焼岳 紅葉ハイキング紅葉は置いといても、焼岳のポテンシャルは高いです! 焼岳の斜面と穂高
2016年体育の日3連休最終日は焼岳へ。ホントは遠くにお出掛け予定だったけど、天気が悪くて自宅待機。最終日に晴れそうだったので焼岳に登ったという次第であります。焼岳は近くて良い山。だけど、百名山に入ってることもあってか人気が高いです。混むのを嫌って、なかなか足が向きませんでした/…。でも、今回は混むのを覚悟で行って参りました。行ってよかった。やっぱり焼岳は素晴らしい!
■一番心配だった駐車場所はなんとかクリア焼岳登山の核心は車を止める場所。安房峠の旧道の途中に登山口があって、周囲は道幅が広くなってて駐車可。しかししかし、このスペースでは足るはずもなく、週末ともなれば溢れかえること必至。しかも今日は体育の日。登山口からかなり離れたところに置くことを覚悟しました。実際に行ってみますと、登山口に近いところは既に埋まってましたが、徒歩5分圏内に止めることができました。ひと安心です。 登山口からりんどう平に出るまでは、とくに見どころもなく、黙々と登る感じ。少しの間だけ立派なブナ林を歩きます。色付き始めといったとこですね。車はたくさんあったけど、歩いてみると人はそれほど多くなかったです。
■りんどう平からが焼岳のクライマックスりんどう平は焼岳のビューポイント。少し広くなってるんですが、昨日の雨の影響かぬかるみが酷い…。休憩ポイントになってるけど、これでは無理…。団体さんもたむろしてたし。写真だけ撮って先に進もうと思ったら、なんと!ちょうど日が陰ってしまいました。小さな雲だったのでしばらくで太陽復活。いい眺めでした。 いい眺めのりんどう平から先は、さらに眺めがよくなります。少し登ると焼岳の斜面から穂高が見え始めます。振り返ると霞沢岳が見えるけど、こちらは逆光でイマイチ。日が高くなる帰りに期待かな。その手前には下堀沢の右岸台地が広がります。ダケカンバの黄葉がキレイ!正面には焼岳本体。そして、左手の斜面がなんともキレイ!笹が明るい黄緑で、そこにポツポツと紅葉した灌木が生えています。りんどう平までは黙々と登るのみでしたが、りんどう平から先は景色が良くて前に進みません…。
■焼岳の山頂へ 展望バツグン!焼岳の山頂はさらに展望が良くなります。展望の主役はなんといっても穂高。扇状に広がる岳沢と奥穂、前穂の見え方がいいです。梓川の流れもいい感じ!上高地っていい立地なんだなと、改めて感じる次第です。穂高の左には槍、西鎌尾根から笠ヶ岳につながる稜線が一望できます。南には乗鞍岳。そんな素晴らしい展望を独り占め…なんてできるわけない。大勢の人が山頂からの景色を楽しんでいました。
■名残惜しいけど下るとしましょうか・・・下りは登りの時より太陽が高くなり、鮮やかさがさらに増します。登りの時に撮った写真を撮り直すような格好に。気持ちが下山モードになることもなく、景色を楽しみながら下ることができました。これも、りんどう平まで。りんどう平から先はちゃんと下山モードに。車道に出ると路駐の列が大きく伸びていました。さすが晴れた体育の日の焼岳!
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