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八ヶ岳(阿弥陀岳〜硫黄岳)

美濃戸から行者小屋に入り、阿弥陀岳⇒赤岳⇒横岳⇒硫黄岳と回ってきました
 
 山域  中央アルプス  木曽駒ヶ岳、三ノ沢岳
 山行日時  1994年8月29日〜30日
 登山形態  無雪期 一般道 小屋泊まり
 メンバー  単独



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■8月29日   晴れ時々曇り   美濃戸口⇒行者小屋⇒阿弥陀岳⇒赤岳⇒横岳⇒硫黄岳山荘

■8月30日   晴れ時々曇り   硫黄岳山荘⇒硫黄岳⇒赤岳鉱泉⇒美濃戸口


前の週に八ヶ岳を計画していたが、天候が不安定だったのでこの週に持ち越した。太平洋高気圧の圏内ではあったが、やや不安定なようで、午後は雷雨があるかも・・・とのこと。山で雷に遭ったらいやだろうなあ・・・。まあ、稜線にいる時でなければ大丈夫でしょう。奈良から車を走らせて、前日は美濃戸口の駐車場で泊まった。


美濃戸口から林道を1時間弱歩いて美濃戸へ。すると駐車場があって、車がたくさん止まっていた。美濃戸まで入れることを知らなかった・・・。美濃戸からは阿弥陀岳が見えた。

南沢の道を行者小屋へ向かう。はじめ少し登ったら、あとはほとんど傾斜のない道となる。行者小屋の手前、河原状の開けたところから赤岳が見えた(写真)。
行者小屋に着く。どこをどのように登るかあまり考えていなかった。とりあえず、阿弥陀岳に向かう。阿弥陀岳の直下は結構傾斜があって疲れた。中腹からは大迫力の赤岳が望めた(写真)。

阿弥陀岳の展望は申し分ない。八ヶ岳の主稜線からチョコンと西にはずれて聳えているので、硫黄岳から権現岳にかけての稜線が大パノラマで楽しめる。
横岳はピークとしては目立たないが、その荒々しい西壁が目を引く。八ヶ岳は裾は広大だが、山頂直下はどの山も急峻だ。

次は赤岳を目指す。直下はハシゴあり、鎖ありの険しい岩場だった。さすがに八ヶ岳の主峰といったところで、山頂には大勢の人でにぎわっていた。また、登りやすく、大衆性が強そうで、そんぶんゴミも多かったように思う。虫も多かった。
とくに急いで歩いているわけではないが、コースタイムを大幅に上回って、赤岳の時点でまだお昼にもなっていない。泊まるなら赤岳周辺だと思っていたのに、お昼ではまだ早すぎだ。硫黄岳に向かう。硫黄岳山荘にはあっけなく着いた。余裕で下山できる時間だったが、せっかくなので稜線の小屋で泊まろう。硫黄岳山荘で受付。

ヒマなので硫黄岳に行く。のっぺりとした山頂にはケルンがいっぱい立っていた。日没まで山頂にいて、きれいな夕日を見ることができた。
2日目も晴れ。昨日は槍ヶ岳まで見えたらしいが、今日はそこまで空気が澄んでいないようで見えない。硫黄岳でしばらく展望を楽しんだ。赤岳鉱泉に向けて下る。下りになると、気持ちも一瞬で下山モードになる。早く帰りたくて、スタスタと下っていった。


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