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北沢峠からは尾根コースをたどって甲斐駒ヶ岳へ。九十九折の展望のない道が続いたが、双子山あたりから開けてくる。
駒津峰からの展望は最高(写真)。南アルプス北部の山々、伊那谷が見えていた。
六方石の痩せ尾根を通過し、山頂へは岩稜の尾根コースを登った。ハイペースで登ったため息が切れたが、あっという間に山頂に到着。 |
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駒津峰では最高の景色だったのに、山頂に登ったら写真のようなありさまに。ガックリだ・・・。
これがこれから続くに甲斐駒ヶ岳5連敗の序章であった。今まで(2003年現在)夏、秋、冬と6回甲斐駒ヶ岳に登ったが、はじめの5回は全て展望なし。駒津峰までは晴れというのは何度かあったが、不思議と山頂に登るとガスってしまった。初勝利は梅雨の真っ最中。天気度外視で黒戸尾根日帰りをした時だった。次回は冬の快晴を狙って登りたいものだ。ただ、狙うとガスりそうで・・・。 |
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翌日は仙丈岳へ。小仙丈経由で登った。樹林帯の登りだったが、時折背後には昨日登った甲斐駒ヶ岳の雄姿があった。また、少し登ってからは左手に北岳が聳えているのも見えた。
潅木になってから、小仙丈への急登は苦しかったが、展望が開けてきたので気分的には疲れは感じなかった。 |
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小仙丈からの眺めは素晴らしかった。北沢峠を隔てての甲斐駒ヶ岳(写真)、左に富士山付きの北岳、仙丈岳山頂の眺めが絶品。山頂よりも少し低い位置から見るせいか、山頂からの眺めよりも迫力があるような気がする。
ここから山頂までは、森林限界上の快適な尾根歩きだ。 |
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昨日とは打って変わって山頂では快晴!山頂で一緒になったドカベンの山田太郎似の人と写真撮影。山頂には野球のホームベースの形をした石がたくさんあった。せっかくだったのでドカベンさんにキャッチャーをやってもらって記念撮影(写真)。 |
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仙丈岳の山頂からは北岳が近くて大きい。また、北岳から南に続く白峰三山が雄大だ。来年は是非あそこを歩いてみたいと思った。
仙丈から北岳を見るにはやっぱり午後ですね。朝は逆行になって、黒っぽくなってしまいます。尾根の線も見えないし・・・。午後になると天気が悪くなるということもあるので、そこは難しいところですが・・・。
甲斐駒ヶ岳は開幕5連敗したが、お隣のこの仙丈岳は開幕5連勝を飾っていて、現在(2003年)も更新中。 |