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白馬三山

猿倉から大雪渓を登り白馬岳で1泊、杓子岳、鑓ヶ岳と縦走して鑓温泉経由で猿倉に下山
 
 山域  北アルプス 後立山連峰  白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳
 山行日時  1994年7月21日〜22日
 登山形態  無雪期 一般道
 メンバー  M田
 行程  1日目  猿倉⇒白馬尻⇒白馬山荘
 2日目  白馬山荘⇒杓子岳⇒白馬鑓ヶ岳⇒鑓温泉⇒猿倉



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猿倉山荘の脇から登山道に入るが、すぐにまた林道となる。雪のかけらもなかったが、白馬尻にくるととたんに雪が出てくる。大雪渓の末端だ。

平日というのに、大雪渓は行列ができていた。さすが人気の山だ。平日でこれなんだから、休日ともなるとホントにすごい行列になるのだろう。山小屋の快適さとかも考えると、本当に平日休みの仕事でよかった。
大雪渓の谷間には雲が詰まっているようだ。上空は真っ青な空が広がっているので、稜線に出たら素晴らしい展望が待っているに違いない。葱平で雪渓は切れ、お花畑となる。高山植物はきれいだとは思うが、なかなか名前を覚えるまではいかない。

残念ながら稜線に出ると曇り気味。午後になって沸いてきたみたいだ。白馬山荘のスカイラウンジというレストランで食事。山小屋にこんなレストランがあるなんて、信じられなかった。生ビールがうまい!
翌日もすっきりしない天気。ベースは晴れなんだろうけど、山には雲が沸いてきているという感じだった。

杓子岳、鑓ヶ岳には山頂を巻く道もついていたが、せっかくなので忠実に稜線を歩いて、両山頂には登っておいた。

稜線から離れて少し下ると大出原。ここも大規模なお花畑になっていた。さらに下ると鑓温泉。もろ露天風呂で、おじ様たちが気持ち良さそうに入っていた。手をつけてみるとえらい熱かった。入浴はせずにそのまま下った。
ここからが長かった。下りというよりもほとんどトラバースのようなものだ。まあ、クルッと回って猿倉に戻れるのだから・・・。杓子沢を横切るところから見る杓子沢は圧巻だった。小日向のコルを乗越し、ダラダラと猿倉まで下った。

今回の白馬岳、天気がイマイチだったのが残念。大雪渓、お花畑、無機質な稜線・・・と変化に飛んだ山なだけに・・・。近いうちにまた来たいところだ。

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