに源泉があって、その先にも道は続いているように見えたけど何か変。分岐まで戻って地図を見たら何か変。石尊山には北回りと南回りの道が書いてあります。てっきりその分岐かと思ってたけど、何か変…。分岐を左へ。 すぐにおはぐろ池。底の石とかは赤褐色だけど、水は青っぽく見える神秘的な池。ここから石尊山までが結構長く感じました。雰囲気は良かったです。石尊山の北側、浅間山裾とのコルは和風な感じの松林に。ここで初めて浅間山が見えました。ここから先、浅間山への登山道が続いているようですが、立ち入り禁止の大きな看板あり。行く人はいるんだろうけど、御嶽山のことがあるからなあ…。万が一でも噴火に遭ったら言い訳できん。
■石尊山山頂は浅間山の展望台!北側から石尊山へ。山頂の少し手前からが浅間山が一番よく見えました。大迫力で迫ってきます。1月になってるというのに、雪は辛うじて残るのみ。全くないことを思えば、少しだけでもあってよかった。少し雪があるだけで景色にアクセントが付きますからね。噴煙もしっかり見えてるし。右の弥陀ヶ城岩の崖がクッキリ!左のピークは黒斑山かトーミの頭かと思ってたけど、帰って地図見ると手前の剣ヶ峰のようでした。 北には大迫力の浅間山ですが、南側は広々とした景色が広がります。軽井沢に佐久平、その先には八ヶ岳や奥秩父の山々も。軽井沢プリンススキー場の先には妙義山も見えています。南側は逆光で白黒になってしまうのが残念。山頂は風が弱くて日差しは強力。1月とは思えない穏やかさ。ビール飲んでツマミ食って、珍しく山頂に1時間近くのんびりしました。誰もいなかったしね。
■下山もやっぱりかったるい帰りは南側からの登山道を…。休憩してる時から道を探してたんですが、みつからないんですよね…。地形図にも登山道が出てるし、山と高原地図にも実線で記載。だいぶウロウロしてみたけどみつからん…。仕方ないので来た道を戻ります。みつからなかった道の合流点を下る時に探しますが、それらしきものは発見できず…。う〜ん、よくわからん。源泉手前の分岐も意味不明だしなあ…。源泉の先を進んでも石尊山から離れていくだけに思えるし。よくわからん…。登山口までのダラダラ道。帰りはもっとウンザリでした。
温泉は東御市の北御牧へ。布引温泉御牧乃湯という温泉。平成の大合併で北御牧村と東部町が合わさって東御市になりました。北御牧は千曲川の南側にあるんですが、ほとんど立ち入ったことがないです。用がある場所じゃないですからね。温泉は道の駅と併設になっています。こんなとこに道の駅があることも知らなかったです。温泉は可もなく不可もなく。
|