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天狗岳/北八ヶ岳

(1998年の正月は、渋の湯から天狗岳に登ってきました)
 
 山域  北八ヶ岳 天狗岳
 山行日時  1998年1月2日(金)
 天気  快晴
 登山形態  積雪期 一般道
 メンバー  M国、M下
 行程  渋ノ湯⇒黒百合ヒュッテ⇒天狗岳⇒渋ノ湯



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大晦日からM国さんたちがウチに泊まりに来ていた。大晦日は野麦峠でゲレンデスキー、元旦は一日ゴロゴロしていた。2日こそは山に登ろうと、北八ヶ岳の天狗岳に登ることにした。

前日、南岸低気圧の影響で、自宅のある穂高町にも雪が降った。八ヶ岳方面もきっと雪が降ったことだろう。快晴の予報だったが、起きた時はどんよりとした曇り空。諏訪湖の真上にもどんよりとした雲が居座っていたが、その向こうにははっきりと八ヶ岳の姿が確認できた。

渋の湯(8:15)⇒分岐(9:11〜32)⇒黒百合ヒュッテ(10:42〜11:15)⇒東天狗岳(12:47〜13:43)⇒黒百合ヒュッテ(14:50〜15:20)⇒分岐(15:54〜16:05)⇒渋の湯(16:30)


高いなあ・・・と思いつつも、1000円払って駐車場に車を止める。渋の湯あたりで積雪は10〜20センチ程度。案内板には「黒百合ヒュッテの積雪は40センチ」とあった。八ヶ岳の正月というと、だいたいこんなもんなんだろう。


黒百合ヒュッテ
今回は新兵器としてプラブーツとショートスキーを持ち込んだ。尾根までの急登ヲ終え、尾根状に出たところで、試しにスキーを履いてみた。歩いてみると思いし、露岩や木の根っ子が邪魔になって歩きづらい。こんな感じの山では使えそうにない。

黒百合ヒュッテには10張くらいのテントが張ってあった。真昼間で10張あるということは、夕方になるとさらに多くなっていることだろう。黒百合ヒュッテは気持ちの良いところだ。快晴で由貴が光ってまぶしい。
天狗岳山頂から南八ヶ岳方面の展望
中山峠から少し登ると、見晴らしの良いところに出た。北、中、南アルプス、御岳、乗鞍・・・・、と申し分のない展望だ。反対側の浅間山、奥秩父の山々が思ったよりもずっと近く感じた。

山頂に登ると、南側の展望が開ける。南八ヶ岳の山々の連なりが素晴らしい。北側は広々とした高原状となっている。思ったよりも時間を食ったので、今回は西天狗はパスすることに。
天狗岳山頂から北八ヶ岳方面の展望
同じ道を戻っても芸がないので、帰りは天狗の庭コースへ。見た目こっちのほうが早そうに見えるが、地図のコースタイムでは尾根通しが早い。実際歩いてみると、なんやかんやと手間を食う道で、やっぱり地図のコースタイムのほうが正しいようだ。

黒百合ヒュッテからはとんとん拍子で下る。分岐からヒュッテまで2時間10分かかった登り、下りはわずかに34分だった。まあ、登りに弱くて下りになると元気が出るM国さんがいるので、こういう結果になるのだが・・・。


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