御嶽山 黒沢口から二ノ池まで御嶽山の立入規制が少し解除になったので行ってきました 二ノ池
御嶽山の入山規制が少し緩和されたので登ってみました。緩和によって、石室山荘上から摩利支天乗越までが開通となり、黒沢口から濁河温泉まで通り抜け可能となりました。山頂まで行けるのは、まだまだ先でしょうかね…。あわよくば五ノ池小屋あたりまで足を伸ばす予定でしたが、天気がイマイチだったりで、二ノ池までの往復です。登山口からずっとガスガスだったけど、二ノ池まで登ったところで晴れてくれて、一矢を報いた感じでした。 ■登る人、少ない感じですね〜予報は曇りだったけど、降水確率が10%だったので行ってみます。里は青空も見えてたけど、御嶽山はすっぽり雲の中。登山口に着く直前には霧雨も…。どうしようかなあ…と駐車場でしばしウダウダ。本降りの雨にはならなそうだし、このまま帰っても仕方ないし、ダメ元で登ってみることにします。黒沢口の駐車場には5〜6台ほど。ロープウェイを使う人が多いとは思うけど、少ないんじゃないかと思われます。 しばらく針葉樹の暗い道。曇ってるので、なおさら暗いです。そのわりに蒸し蒸しして汗はかきます。小1時間で七合目。ここでロープウェイからの道が合流するけど、まだ動いてないので静か。しばらくで針葉樹が灌木になりますが、登山道は掘れていて展望はナシ。ガスに包まれていることだけわかります。
■八合目に来ても雲は取れません・・・八合目に着くと開けるんですけど、相変わらず山頂は見えません…。でも、心なしか全体的に雲が上がっているように感じました。せっかくなのでもうひと登り。登るぶんだけ雲の底も上がってきている実感はありました。上は雲雲だけど、振り返ると下の景色はあったりで。石室山荘を越えると、上空も青空がのぞくようになりました。
■上に上がると雲が取れてくれました!稜線?に出ると、それまであった雲がスーッとなくなって、継子岳や青い三ノ池が!キレイですね〜!ダメ元で登ってきた甲斐がありました。でも、これから五ノ池小屋まで行くのはなあ…。もう少し進むと二ノ池に出ました。太陽が出てないと寂しい景色ですが、太陽が当たると途端にエメラルドグリーンの素敵な景色に!ホント来た甲斐があった!とうことで、今日はここまでとします。
■御嶽山の現状さて、御嶽山の噴火の状況ですが、二ノ池は東半分が火山灰で埋まってます。もともと浅かったようではありますが…。雲が切れた時に山頂らしきとこが見えます。もうすぐそこなんですが、規制が解除されるのはまだ先でしょうね。頂上付近の小屋も見えました。火口の反対側が見えてるわけだけど(写真)、火口側はもっと悲惨なんだろうなあ…。斜面には火山灰がセメント化して、まだら模様で残っています。ハイマツなどの植物は焦げてるのが多かったですね。それでも、全体的には自分の想像よりは平常に近い気がしました。
■下山する頃にはすっかり晴れに!下るころにはすっかり晴れてきました。中央アルプスは間にある雲が邪魔してますが、ところどころ見えてます。北アルプス方面は乗鞍岳は雲の中。常念の山並みは晴れてそうです。振り返ると、登りでは全く見えなかった御嶽山の山頂部。上は風が強くて休めなかったので、石室山荘の下でゆっくり休憩です。ちょうどロープウェイで登って来た人たちとすれ違いです。 あとは下るのみ。下りは早いですな。つまらんけど、あっという間に下山でした。御嶽山はホント久しぶりだったけど、いい山でした!いつ以来かと調べてみると、2002年にスキーで来て以来でした。だいぶご無沙汰してました。夏山ではなんと1994年以来。田ノ原から登ってました。なので、この黒沢口からはお初なのでした。今度は濁河温泉から二ノ池まで登ってみたいな!
■下山後は・・・温泉はちょっと寄り道になるけど、やまゆり荘へ。物味湯産手形で入浴。ここもお客さん少なかったです…。このあと、T世さんは岐阜の実家へ。ワタクシは木曽福島駅から電車で安曇野に戻ります。塩尻までは空いてるのでビールなど飲みながら優雅に!
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